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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2024.07.13

想いが伝わる「激励の言葉」を贈ろう! シーンや相手別の例文と注意点

取引先への激励

取引先が新事業に挑戦する場合や、営業所を新設した場合は、今後の発展や成功を祈るメッセージを贈るのが適切です。

例文

・この度は事業拡大によるご移転、誠におめでとうございます。貴社のさらなるご発展をお祈り申し上げます。

・新プロジェクトのリリースを拝見いたしました。以前よりアイデアを伺っておりましたので、とてもうれしく思います。リーダーとなる〇〇様のご活躍を心よりお祈りいたします。

・新商品の発売、おめでとうございます。私も使わせていただきましたが、素晴らしい使い心地でした。貴社の商品開発力に改めて感動いたしました。一ユーザーとしても今後のご発展を祈念いたします。

【100人に聞いた】仕事で落ち込んでいる時にうれしかった言葉

女性二人の写真。仕事に失敗した後輩を先輩が慰めている

(c)Adobe Stock

「仕事で落ち込んでいる時に言われてうれしかった言葉」を日本全国100人のワーキングマザーに質問してみました。いくつか回答をピックアップしましたので、ぜひチェックしてくださいね。

※アンケートは30〜49歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数119名。

褒める言葉

「いつもちゃんとできでるから問題なし」(40代・愛知県)
「◯◯の~なところが良いと思う」(30代・静岡県)
「お金があってもお金様は何もしてくれない、あなたの手があるから私たちは助かっているんだよと言われたこと」(40代・大分県)
「そのままでいい」(40代・千葉県)

前向きになれる言葉

「うんと幸せな未来が待ってるよ」(40代・福岡県)
「信頼されているのが伝わることを言われるとうれしい」(40代・千葉県)
「今までやってきたことを思い出して」(40代・東京都)

次につなげる言葉

「明日があるよ」(40代・広島県)
「次に活かせば良い」(40代・岡山県)
「次頑張ろう」(30代・島根県)

気遣う言葉

「いつも元気で健康でいてほしい」(40代・岐阜県)
「その人にはその人のできることがある」(30代・千葉県)
「大丈夫だよ。ちゃんとやってるんだから」(40代・千葉県)

共感と励ましの言葉

「あなただけでなく私にも失敗はあるよ」(40代・徳島県)
「私も同じ失敗したよ。 みんなそこを経験したのちにどう過ごすか?だよ」(40代・福岡県)
「同じことした事あるよー 気にしない!」(40代・群馬県)

気にしないでいられる言葉

「そんなときもあるよ」(30代・奈良県)
「気にしなくていいよ」(30代・青森県)
「そういうこともあるし、いつもがんばってるから気にしないで」(30代・滋賀県)

失敗を責めない

「失敗くらいある」(40代・福岡県)
「大丈夫だよ、失敗して経験を積んで学んでいけばいいんだよ。 私も何度も失敗したから気にしなくていいんだよ」(40代・神奈川県)
「誰にでも失敗はあるよ」(40代・宮崎県)

サポートの気持ち

「なにか手伝えることがあったら教えて」(40代・佐賀県)
「一緒に頑張ろう」(40代・新潟県)
「言葉は敢えてかけず、ほんのすこしサポート」(40代・岐阜県)

応援している人へ! 激励の言葉の例文

応援している人へ「頑張って」と伝えたい気持ちを抱くのは、ごく自然なことです。そこに努力をたたえたり、取り組みを評価するといった具体的な内容を加えると、より相手のモチベーションが上がります。

例文を参考にしながら、自分なりの激励の言葉を考えてみましょう。

ビジネスマンが二人。一方はグッドポーズを送り、一方はそれを見てほほ笑んでいる

(C)Shutterstock.com

試合前の選手への激励

部活動など、スポーツで大会出場を果たした選手やチームを激励したい。そんなときは日々の努力が実った成果へ敬意を込めて、今後の励ましになるような言葉を贈るとよいでしょう。

例文

・日々、みなさまが朝も夕方も練習されている姿をグラウンドで拝見していました。努力を積み重ねる姿を見てきたからこそ、大会出場決定のニュースを聞いたときのうれしさもひとしおです。みなさまが力を出し切れるよう心から応援しています。

・念願の全国大会ご出場おめでとうございます。これまでの悔しさを見てきたので、自分のことのようにうれしく思います。出場が叶わなかった人たちの想い、日々支えてくださっているみなさまへの感謝を胸に優勝を目指しましょう。毎日の努力を思い出し、自分を信じてください。

受験生への激励

受験生は、試験の日が近づくほど緊張しがちです。勉強を頑張った自信と不安の間で揺れ動いているので、自分を信じられるようにエールを贈りましょう。

相手のトーンに合わせて言葉を選ぶ必要がありますが、元気が出る明るいメッセージがおすすめです。

例文

・ここまで努力してきた自分を信じてね。吉報を願っています。

・緊張するのは当然だよね。みんな一緒だよ。○○さんなら大丈夫!

