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LIFESTYLE 職場の悩み

2023.11.01

【椅子の数え方】脚の有無やシーンによって変わる? 正しい呼び方を紹介

 

座椅子や座布団の数え方

座椅子は脚がなく、床と座面の距離がほとんどないため、「1台、2台」と数えることが一般的です。座布団は一般的には「枚」と数えますが、客人をもてなすために畳や座椅子の上に敷く座布団は「1客、2客」を用います。「客」と「脚」は、両方とも「きゃく」と読むので混同しがちですが、「座布団を出すときは接客をするとき」と考えると分かりやすいでしょう。大切な人をもてなす場面では、座布団を出すことが多いはずです。

グラスや食器なども「客」を使って数えることがあります。和食器は5客あるいは10客で1セットとして数えることも、併せて覚えておきましょう。

ベンチの数え方

一口に「ベンチ」と言っても、街中ではさまざまなタイプを見かけるでしょう。ソファのように室内でくつろぐことを目的としたものもあれば、公園やバス停などで腰かける用に置かれているものもあります。

備え付けのベンチのように、移動しないことを前提に設置されているものは「基」を使うことが基本です。常に固定された状態には、「脚」を使用した数え方はしません。動かせない公園のベンチや、庭園にある石造りのベンチなどは「1基、2基」と数えます。カウンターバーにあるようなスツールも、床に固定されている場合は「基」を使って数えてよいでしょう。

移動可能なベンチは、「本」や「台」と数えます。まれに「脚」を用いる場合もあります。

お店での椅子の数え方

同じ椅子を数える場合であっても、立場や場所が変わると数え方も変わることがあります。場合によっては、「脚」を使うと意味が分かりづらくなってしまうでしょう。お店での椅子の数え方を紹介します。

お店でのシーン別の椅子の数え方
  1. 商品として捉えた場合
  2. 場所として捉えた場合

椅子 数え方 お店 席

(C)Shutterstock.com

商品として捉えた場合

椅子を商品として販売する側になったときは、「点」を使って数えることがあります。家具店で、椅子やソファを注文するときのことを思い浮かべてみましょう。

会計時にお店のスタッフから「椅子を4点、机を1点ですね」というように、数を確認する場面があるはずです。お店では品物の種類に関係なく、「点数」として扱うことは珍しくありません。

このほか、業者や家具店のスタッフは家具を「1本、2本」と数えることもあるのです。一般的には使われない専門的な数え方ですが、椅子だけでなく売り物の家具に対して幅広く使われます。

場所として捉えた場合

お祝い事や宴会などで、人をもてなすときに「一席設ける」と表現することも。飲食店などで、人が座る場所として捉えるときは「1席、2席」と数えます。

もてなしの席を用意する場合は「12脚、準備してください」とは言わず「12席」と言います。会議や研修などで、人が座る場所を準備することになったときも「〇席」と表現しましょう。

教室の椅子や、映画館・劇場などの椅子も「席」に分類されます。単純に椅子の数を数えるのではなく、場所として表現したいときは単位を使い分けるようにしましょう。

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