無口な人をどのように思う?
人と話すことが大好きな人もいれば、あまり得意ではない人もいます。職場の人やママ友などと付き合う上で、話しかけられることを嫌がるタイプの人に出会った経験を持つ人もいるでしょう。
話をしてくれないと相手が何を考えているのか分からないため、相手が度を超えて無口だと付き合い方に困ってしまいます。まずは、無口な人が周囲からどのように思われるのか見ていきましょう。
ネガティブな印象を持たれがち
無口な人は自分から積極的に情報を開示しません。「落ち着いている」「クール」などの印象を持つ人がいる一方で、「陰気」「怖そう」などネガティブに感じる人もいます。こちらが一生懸命に話しかけても「そうなんですか」と言ったきり無言の状態が続けば、会話のしがいがないと感じるでしょう。
無口であっても、調子を合わせたり相槌を打ったりする人であればそれほど問題はありませんが、あまりにも無口だと話しかけるのが難しいと思ってしまいます。
無口な人の特徴や心理
話好きな人から見ると、なぜ積極的に話さないのか理解できないかもしれません。無口な人の気持ちが分かると、どのようにコミュニケーションを取ればよいのか分かります。無口な人の心理状態を知って、会話の糸口を探りましょう。
会話のテンポについていけない
おっとりとした性格の人や会話の内容をよく理解してから話そうとする人は、会話のテンポについていけず無口になってしまうことがあります。少し前に出た話題について考えているうちに「次の話題」に切り替わってしまい、言いたいことを言い出せなくなってしまうのです。
無口な人に周囲を嫌っている様子が見られず、笑顔で話を聞いているのであれば、相手のペースに合わせてあげると話を引き出しやすくなります。
周囲への警戒心が強い
付き合いが長くならないと、周囲への警戒心から自分のことを話せない人もいます。「慎重に人間関係を築きたい」と考えている人やコミュニケーションが苦手な人ほど、心を開くまでに時間がかかるものです。気軽に話したい気持ちはあっても、自分の情報を他人に言い振らされたくないと思っていると周囲を警戒します。過去に、嫌な思いをした経験を持っている場合もあるでしょう。
話しかけると相手がソワソワしたり緊張したりする様子を見せるなら、警戒心を持っているのかもしれません。時間をかけて信頼されるようになれば、関係性が変わっていくはずです。
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人見知りで話しかけられない
初対面の人と、すぐに打ち解けられる人ばかりではありません。誰とでも会話を楽しめるタイプの人ばかりではなく、人見知りして話しかけられない人もいます。周囲に不信感を抱いていなくても、内気な性格だと自分から話しかけることが困難です。何を話したらよいのか分からず、焦っているうちに会話についていけなくなってしまうこともあります。
「話しかけてもらっているのに、うまく話せなくて申し訳ない」と感じ、萎縮する場合もあるのです。相手の存在に慣れてくれば、スムーズに会話できるようになります。
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大勢より1人でいるのが好き
自分のペースを乱されたくない人や、1人の時間が好きな人は、周囲の人と積極的に話さず、無口になりがちです。人と話さなくても楽しい時間を過ごせるので、あえて会話に加わろうとしないことが少なくありません。
人と話すよりも「1人でやりたいこと」があり、他のことに時間を取られたくないと思っている場合もあります。このタイプの人は普段から考え事をしていることが多かったり、話しかけても上の空になったりすることがあるでしょう。
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