【目次】
・職場などにいる面倒くさい人の特徴とは?
・人間関係を壊さず面倒くさい人から離れる方法
・面倒くさい人の取扱説明書になる本を紹介
・私は大丈夫?面倒くさい人診断で自己チェック
・自分が面倒くさい人にならないためには?
・面倒くさい人とは上手に付き合うことが大切
【目次】
職場などにいる面倒くさい人の特徴とは?
ここからは、職場などにいる面倒くさい人の特徴を5つ紹介します。普段面倒くさい人と思っている方が、この中に当てはまっているのかチェックしてみてください。
■自分語りが多い
まず、自分語りが多い人は面倒くさい人に当てはまる傾向にあります。たとえば、質問をしたことについて、簡潔に答えてもらいたい場合があります。面倒くさい人に当てはまる場合は、相手の時間を奪ってしまうことを考えずに、自分の話を一方的に話してしまうのです。
自分語りをしてしまう人の潜在意識では、承認欲求があります。自分がすごいことを相手に示して、認めてもらいたいという心理が働いていることが多いです。すごいことを知ってほしいと思うあまり、相手のことを考えない面倒くさい人になってしまいます。
■自己中心的な行動をする
面倒くさい人の特徴で、自己中心的な行動をしてしまうことが挙げられます。自分のことしか考えていないので、振る舞いが横暴になることも。たとえば、自分の意見に周りが同調しない場合、不機嫌になってしまうことがあります。
自己中心的な人は、あまり協調性がありません。そのため、次第に周りが付いていくことができず、最終的には人が離れていってしまうでしょう。
■マイルールを曲げることができない
面倒くさい人はマイルールが強く、他のルールやシステムが気に入らない場合、文句を言って変えたがります。確かに、ルールやシステムがあまりにも非効率な場合は、別の案を提案することは問題ありません。
しかし、面倒くさい人は効率を考えずに、自分が気がすむまで文句を言ったり反発してしまったりするのです。中にはルールやシステムを無視して、好きなように行動してしまう方もいます。
■自分の意見を最後に言う
一見関係が無いように思えますが、自分の意見をあとになってから言うことも面倒くさい人と認定されている方の特徴です。
何を食べるか質問した際、「何でもいいよ」と答える人が多くいます。そこで、相手が店を指定して従う場合は問題になりません。しかし、そこになって「◯◯のお店は嫌だ。」と意見を言いだす人がいます。
これでは後出しジャンケンになってしまい、言われた方も気持ちよくありません。あまりに多いと面倒くさい人と認定されてしまいます。
■苦手な人を徹底的に攻撃する
苦手な人を徹底的に攻撃してしまう人も、周りからは面倒くさいと思われてしまいます。面倒くさい人は自分だけでなく周りの人も巻き込んで、集団で攻撃したがることも特徴です。
誰でも苦手な人はいますが、あえて攻撃しようとする子どもっぽい性格の方は面倒くさい人と周りから思われています。一見周囲が同調しているように見えたとしても、怒らせると面倒くさいからと表面上付き合っているパターンも多いです。
人間関係を壊さず面倒くさい人から離れる方法
ここからは、人間関係を壊すこと無く、上手に面倒くさい人と距離を取っていく方法について解説します。以下を参考に面倒くさい人を敵にまわすことなく、うまく離れていってください。
■相手の言っていることを真剣に聞きすぎない
相手の話していることをあまり真剣に聞きすぎると、疲れてしまいます。面倒くさい人は、真剣に聞いていると思うと嬉しくなって余計に話が長引いてしまうのです。興味が持てない話を長々と聞くのは、ストレスが溜まってしまいます。
よって、面倒くさい人が話しているときは、聞き流しながら適度に「そうですね」や「なるほど」など当たり障りない相槌を打ってあげましょう。
■自分から話題を与えない
面倒くさい人に、自分から話題を振るのはやめましょう。話題を振ってしまうと、面倒くさい人は「自分との時間を楽しんでくれている!」と勘違いしてしまいます。その状態が続くと会うたびに話しかけられてしまい、時間を奪われてしまうことも。
面倒くさい人にはパーソナルな情報や話題を提供せず、限られた場所だけの関係を築いていくことをおすすめします。話題提供をしないことで、相手も深く踏み込んでくることはなくなります。
■会話するときは時間制限を設ける
面倒くさい人と会話をするときは、時間制限を設けるようにしましょう。面倒くさい人は、自分が話し終わるまで時間を要することがあります。そのまま聞いていると、時間を奪われてしまうことも。
会話の前に「〇〇さんと約束してて時間がないけど、どうしたの?」のように、約束があることを言っておきましょう。あらかじめ伝えておくことで、会話の途中で切り上げて立ち去ることができます。
ただし、「3分で終わらせて!」など具体的に言いすぎると、相手も傷ついて逆恨みしてしまう可能性も。伝え方には配慮しましょう。
