「寸胴体型」を引き起こす要因と習慣
「寸胴体型」の要因としてはもともとの骨格、筋肉の少なさ、骨盤の歪みなどがあります。
骨格については、特に肋骨と骨盤の位置がくびれの有無に影響します。そのほか、筋肉が少なく脂肪が増えていくと「寸胴体型」になりやすいといえるでしょう。骨盤の歪みも、お腹まわりに脂肪がつく原因であり、「寸胴体型」を引き起こす一因です。
猫背や座る際に足を組むこと、運動不足などが、「寸胴体型」を引き起こす習慣とされています。猫背は骨盤の歪みや筋肉の衰えに直結しますので、「寸胴体型」を気にしている場合は改善するように心がけましょう。座るときに足を組む癖も、骨盤の歪みを招くため気がついたら直すことをおすすめします。
「寸胴体型」を解消する方法4つ
「寸胴体型」を解消するための方法4つは下記のとおりです。
1.姿勢を良くする
2.座ったときに足を組まない
3.プランクをする
4.くびれをつくる体操をする
猫背や足を組んで座る習慣が「寸胴体型」を引き起こす一因であることは既にお伝えしたとおりです。意識して姿勢を直し、足を組んで座るのをやめましょう。
そのほか、プランクやくびれをつくる体操を取り入れるのが効果的です。
プランクは、うつ伏せで両腕を肩幅程度に広げ、肘下と足先のみを地面につけて体を浮かせ体幹を鍛えるトレーニングです。20秒程度キープし、1回あたり3セットが目安です。
くびれをつくるトレーニングは、仰向けに寝転んだ姿勢から両脚を90度に曲げ、両脚だけ横に倒しておこないます。横に倒して床につく直前で、1〜2秒程度キープし、ゆっくりと元の場所に戻します。左右10回ずつ、3セット繰り返しましょう。
「寸胴」の意味を理解して正しく使おう
「寸胴」とは、上から下まで同じように太く、ウエストのくびれがないことをあらわす言葉です。「寸胴鍋」や「寸胴体型」などは日常的にも使われる言葉の1つですが、意外に漢字の読み方が難しい点に注意してください。読み方を覚え、意味を理解して正しく使いこなしましょう。
また、「寸胴鍋」の特徴や選び方や「寸胴体型」の要因や解消法についてもご紹介しました。当てはまることがあれば、ぜひ活用してみてくださいね。
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(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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