【鸚鵡】は鳥の一種!どんな鳥?
今回のクイズは「鸚鵡」。
画数が多くて目がチカチカしてしまいそうですが、2つの漢字それぞれに「鳥」という字が入っていることから、なんとなく鳥の種類だと気づいた人は多いのではないでしょうか?
そうなんです。
この「鸚鵡」は鳥の一種で、動物園などで見たり、ペットとして自宅で飼う人もいる人気な鳥。
体の特徴はずんぐりしていて色がきれいなものも多く、くちばしが下向きに曲がっています。
なんといっても人のまねをしておしゃべりする様子が可愛らしい鳥です。
分かりましたか?答え合わせしてみましょう!
正解は…
【おうむ】
でした!
【鸚鵡:おうむ】
1.インコ目の鳥のうち、インコ類を除いたものの総称。一般に、尾が短く、体はずんぐりし、単色のものが多く、冠羽をもち、くちばしは下向きに曲がっている。人によく馴れ、人の言葉を巧みにまねる。オオバタン・キバタン・オカメインコなど。
2.歌舞伎で、主要な役が引っ込みのときなどに、派手なしぐさをしたり、利きぜりふを言ったあと、三枚目役が、そのとおりのまねをして観客を笑わせる演出。
~「鸚鵡+○○」の言葉紹介~
その1:鸚鵡石
【鸚鵡石:おうむいし】
1.山間などにある、音をよく反響する岩石。言葉石。響き石。おうむせき。
2.「おうむせき2」に同じ。【鸚鵡石:おうむせき】
1.「おうむいし1」に同じ。
2.歌舞伎の名せりふを書き抜いた本。役者の声色の練習用に出版された。おうむいし。
3.人の言ったことを、そのままに真似ていうこと。
その2:鸚鵡貝
【鸚鵡貝:おうむがい】
頭足綱オウムガイ科の軟体動物。カンブリア紀に出現し古生代前半に繁栄。現在、4あるいは6種が熱帯海域にすみ、生きている化石とよばれる。現生種は殻長約20センチ、平面に螺旋形に巻いた白い殻がオウムのくちばしを思わせる。殻の最外部の室にタコに似た軟体部があり、触手を雄で約60本、雌で約90本もち、吸盤はない。
その3:鸚鵡返し
【鸚鵡返し:おうむがえし】
1.他人の言ったとおりに言い返すこと。「鸚鵡返しに答える」
2.和歌の詠み方の一。相手から詠みかけられた歌の一部だけを変えて、別の趣向で返歌すること。
3.酒宴の席で、相手の差す杯を干して、すぐ返杯すること。
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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