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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2024.04.12

「説得力」のある人に共通する話し方とは? 今から実践できる説得力を高める方法

 

筋道を立てて話す

ビジネスの場では、筋道の通った説明をすることも重要です。感情に訴えかける方法も効果的ですが、人に重要な決断を促すためには客観的な証拠が欠かせません。

話に信憑性がなかったり、事実と異なる部分が見受けられたりすると、相手からの信用を失うことも考えられます。キャッチーな言葉で興味を引いても、誰の目にも確かな証拠やロジックがなければ、説得力のある説明とはいえません。

きちんと相手を納得させるためには、明白な事実に基づいた主張や論理的な話し方が必要です。話の冒頭で印象的なデータを示したり、結論から話を始めるなど工夫してみましょう

スピーチ

(c) Adobe Stock

相手を否定しない

いくら相手を説得したい、自分の思い通りにことを進めたいと考えていたとしても、相手を否定しないことが肝心です。相手の意見や人格を否定して、自分の意見を押し通すことはないように心がけてみてください。

もし、なかなか相手が納得してくれないようであれば、折衷案を出してみたり、妥協点を見つけるなどの工夫も必要です。その場に応じて柔軟な対応を意識してみてはいかがでしょうか?

ジェスチャーを活用している

話に説得力のある人は、身振り手振りなどのジェスチャーをうまく活用していることもしばしば。人前に立つと、つい緊張してしまう人も多い中で、身振り手振りを入れて人の目を惹きつけたり、時には周囲を歩いて話す様子はリラックス感があり、こなれた印象を与えます。

AppleのCEOだったスティーブ・ジョブズも、商品プレゼンの際にボディランゲージを上手く活用していたとか。会場が舞台だと思って、魅力あるスピーチを演出してみてはいかがでしょうか?

説得力を高める方法

話の説得力を高めることで、自分の意見に納得してもらいやすくなります。相手に説得力を感じさせるために、すぐ実践できる方法をチェックしていきましょう。

好印象や信頼感を与える

相手によい印象を与えるためには信頼感が重要です。印象は見た目にも大きく左右されるため、身だしなみも清潔に整えておきましょう。

説得力のある話し方をするためには堂々とした振る舞いが大切ですが、あまりに上から目線だと高圧的な印象を持たれてしまう可能性も。話すときには自信を持って、なおかつフラットな口調を心がけましょう。自分の話し方がどのように見えているか、人に意見をもらうのもよい方法です。

より具体的にイメージができるように話す

商品やサービスの説明をしたい場面では、話し方にも工夫が必要です。マニュアル通りの説明では、聞く人の心にはなかなか響きません。相手の心を動かすためには、具体的かつ感情をこめて話しましょう

オリジナリティのある表現やより具体的な情報を盛り込んで説明すれば、相手の想像をかきたてることが可能です。イメージが膨らむとぐっと説明が伝わりやすくなり、説得力が増します。

聞いている相手が詳細を想像できるような話し方も重要です。「ふわふわ」「サクサク」などのオノマトペを使ったり、色彩をイメージさせるような比喩を使ったりして、相手の五感に訴えかけることでイメージが浮かびやすくなります。

納得できる裏付けを示す

より多くの相手を納得させるには、「自分はこう思う」という主観的な意見だけでなく、客観的な根拠も必要不可欠です。ビジネスの場面では、話の内容がどんなに魅力的でも、セールストークと思われてしまう場合があります。気持ちをこめて情熱的に話す場面も必要ですが、それだけで相手が実際に行動するとは限りません。

誰の目にも分かりやすい裏付けとなる証拠があれば、説明にも信憑性があると判断されます。感情的になりすぎないよう、しっかりとした根拠に基づいた説明をしましょう。

話すビジネスマン

(c) Adobe Stock

具体的な数字を出す

話に説得力を与えるには、具体的な数字を出すことも大切です。企画の成果をアピールしたいのであれば、新商品の売上金額や人数、個数など、客観的にみても「明らかに成果を上げた」とわかる、具体的な数値を伝えることは欠かせません。目標を達成するにはあといくつ売る必要があるのかなど具体的な数値を把握することは、取引先と交渉する際などにも役立つでしょう。

結論から話すようにする

相手を説得したいと思うと、ついつい長く一方的に話してしまいがちになるもの。しかし、ダラダラした話は聞いている方もうんざりしてしまい、内容が入ってこないという経験を誰しもしたことがあるのではないでしょうか? 話し上手な人の話し方はいつもシンプルで的確。また、相手によって伝え方を変える柔軟性も兼ね揃えています。

つい話が長くなってしまいがちな人は、まずは結論から話すことを習慣づけてみては? 結論から話すことで、相手もこちらの意図が掴みやすくなり、話が早くまとまるかもしれません

最後に

話に説得力を持たせるには、いくつかのポイントがあることがわかりましたね。生まれ持って話すのが得意な人もいますが、人前で話す機会を増やしたり、話し上手の人のやり方を真似て実践してみることで話し方に磨きをかけることができるでしょう。本記事で紹介したいくつかの方法を、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

TOP画像/(c) Adobe Stock

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