3.無意識で気づいていない
目を合わせない人の中には無意識な人も多く、気づいていないこともいます。例えば「早く仕事を終わらせて帰りたいな」「この話つまらない」など、ほかのことを考えている場合は無意識のうちに目をそらしていることが多いでしょう。
他にも照れ屋のために、目を合わせられない人もいます。普段のやり取りに支障が無いのであれば、あまり気にしなくてもいいでしょう。
【部下編】目を合わせない人の心理2選
部下が目を合わせない心理としては、「上司が怖い」「悩みを抱えている」の2つが考えられます。部下は上司に怒られる機会が多いと萎縮しやすくなり、無意識に目を合わせなくなるのです。
また仕事上の悩みを抱えている場合も、目を合わせなくなる人もいます。特に仕事を辞めようか悩んでいる場合は、後ろめたさが影響していることもあり、相手の目をまっすぐに見ることができないのです。ここでは、部下が目を合わせない心理をご紹介します。
1.上司が怖い
部下が目を合わせない場合は、上司に怒られるのが怖いと感じている可能性があります。例えば仕事ができずに怒られることが多い部下だと、「また怒られたらどうしよう」「話すのが怖い」などのような心理状態となりやすいのです。
その結果、部下は無意識のうちに目を反らしてしまい、上司から見ると、会話中に目が合わないと感じるのです。このような状態になってしまったら、接し方を考えた方がいいかもしれません。
2.悩みを抱えている
部下との関係が悪いわけではないのに目が合わない場合は、仕事について相談しようかと悩んでいるのかもしれません。例えば仕事の悩みを打ち明けられる同僚がいない場合は、上司に相談しようと考える場合もあるでしょう。
また仕事を辞めようかと悩んでいる場合も、後ろめたさから目を反らすこともあります。特に仕事に対して真面目な人ほど、目を合わせない傾向があるようです。
目を合わせない人とうまく付き合う方法3つ
目を合わせない人とうまく付き合うためには、「ありのままの姿でいる」「なぜ目を合わせてくれないのか聞いてみる」「嫌われている場合は距離を取る」の3つを実践しましょう。
目を合わせてくれない相手と無理に付き合うのではなく、ありのままの自分で楽しく過ごすことが大切です。ときには距離を取ることで、お互いのためになる場合もあります。ここでは、目を合わせない人とうまく付き合う方法を解説します。
1.ありのままの姿でいる
目を合わせない人がいても深く悩まず、ありのままの自分らしい姿でいましょう。どんなに頑張っても、相手は意思を変えず目を合わせないままかもしれません。
その場合、無理に目を合わせる必要はないので、相手に気を遣うことなく、そのままの姿でいるのがおすすめです。自然な姿でいれば、次第と距離が縮まる可能性も否定できません。目が合わないことを意識しすぎず、毎日を楽しみましょう。
2.なぜ目を合わせてくれないのか聞いてみる
親しい間柄の人と、突然目が合わないようになった場合は、直接本人に聞くのも一つの方法です。例えば、「最近目を合わせてくれないけど、何かしちゃった?」と聞くのもよいでしょう。
理由を尋ねる際は、優しく問いかけるように聞くのがポイントです。問い詰めるように聞いてしまうと、本心を話しにくくなる可能性があるため、尋ね方には注意しましょう。
3.嫌われている場合は距離を取る
もし嫌われていることで目を合わせてくれないのなら、思い切って距離を置いてみるのもよいでしょう。相手に嫌われているとわかっていながら距離を縮めようとすると、さらに関係が悪化する恐れもあります。
また嫌われている相手と無理に仲良くする必要もありません。気の合う相手と付き合うことがお互いのためになることもあるのです。嫌われているとわかった場合は、そっと離れてみましょう。
目を合わせない人ともうまく関わっていこう
目を合わせない人の心理状況は、相手によってさまざまです。もともと目を合わせることに苦手意識がある人や、自分の評価を気にするあまりに目を合わせられない人もいるでしょう。そのため相手の心理状況を観察しつつ、うまく関わっていくことが大切です。
そして相手と目が合わないことを意識しすぎず、自然な自分でいることを心掛けるのもよいでしょう。ありのままの姿でいることで、相手との関係が良好になる可能性もあります。重要なのは、お互いに無理をしないお付き合いの仕方を考えることだと言えるでしょう。
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