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2023.11.12

ビジネスシーンで耳にする【シーズ】ってどんな意味?〝ニーズ〟や〝ウォンツ〟との違いは?

 

価格競争に巻き込まれることがない

メリット1で述べた通り、 「シーズ志向」でできた商品は、その時点ではオンリーワンである可能性が高いです。そのため、参入企業が少なければ価格競争に巻き込まれることがありません。また、消費者に受け入れられれば、少々価格が高くても、売れるケースが多いです。

「シーズ志向」のデメリット

メリットが多いように思える「シーズ志向」ですが、もちろんデメリットもあります。次に「シーズ志向」のデメリットを見ていきましょう。

前例がなく、マーケティングが難しい

すでに述べたように「シーズ志向」でできた商品であっても、売れるには、消費者の「ニーズ」と合致している必要があります。そのため、「シーズ志向」とはいっても、多少なりともマーケティングが必要ですが、前例がないのが厄介な点。「この商品が受け入れられるのか」、「需要があるのか」といった事前調査が難しいのが実情です。

売れるかわからず、費用が無駄になる可能性がある

「シーズ志向」の最大のデメリットは、市場にない新しいものを提供できたとしても、それが消費者に受け入れられなければ、売れないという点です。その場合、開発にかけた費用や時間が無駄になってしまいます。一言でいえば「シーズ志向」は、ハイリスク・ハイリターンなのです。

最後に

ここまで「シーズ」について、言葉の意味やメリット・デメリットなどを紹介しました。市場を揺るがす可能性を秘めている「シーズ」ですが、やはり、商品やサービスは使う人がいて、成り立つもの。そのため、「シーズ志向」であっても、消費者の「ニーズ」をとらえたマーケティングは必要であるといえるでしょう。時代とともに変わっていくマーケティングの世界ですが、まずは基本となる「シーズ」を理解してビジネスに役立ててみてくださいね。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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