■面倒くさいことを指摘してあげる
上記の方法でも面倒くさい人がうまく離れてくれない場合は、きちんと指摘してあげることも大切です。面倒くさい人は実は無自覚に行動していることがほとんど。相手に指摘してあげることで、性格を直すきっかけにもなります。
しかし、まれに指摘されて怒ってくる人がいるのも事実です。怒ってくる人は、あまり気にしないようにしてください。嫌われても離れていくだけなので、結局自分が望んだようになると割り切りましょう。
■距離を置いてみる
どうしても面倒くさい人と関わりたくない場合は、距離を置くように努めましょう。具体的な方法は以下の通り。
・必要な会話しかしない
・近くに行かない
必要な会話以外はしないようにしましょう。そうすることで、面倒くさい人に関わらずに済みます。また、近くに寄らないこともいい方法です。近くに寄らなければ、相手に話しかけられることもありません。
しかし、あからさまに避けるといじめられていると捉えられてしまうこともあります。適度に距離を取るように心がけましょう。
面倒くさい人の取扱説明書になる本を紹介
ここでは、面倒くさい人の取扱説明書になるような本を紹介します。めんどくさい人が周りにいる場合は、参考にしてみてください。
おすすめ・1『「めんどくさい人」の取り扱い方法』
職場にも友達関係にもいる面倒くさい人を取り上げて、なぜ面倒くさい人になっているのか紐解いてくれる本です。人気心理学者である渋谷昌三さん執筆で、面倒くさい人と対話するときのテクニックも教えてくれます。
おすすめ・2 『かかわると面倒くさい人』
面倒くさい人にストレスを溜めている方におすすめの本です。面倒くさい人の心理タイプを10個に分類しています。深層心理のメカニズムまで解説しているため、心理学の知識がない人でも理解しやすい内容です。
おすすめ・3 『私を振り回してくるあの人から 自分を守る本』
面倒くさい人に振り回されていて、疲れてしまっている人におすすめの本です。めんどくさい人は、自分が嫌なことを押し付けて来ることがあります。そんな場面で、相手に嫌な印象を与えずに回避する方法などを解説する一冊です。
私は大丈夫?面倒くさい人診断で自己チェック
ここからは、自分が面倒くさい人になっていないかチェックしてみましょう。以下の診断に当てはまるか確認してください。
・悲観的な性格である
・自分の成功体験を知ってほしいと思う
・誰かのミスは注意せずにいられない
・融通が利かない人間だと思う
・評価されている人を見ると妬ましく思う
・自分の意見が通らないと頭にきてしまう
これらに当てはまっている数が多いほど、面倒くさい人になっている確率が高いです。では、面倒くさい人になっていた場合どのように直していけば良いのでしょうか?以下でご紹介していきます。
自分が面倒くさい人にならないためには?
ここからは、面倒くさい人にならないために、気をつけるべきことを3つ紹介します。以下を参考に面倒くさい人から卒業しましょう。
■落ち込んでいることを態度に出さない
落ち込んでいるからと言って、機嫌を態度に出すのはやめましょう。確かに、気にしてくれる誰かに相談に乗ってもらうことは楽です。しかし、察する側は気を使いますし、かなりの負担になります。
度々同じことをしていたら、周囲は疲れてしまいます。落ち込んで話を聞いてもらいたい場合には、自分から相談に乗ってもらいたいことを相手に伝えましょう。
■自分語りをしないようにする
自分語りをしてしまうと、自慢ばかりする人だと思われてしまいます。確かに、自分の話を聞いてもらえるのは嬉しいことです。しかし、一方的に話されても聞いている側は疲れてしまいます。
適度に対話をして、相手の話も聞いてあげるようにしましょう。そうすることで、いい関係を築くことができます。
■周りの話をよく聞いて意見を取り入れる
物事を考えるときは、周りの意見をしっかり聞くようにしてください。面倒くさい人は悪気はなく自分が正しいと思い込んでしまいます。しかし、中には違う意見もあって良いこともあるのです。
もしも考えていることと違う話が出ても、ぐっとこらえてしっかり聞いてあげましょう。いろんな意見をブラッシュアップして自分の考えも述べると、話が分かる人だと印象づけられます。
面倒くさい人とは上手に付き合うことが大切
今回は、面倒くさい人について紹介しました。面倒くさい人は、特徴を捉えてうまく距離を取っていくことが大切です。今回ご紹介した対処法を参考にしてみてください。
また、面倒くさい人にならないよう自己診断も紹介いたしました。自分が面倒くさい人になっていないか心配な方はチェックして、対策を取っていきましょう。この記事を参考に、面倒くさい人から離れてストレスから解放されましょう。
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