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2021.06.13

体調管理の意識は高いはずなのになぜ? 台湾人の習慣「開冷氣」にまつわる疑問

似ているようで似ていない、知れば知るほどのめり込んでいく中国語の世界。台湾の航空会社でCAとして乗務していた経験のある有田千幸が、中国語を勉強する中で印象に残った言葉やエピソードをご紹介します。 連載第58回目は「開冷氣」編。

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有田 千幸
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日本と台湾の大きな違いは「蒸し暑さ」

今年も列島にやってきました、梅雨の季節。台湾には梅雨という季節はないとされているものの、6月は1年でもよく雨が降る時期。「いい天気ねー」といっていても、数分後には土砂降りで道路が冠水! なんていうこともよくある話 (故に、ビーサン率高し)。

湿度は1年を通して平均70〜80%ある上に、日中は気温が30度を超えることも多いので体感温度はさらに高く、髪の毛は広がるわ肌はベタつくわと、まぁとにかく毎日がジメジメムンムンとの戦い。

そんな肌にまとわりつくような蒸し暑さを解決するために台湾人が取る行動、それが「開冷氣 (Kāi lěng qì)」。

中国語で「開冷氣 (Kāi lěng qì)」は「冷房をつける」の意味

台湾で生活していて驚いたのが、台湾人はやたらと冷房をつけるということ。しかもいちばん低い温度に設定されていることも割とよくあるので、外から冷房が効いているところへ入る度に鳥肌がゾワっ…。蒸し暑さを和らげるためとはいえ「ちょっとこれは寒すぎるよね」と、他の日本人CAと常に話していました。

(c) shutterstock.com

でもどうして?

氷水は飲まない、生理前はアイスを食べない、生理中はコーヒーを飲まない、不調を感じればすぐに漢方を飲む、と普段から冷たいものや体調管理に対しての意識は高いのに、寒さに関してはまるで正反対。

台湾人の友だちの家に泊まりに行っても、エアコンの設定温度は毎回23度。私は大体27度設定なので、彼女が部屋に入ってくるといつも「悶死了 開不開都一樣 (蒸し暑くて死にそう 付けても付けなくても一緒じゃない)」と笑われる始末。

「冷氣為何一定要開這麼冷 (なんで冷房こんなに寒く設定する必要があるのよ)」といろんな台湾人に聞いてみても、「だって蒸し暑いじゃない」という答えばかりで、「それにしても寒すぎやしないか…」と疑問は増大するばかり。

日台での気候の違いが体質の違いを生んでいるのか、はたまた小さいころから冷たい飲食物には気をつけてきたが故に日本人とは体感温度が違うのか。9年近く台湾で過ごしても結局残ったままの疑問、それが台湾人の「開冷氣」の習慣なのです。

【続】

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ライター

有田 千幸

外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。@chiyuki_arita_official

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