発送させていただきます
「発送」もよく使う言葉ですが、あらためて意味を辞書で調べると「荷物や郵便物を送り出すこと」を表すことがわかりました。データや人に対しては使いませんが、物を送る場合は、「発送させていただきます」に言い換えるのもいいですね。
上述した「ご依頼のサンプルを送らせていただきます」の「送らせて」は、「発送させて」に言い換えることができます。
例文:ご依頼のサンプルを発送させていただきます。
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送付させていただきます
メールやFAX、データなどは「送付させていただきます」に言い換えることができます。また、品物や書類を送る際にも使いますが、人に対しては用いません。
例文:後ほど、ご案内のメールを送付させていただきますので、ご確認ください。
添付させていただきます
「添付させていただきます」はメールや資料に、他の書類やデータなどを付け添える場合に用いる表現です。品物と人には使用しません。
例文:メールに見積書と請求書を添付させていただきます。ご確認ください。
同行させていただきます
「同行」は、一緒に連れ立って行くことを意味します。また「主たる人に付き従って行く」という意味も持ちますので、上司の仕事に付いて行く場合などにも使える表現です。
例文:部長、私が来月の出張に同行させていただきます。必要な準備などがあればご指示ください。
~までご一緒させていただきます
人を送る場合は「~までご一緒させていただきます」を使います。「ご一緒」は「連れ立つ」や「ともに行く」という意味。同行する相手を敬う表現です。「~」には駅や会場などの目的地が入ります。
例文:よろしければ最寄りの駅までご一緒させていただきます。
英語表現とは?
「送らせていただきます」を英語で表すと、「I will send ~」となります。
例1:I will send you documents.
資料を送らせていただきます
例2:I have attached the file to this email.
ファイルをこのメールに添付して送らせていただきます
最後に
「送らせていただきます」は、物や情報、人を送る際に用いるフレーズです。敬語表現として正しいとされていますので、目上の人に対して使っても問題ありません。また、シーンに合わせて、言い換え表現を使うのも一つです。ビジネスシーンだけでなく普段の生活でもぜひ活用してください。
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