頑張りすぎないのが今っぽいナチュラルロブ
こなれ感のある大人のゆるふわオーラが漂うミディアムボブ。張り切りすぎない感じが、今の気分にぴったりです。Aラインシルエットなので、毛量が多い人や広がりやすい人でもつくりやすいのが特徴。逆に、髪が細くてボリュームを出したい人にもハマります。
カット
鎖骨下4〜5cmのゆるやかな前上がりボブ。グラデーションカットを施してまとまりをよくし、レイヤーでふわっとした毛流れをアシスト。前髪はリップラインに設定してレイヤーでつなげ、かき上げる。
カラー
9トーンのカーキベージュ。赤みを抑え、透け感のあるカラー。透明感のある肌に見せてくれる効果もアリ。
パーマ
基本的にはなし。直毛でピンとしている人、自分で巻くのが苦手な人はゆるくクセづくパーマをかけておくと、スタイリングが楽。
スタイリング
全体を上下で分け、32mmのカールアイロンで下側は外ハネに、上側はミックス巻きに。ソフトなトリートメントワックスを手に広げ、毛先から軽く揉み込む。
【レイヤー】結べるボブのおすすめヘアスタイル
くびれヘアの進化系! ナチュラルウルフボブ
ウルフカットで頭の形がキレイに見えるロングボブスタイル。顔まわりのレイヤーが軽さと動きを出してくれるのもポイントです。ウルフカットというと個性的なスタイルというイメージをもっている人もいるかもしれませんが、人気のくびれスタイルの進化版といった感じ。バランス次第で理想のシルエットが見つかる可能性も大。ちょっとだけいつもと違う自分に挑戦してみたい人にもおすすめです。
カット
個性的になりすぎないように少し重めに仕上げた、さりげないウルフカット。上部は丸みをつけると頭の形がキレイに見えます。顔まわりにもレイヤーを入れ、軽さと動きが出るように仕上げて。襟足部分はレイヤーを入れて段差をつくることでくびれもでき、どんな顔型にも似合うシルエットが完成します。
パーマ
カットの段差に合わせてワンカールパーマをかければ、ドライだけでセットが完了! パーマやアイロンを使わない場合もベースのシルエットが出来上がっているので、サッと整えるだけでおしゃれヘアに仕上がるため楽ちん。
スタイリング
カールアイロンで毛先は外ハネ、表面を内巻きにすれば仕上がる簡単スタイル。軽めのオイルでツヤとふわっと感を出すのがおすすめ。
色気ニュアンスをもたらす美人ボブ
ボブというとAラインやIラインなど角のあるイメージですが、柔らかさを出したいときはレイヤーの力を借りて。レイヤーを入れるとスタイリングしたときに髪がより動きやすくなり、顔まわりや毛先に曲線が生まれてこなれ感と色っぽさが漂います。普通のボブが飽きてしまった人も長さを変えることなくイメチェンできるので、ぜひお試しを。美人度を上げてくれるスタイルは好感度も◎
カット
ベースは、肩上の長めのボブ。グラデーションとレイヤーで、シルエットを補整しながら動きを出しやすくする。前髪はリップラインに設定し、そこを起点に表面のレイヤーをつなげる。
カラー
カラーはダークアッシュ。気になる地毛の赤みを消し、肌色をくすませない程度のアッシュにすることが大事。透明感を演出できる。
スタイリング
前髪は毛束を真上にもち上げ、細めのマジックカーラーで内巻きに。トップには太めのマジックカーラー3個を使い、内に巻いておく。毛先はアイロンでワンカールの外巻きにして、マジックカーラーを外してから全体をほぐす。バームをなじませて束感を出してできあがり。
くびれをつけたメリハリボブ
レイヤーを上手に取り入れ、動きを感じるくびれシルエットにしたり、ふわっとエアリーな質感を加えたりして、大人っぽさとかわいらしさを兼ね備えたスタイルに。レイヤーが入っていると、トップがペタンとしがちな場合でもスタイリングでふんわり感がつくりやすくなるのもうれしい。ギリギリ結べる長さをキープしているため、おしゃれしたいけれど多忙なワーママにもぴったりです。
カット
ベースは鎖骨ラインのボブ。ハチ上の表面にレイヤーを入れ、ふんわり感とくびれを出しやすくする。注意したいのは、裾の重みは残したいので必ず“表面のみ”にレイヤーを入れること。前髪は、あご下からレイヤーでサイドにつなげて。
カラー
ツヤと柔らかさを重視したシフォンブラウンカラー。ダークトーンで落ち着いた雰囲気に。
スタイリング
