朝食にもおやつにもなるあのフルーツ
【甘蕉】は、とあるフルーツを表した漢字です。
そのまま食べてもおいしく、ヨーグルトやアイスとの相性も抜群。スムージーや焼き菓子、パフェなどにもトッピングされることも。
ヒントはカタカナで3文字。同じ文字が2つ入ります。
スーパーなどでは、よく4~5本の束で販売されていたり、コンビニでは1本で売られているところもあったり。
【甘蕉】とはいったい?
分かりましたでしょうか?
正解は…
バナナ
でした!
【甘蕉:かんしょう】
バナナの漢名。【banana:バナナ】
バショウ科の常緑多年草。高さはふつう2、3メートル。葉はバショウに似る。夏、苞をもつ大きな穂を垂れ、下部に雌花、上部に雄花がつく。実は房状になり、黄色などに熟し、食用部は子房の発達したもので、ふつう種子はない。熱帯アジアの原産。実芭蕉。甘蕉。
(すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
バナナ情報
バナナを食べるとどんな効能がある?
(1)熱中症や夏バテ対策に効果的
バナナには主要ミネラルのひとつであるカリウムが多く含まれていて、これが熱中症や夏バテに効果的なんだとか。さらにバナナには、紫外線が強まる夏に肌の健康を整えてくれる「ビタミンB群」も含まれているそう。美容のために食べるのも良さそうですね。
(2)睡眠を促してくれる
日本バナナ輸入組合によると、バナナには「セロトニン(トリプトファン)」が含まれていて、夜の睡眠を促すのにも効果的なんだそう。
(3)むくみの防止
予防医療/栄養コンサルタントの細川モモさんによれば、塩分の摂りすぎで起こるむくみには、バナナなどのカリウムを豊富に含む食品がおすすめとのこと。「背景に腎臓機能の低下などが隠れている場合もありますので、軽く見ることはできませんが、食事面の要因ではナトリウムの過剰摂取があげられます。外食や加工食品は腐敗防止と旨味アップのために、どうしても塩分が濃くなりがち。
現代女性の1日の摂取エネルギーは終戦直後以下で、ほとんどの栄養素がマイナス状態なのですが、塩分だけは例外です。塩分対策に有効なのは、体内の過剰な塩分を体外に排出するカリウムをとることです。働く女性のカリウムの不足率は51%、ふたりにひとりというデータもあります(※1)。原因は、カリウムを豊富に含む海藻・野菜・果物の摂取不足。メニューでは塩分をチェックしつつ、トマトジュース・豆乳・グレープフルーツジュース・ドライイチヂク・ドライバナナ・アーモンドなどでカリウムを摂取することがおすすめです。ただし、過剰な塩分を尿で排出するため、こまめにお手洗いに行くことも大切です。」
※1「「Will Conscious Marunouchi「まるのうち保健室」調査」Copyright© 2015 三菱地所株式会社・一般社団法人ラフデリAll Rights Reserved. 」
バナナに関するQ&A
Q. 夏の暑い時期はバナナがすぐに傷んでしまいます。上手に保存する方法はありませんか?
A. 本来バナナの保存は15~20℃くらいの常温で風通しの良いところが適しているのですが、夏の暑い時期にそうはいきません。そこで、夏場の保存方法としておすすめなのが、バナナを新聞紙などで包んで冷蔵庫(野菜室)に入れておくこと。ただし、温度が低すぎたり、長時間保存したりすると皮が黒くなってしまうことがあるので十分気をつけて!
Q. バナナを冷蔵庫に入れておいたら黒くなってしまいましたが、もう食べないほうが良いのですか?
A. 熱帯・亜熱帯性の果物であるバナナは寒さに弱く、冷蔵庫などの低温で保存すると低温障害をおこしてしまうことがあります。しかし、皮をむいた時に変色や傷みがなく、果肉がきれいであれば食べても問題なし!
Q. 皮にできる黒い斑点はなんですか?たくさん出ているものは、食べないほうが良いのでしょうか?
A. キリンの模様のような黒い斑点は、バナナが熟して甘くなると出てくるため「シュガースポット」と呼ばれています。皮をむくと果肉はきれいなままなので、美味しくいただけます。また、シュガースポットが出ているバナナほど、免疫力を高める効果が高いんですって。
手軽にフルーツを楽しめる「まんま、飲むむフルーツ」にバナナが登場!
1本飲めば1日分のフルーツ摂取目安の200g分が補えてしまう、お気に入りの果汁100%のフルーツジュース“まんま、飲むフルーツ”に新フレーバーが登場。今回の新レシピは、最近人気となっている“バナナ”です!
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「すべらないバナナ」には、バナナ・パイナップル・りんご・オレンジ・レモン・ココナッツミルクが入っていて、濃厚なバナナの甘みとまろやかさにパイナップルの酸味やココナッツの風味が加わり、サラッと飲める口当たりとなっています。飲みごたえもあるので、朝食やプチ断食にもピッタリですよ。
朝食にも◎バナナチョコレートマフィンのレシピ
【材料】
バター 125g
グラニュー糖 100g
全卵 2個
薄力粉 220g
ベーキングソーダ 小さじ1
バナナ 2本
チョコチップ 80g
1:オーブンは180度に温めておく。バター、卵は常温に戻しておく。薄力粉、ベーキングソーダ、塩をふるっておく。バナナは皮をむいてフォークやマッシャーで潰しておく。
2:バターとグラニュー糖を白っぽくふわふわになるまで混ぜる。
3:卵を数回に分け、2に加える。その都度、しっかりと混ぜ合わせる。
4:ふるっておいた薄力粉、ベーキングソーダ、塩を加え、途中でバナナとチョコチップも加える。
5:混ぜすぎに注意しながら、さっくり混ぜ合わせた後、マフィン型に分けていれる。最後に上にチョコチップを少し飾ると焼き上がりにチョコレートがバランスよく見えます。
6:180度に予熱したオーブンに入れて20分。
焼き上がりはこんな感じ。今回は板チョコをざくざくと刻みましたが、チョコチップを使っても◎ぜひお試しを!
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イラスト/(C)Shutterstock.com