客観的に自分を見る
褒めてほしい気持ちを和らげるには、客観的に自分の気持ちを見つめるとよいでしょう。褒めてほしい人は、自分への評価が低い傾向にあります。他人からの評価でしか自分の価値を認められずにいるのです。人から褒められれば自信を取り戻し、褒められなければ落ち込みます。
そのような他人の評価に頼ってしまう感情を、一度客観視してみましょう。「なぜ、認めてもらいたいんだろう」「褒められて嬉しいけど、褒められないときはなぜ落ち込んでしまうんだろう」と客観的に見て、自分と向き合う時間を。褒めてほしい気持ちが強くなったら、一歩離れて俯瞰してみてください。自分が本当に得たいものはいったい何なのか、掘り下げてみましょう。
また、ひとりでいる時間を増やしてみるのもおすすめです。ひとりでいれば人の評価を気にせずに行動できます。自分にとって価値のあるものを見出す時間です。そうすれば誰かに褒められなくても自分で満足できるようになり、自然と褒めてほしい気持ちも和らぐようになるでしょう。
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褒めてくれないパートナーには感情を読み取る
特別誰かに褒めてほしいわけではないけれど、パートナーには褒めてほしい人も多いはずです。髪型を変えたとき、デートにお気に入りの服を着たときなど、何も褒めてくれなければがっかりするでしょう。
自分には関心がないのではないか、気持ちが離れているのではないかと不安になることもあるかもしれません。しかし、男性は口下手で、まめに褒められない人もいます。髪型が変わって可愛いと思っていても、照れてなかなか口にできない可能性も。そのような彼は、常に感情を言葉にしない性格なのだと理解し、表情や態度から感情を読み取るようにするとよいでしょう。
褒める言葉だけを期待していると、そのような些細な変化に気づけません。普段より笑顔が多い、いつも以上に優しくしてくれるなどの変化を感じ取れば、褒めてほしい気持ちも満たされるはずです。
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男性が褒めてほしい場面とは?
褒めてほしいのは女性だけでなく、男性にも共通する心理です。特にパートナーからは、褒めてほしいタイミングというものがあります。仕事で頑張ったとき、友人や家族と一緒のときなどに褒められれば嬉しい気持ちになり、パートナーへの愛情も深まるでしょう。男性が褒めてほしい場面を把握して、ここぞというときに褒めてあげてください。2人の関係が深まるきっかけになるかもしれません。
仕事を頑張ったとき
責任のある仕事や、体力的・精神的にエネルギーが消耗する仕事を乗り越えたときなど、パートナーから褒められると男性は喜びます。自分の仕事に誇りを持っている男性は多く、頑張ったことをパートナー認められることで疲れが癒されるでしょう。
ただ労いの言葉をかけるのではなく、具体的にいいところを褒めるのも◎。「こんな難しいことをしているなんて尊敬する」など仕事の内容についても褒めると、自分のことを理解してくれていると嬉しくなるはずです。褒められることで励まされ、さらに仕事を頑張ろうという気持ちになるでしょう。
友人や家族と一緒のとき
友人や家族の前では、自分のいいところを見せたいものです。そんな男性の気持ちを察して褒めてあげると喜ばれます。彼の優しい一面や頼りがいがあるところなど、人格的な面を褒めるのがよいでしょう。褒められることはもちろん、友人や家族の前でそのような配慮ができるパートナーが誇らしくなります。 家族も自分の息子が褒められたことで嬉しくなり、息子のパートナーとしての株も上がるでしょう。
親切にしてあげたとき
自分が行動した何かに対して、素直に感謝の気持ちを伝えてくれることにも男性は感動します。「ありがとう!本当に助かった」「いつも親切にしてくれて嬉しい」など、気遣いや優しさを感じたときに言葉にして伝えることで、温かい気持ちになるものです。テーブルにつくときに椅子を引く、服についた汚れを払うなど、さりげなくしてもらったことに感謝と褒め言葉を伝えれば、気づいてくれたと嬉しくなるに違いありません。
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褒めてほしいのは自信がないからかも
褒めてほしい気持ちが強い人は、自分に自信がないのかもしれません。誰かから褒められることで自分の価値を見出していることもあるでしょう。そのような気持ちは、褒められない場合に大きな落胆を生むことにもなります。このような場合、自分に自信をつける、褒められるように努力して実力をつけるなどで対処することができます。褒めてほしいと強く感じたら、自分の気持ちを見つめ直してみましょう。
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