まず、38mmのマジックカーラーで前髪を後ろに向けて巻いておく。32mmのカールアイロンを使い、裾はすべて外ハネに。こめかみから上の表面の髪の毛先は内巻きにすると、ちょうどいいくびれができる。マジックカーラーを外し、毛流れが自然になるように整えながら手ぐしでバームをなじませる。
【切りっぱなし】結べるボブのおすすめヘアスタイル
フェミニンなニュアンスボブ
カットラインがはっきりしていると芯のある意思を感じられるため、自分をきちんともっている大人の魅力を際立ててくれます。近寄りがたい強さは避けたいから、柔らかさや軽やかさを取り入れてバランスを調和させること。全体的に長さがあるため、合う質感や顔の形を選ばないオールマイティさも人気の理由。
カット
あご下で平行にパツンとカットする。サイドはリップライン付近に段差がつくようなカットを施し、前髪は薄め&長めにする。
カラー
明るめのシフォンベージュ。透け感のあるまろやかな色味。
スタイリング
カールアイロンを使い、全体の毛先はほのかな外ハネにする。前髪とサイドの段差は、毛先が少し曲がるくらいにクセづけ。100円玉代大のオイルを手にのばし、髪の内側からつけて全体にまんべんなくなじませる。前髪や顔まわりは指でつまみながら束をつくり、最後に粗歯のコームでとかして整える。
洒落感たっぷりの切りっぱなしボブ
肩にぎりぎりつく長さの、ぱつんとしたカットラインがおしゃれなミディアムボブ。肩先で自然にハネるから、「髪は切りたくないけど野暮ったさはなくしたい」「クセが気になる」という人はぜひお試しを。さらにぴったりなのは面長の人。このくらいの長さにすることでバランスがよく見えて、顔型が気にならなくなります。結ぶこともできるけれど、ストレート+オイルでカジュアルモードな雰囲気にしてみたり、時間があるときはアイロンで波ウエーブにしてみたりと、幅広く楽しめるスタイルです。
カット
全体は鎖骨くらいの長さにカット。前髪は眉下でシースルーにする。髪が多い場合は、すきすぎない程度に毛量調節を。
カラー
やや明るめのベージュカラーでワンメイク。フォギーで温もりのあるカラーは、肌の透明感をアップさせる効果もあり。
パーマ
直毛すぎる人、クセが気になる人は、前髪以外をゆるめのワンカールパーマに。
スタイリング
ぱつんとしたミディアムボブは、手を入れないと中学生みたいな印象になってしまうこともあるので、スタイリングは必須! まずはストレートアイロンを全体にサッと熱を通しつつ、毛先をほんの少しだけ外巻きにしてゆるやかな曲線をつくる。前髪は、真ん中・右・左と3ブロックに分けて、アイロンを軽くスルーさせて。オイルを2プッシュ手に取り、しっかり広げてから手ぐしで全体になじませる。束感を意識して、足りないときだけ少しずつ足していく。
短くても崩れないボブの【アレンジ】
毛量が多くてもできるポニーテール
ボブでも崩れにくい、ひとつ結び風のポニーテールアレンジ。きちんとした雰囲気に仕上げたいビジネスシーンでも好印象に見せてくれるヘアアレンジです。
\How to/
まずは全体の毛先を外ハネに巻く。顔まわりはリバース巻きに。
いきなり全体を結ぶ前に、こめかみの上のみ髪をまとめて結ぶ。縦のラインを意識して髪をとり分けて。
結び目は床と平行になるよう、やや下の位置に。ニュアンスをつける場合は、結んだ部分から髪を数束ずつ引き出す。
残りの髪をまとめたら、結び目の高さを合わせ先に結んだ毛束の上で結ぶ。どうしても襟足の髪が残ってしまう場合は、その部分をねじってピン留めして。
ゴムの部分にシュシュを重ねたら完成!
ボブ向け簡単ハーフアップ
全体をまとめるとどうしても髪が落ちてきてしまうという方は、襟足の髪をあえて残すハーフアップにしてみるのもおすすめです。シーンに合わせて顔まわりをすっきりさせるか、後れ毛を残してニュアンスをつけるか分けてアレンジしてみましょう。
\How to/
全体を軽く外ハネ、顔まわりをリバース巻きにしておく。手ぐしでハチ上の髪をざっくりまとめて結ぶ。ゴムは床と並行になるようにすることで、きれいなダウンスタイルに。ニュアンスを出す場合は耳前の髪を残し、数束耳にかけ透け感を出す。
結び目を押さえながら、トップを中心に髪を数本ずつ引き出し、ニュアンスをつける。
リボンやバレッタ、クリップなどをつけて完成! 結び目が気になる場合は、毛束から数束髪をとり結び目に巻き付けて、毛先をまとめた髪に入れ込みつつピンで留めるとGOOD!
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