・頑張ってきたのを知っているよ。その姿を見て私も励まされた。お互いあと少し頑張ろうね。

病気やけがをした人への激励

病気やけがをした人への激励として「頑張って」と伝えるのは要注意です。気持ちが弱っていることが多いので、回復を祈ることに加え、相手の心に寄り添う言葉を贈りましょう。

もちろん過去の病気に触れたり、ネガティブな表現を使ったりするのはNGです。

例文

・その後のご経過はいかがでしょうか。一日も早いご回復をお祈りしております。

・何かあればいつでもおっしゃってください。私で力になれることがあればうれしいです。

・早く元気な姿でお会いできるのを楽しみにしております。

・仕事のことは心配せず、長いお休みをもらったと思って、ゆっくり養生してくださいね。

▼あわせて読みたい

【100人に聞いた】恋愛で落ち込んでいる時にうれしかった言葉

女性三人の写真。真ん中の友人が泣いており、両脇の二人が慰めている

(c)Adobe Stock

「恋愛で落ち込んでいる時に言われてうれしかった言葉」についても、アンケートを実施しました。どのような言葉を貰ったのか、回答者の実体験を紹介します。

前向きになれる言葉

「うんと幸せな未来が待ってるよ」(40代・福岡県)
「きっと、○○さんのことを心から理解して好きになってくれる人がいるから」(40代・神奈川県)
「またすぐできるよ。可愛いんだから」(30代・埼玉県)
「笑っていれば良いことがあるよ」(40代・兵庫県)

肯定する言葉

「あなたのままでいいよ」(40代・神奈川県)
「あなたは悪くない、嫌なことがあれば聞くよ」(40代・東京都)
「頑張ってる姿をちゃんと知ってるよ」(40代・岐阜県)

次の恋

「彼(彼女)だけが男性(女性)ではないことを忘れないで」(40代・三重県)
「次がある!」(40代・群馬県)
「ピンチはチャンス、次へ行こう」(40代・愛知県)

時間

「時間が解決するよ」(30代・島根県)
「今は辛いけど時間が解決してくれるよ」(30代・千葉県)

褒める言葉

「よくやった」(40代・千葉県)
「寄り添い褒める」(40代・石川県)

割り切る言葉

「縁がなかったと思おう」(40代・大阪府)
「自分に相応しくない人だから去ったんだ、逆に去った方がいい人もいる、と言われて納得した」(40代・福岡県)

一緒にいる

「一緒にいてくれること」(40代・兵庫県)
「特に声かけはなく、一緒に居てくれる」(30代・北海道)

励ましの言葉をかけるときの注意点とは

励ましの言葉をかけるとき、どのようなことに注意したら良いのか迷う人も多いのではないでしょうか。「励ましの言葉をかけるときの注意点」についてもアンケートを行いましたので結果をご紹介します。中には「頑張って」は使わない、との声もありました。

相手のことを考える

「自分に置き換えて話さない」(40代・東京都)
「余計なことを言わない」(30代・東京都)
「無理に元気をださせようとしない」(30代・長野県)

否定しない

「そんなのたいした事ないじゃん、とか否定しない」(40代・愛知県)
「だめだったところは、言わないこと」(40代・東京都)

「頑張って」は使わない

「頑張ってとは言わない。 既に頑張っていると思うから」(40代・兵庫県)
「また頑張ったらいいよという。頑張れという声がけはしない」(40代・福岡県)
「頑張れとかそういう言葉はNG」(40代・京都府)

共感する

「アドバイスをするのではなく、共感することを大切に」(40代・埼玉県)
「まずは共感すること」(40代・岐阜県)

話を聞く

「ことばをかけずに、聞く」(30代・大阪府)
「よく話を聞いた上で良いところを見つけてポジティブに話す」(40代・愛知県)
「まずは相手の話を聞いてあげる」(40代・岡山県)

責めない

「細かく言わない」(30代・東京都)
「怒らない」(30代・長野県)

言葉選びや伝え方

「大丈夫?と聞かない」(40代・京都府)
「説教臭くならない」(40代・広島県)
「傷つけないように言葉を選ぶ」(30代・青森県)

きちんと向き合う

「わかったふりをしない」(30代・千葉県)
「受け狙いしないで真剣に声をかけてあげる」(40代・神奈川県)
「わざとらしくないこと」(40代・新潟県)

いつも通り

「言葉をかけすぎない。いつも通り接する」(30代・北海道)
「特に声はかけず、一緒に時を過ごす」(40代・長野県)

上司や目上の人へ贈るときの注意点

上司や目上の人に激励の言葉を贈る場合、知らずに使ってしまうと失礼にあたる言葉もあるため注意が必要です。よく使われる「頑張って」もそのひとつ。

特に注意しなければならない点や、どんな表現が適切なのかを知っておきましょう。

目上の人へ激励の言葉を贈るときの注意点
  1. 「頑張って」は使わない
  2. 適切な激励の言葉

拍手をする人々

(C)Shutterstock.com

「頑張って」は使わない

「頑張って」という言葉には「努力をして」という意味が含まれます。そのため上司や目上の人に使うと、「あなたの努力が足りない」というニュアンスで受け取られてしまう可能性があります。

同じように「ご苦労さまです」も避けましょう。悪気がなかったとしても上から目線となり、不快な思いをさせてしまうことに。せっかく気持ちを込めた言葉でも、失礼な人だと思われてはもったいないです。

きちんと気持ちが伝わる適切な表現を選びましょう。

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適切な激励の言葉

「頑張って」に変わる適切な表現は、具体的にどのようなものなのでしょうか。

言い換えるなら「応援しております」「〇〇を祈っております」がよいでしょう。また「陰ながら」を付け加えると、謙虚さを表すこともできます。

・○○さまの幸運を祈っております。

・心より応援しております。

・陰ながら成功を願っております。

上記のように「相手を尊重しながら、控えめなニュアンスとして伝える」ことがポイントです。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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