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2021.12.10

「小路」なんて読む? 意味や小径・小道などの類語との違いをまとめて解説

「小路を抜けるとそこは…」なんてフレーズを小説や映画でも目にしたり聞いたりしますが、「小路」はなんと読むのか知っていますか?今回はそんな「小路」の 読み方から意味、小径・小道などの類語との違いまでまとめて解説していきます。

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「小路」の読み方や意味とは?

「小路」と聞いて、どのようなことを思い浮かべますか? 「小路」について、まずは意味をあらためて見ていきましょう。

読み方と意味

「小路」は、「こうじ」、もしくは「こみち」、「しょうじ」と読みます。意味は、「幅の狭い道」、「町の中にある狭い通り」です。もともと「路」という漢字が、「みち」や「道路」を意味します。それに、「小さい」や「細かい」ことを意味する「小」を合わせて、「小路」という言葉が成り立っています。

小路

現在ではあまり使われないものの、昔は「小路」は、町中の通りの名称として使われることもありました。京都では現在でも、「○○小路」などと、「小路」を用いた通りの名称が多く見られます。「小路」を使った言葉はほかにもありますので、いくつか紹介します。

広小路(ひろこうじ):意味は、「幅の広い街中の道」です。「幅の狭い道」という意味の「小路」に「広い」をつけた言葉です。
袋小路(ふくろこうじ):意味は2つあり、1つ目は「行きどまりになっている道」です。2つ目は「物事が行き詰まってしまい、それ以上進めない状態」という意味です。袋のように入り口が1つしかないことからつくられた言葉です。
抜け小路:出口のない道をあらわす「袋小路」の対義語で、「通り抜けのできる道」という意味です。
小路隠れ:昔使われていた表現で、意味は「少しの間、隠れること」と「かくれんぼ」です。「狭い道」である「小路」は人目につかず、探しにくいことから生まれた表現なのでしょう。

使い方を例文でチェック!

実際に「小路」をどのように使えばいいのか、例文をいくつか見ていきましょう。すでに説明した通り、「小路」の意味は「町中にある狭い通り」ですので、町を歩くシーンで使うことが多い言葉です。

1:「小路を歩いていると、おしゃれな佇まいのカフェがあった」

こだわりのあるお店や洗練された雰囲気のお店は、町中の小さな通りにあることも多いですよね。お店がひしめきあう大通りではなく、閑静な「小路」にあるからこそ、そうしたお店が際立って見えることも。「小路」を歩いていて、このような場面に出くわした時には使ってみてください。

2:「静かな小路を抜けると、賑やかな大通りに出る」

小路

「小路」は、人通りが少ないため、静かな雰囲気が漂っています。その「小路」と、人通りが多い賑やかな大通りを対比した一文です。「大通り」は、「小路」の対義語である「大路」と言い換えることもできます。

3:「メインの通りから外れて、小路を散策するのも旅の楽しみだ」

「小路」には、昔からの街並みが広がっていたり、素敵なお店があることも。観光客の多いメインの通りではなく、「小路」をあてもなくぶらぶら歩き、その町の雰囲気を楽しんでみるのも旅の一興ですね。

4:「友だちの家は、そこの角を曲がったところの小路にある」

「町中にある道幅の狭い通り」と、わかりやすい特徴を持っているため、場所を説明するときにも使えるのが「小路」。町を歩いていて、人に場所を聞かれた時に、もしその目的地が「小路」にあれば、このような表現を使って説明してみましょう。

類語や言い換え表現とは?

次に、「小路」の類語を見ていきましょう。「幅の狭い道」を意味する「小路」と同じく、「狭い道」をあらわす言葉はいくつかあります。ここでは、「小路」と間違えがちな言葉をピックアップして紹介します。

1:小道

「小道」は「こみち」と読みます。意味は、「幅の狭い道」、「横道」、「わき道」です。「小路」も「幅の狭い道」をあらわしますので、ほぼ同じ意味の言葉といえるでしょう。ただし、「小路」は「町中の狭い道」という意味が含まれます。そのため、「小路」と「小道」の違いは、「町中の狭い道」なのか、広い意味での「狭い道」のことなのかといえるでしょう。「小道」は「狭い道」全般のことをいいますので、「小路」よりは幅広い文脈で使うことができます。

(例文)森の中の小道を歩いていたら、綺麗な湖を見つけた。

小路

2:小径

「小径」の読み方は、「しょうけい」、もしくは「こみち」です。言葉の意味は「細い道」です。そのほかにも、「直径や半径が小さいこと」という意味もあります。日常的にはあまり使われず、かしこまった表現ですので、文章で使われることが多い言葉です。

(例文)山の中の小径をたどり、目的地を目指す。

3:路地

「路地」は、「ろじ」と読みます。言葉の意味は、「建物と建物の間にある狭い道」、「庭や門の中など、敷地内にある狭い通路」のことです。関連した言葉に「路地裏」があり、これは、通りに面していない場所のことをさします。「路地」のさらに奥の道というイメージです。

(例文)ここから数えて、3つ目の路地を曲がってください。

対義語とは?

「小路」の対義語は、「狭い道」の反対である、「広い道」という意味を持つ言葉です。これまでに少し触れた言葉もありますが、「小路」の対義語をあらためて紹介します。

1:大路

対義語として、まず挙げられるのが「大路」です。読みは「おおじ」で、意味は「幅の広い道」、「町の中にある大きな道」、「大通り」のことです。古風な表現で、現在の日常会話ではあまり使われません。しかし、「小路」と同じように、昔は通りの名称として使われており、現在も「○○大路」などの通りが存在します。

2:広小路

すでに紹介しましたが、「広小路」も「小路」の対義語のひとつです。意味は、「幅の広い街中の道」。こちらも「大路」と同じく、古風な表現ですので、ふだんはあまり耳にしない言葉です。

3:大通り

日常会話で一番よく使われるのが、シンプルな「大通り」ですよね。「大通り」は「町の中にある広い道路」や「本通り」を意味する言葉です。とっさに「大路」や「広小路」といった言葉が思い浮かばなかった時は、「大通り」を使いましょう。

英語表現とは?

「幅の狭い道」を意味する「小路」を、英語にする時に使える表現を紹介します。単語そのものが「狭い道」を意味する場合は、その単語に冠詞である「a」や「an」をつけます。そうでない場合には、「狭い」を意味する「narrow」をつけましょう。

1:an alley

「小路」、「横道」、「路地」を意味する英語が「alley」です。言葉自体に「狭い道」という意味合いを含むので、冠詞の「an」をつけるだけで「小路」の英語表現になります。

2:a lane

「lane」という単語も、「alley」と同じく、「細道」や「小道」を意味します。こちらも、冠詞の「a」をつけるだけで「小路」の英語表現として使えます。ちなみに、「袋小路」の英語は、「lane」を用いて、「a blind lane」と表現します。

3: a path

「path」は「細い道」という意味の単語です。そのほか、「歩道」や「通り道」などの意味も持ちます。

4:a narrow street

「道」の英語表現で一般的に使われるのが「street」ですよね。「street」は「町中の通り」という意味の英語です。「street」自体に「狭い道」という意味は含まれていませんので、「狭い」を意味する「narrow」をつけることで、「小路」という英語表現になります。

最後に

「小路」と聞いて、ある程度意味はわかるものの、あらためて「小路」の定義や、「小道」や「小径」との違いを知ることで、より理解が深まったのではないでしょうか。日本語には似た言葉が多くあり、混乱してしまうこともありますが、一つひとつの言葉の意味を知り、着実に使い方をマスターしていきましょう。

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