しっちゃかめっちゃか
「しっちゃかめっちゃか」は、物事が入り乱れているさま、混乱したさまを意味します。また、めちゃくちゃという意味もあります。
使い方を例文でチェック
「滅茶苦茶」の使い方を具体的な例文で解説します。
「滅茶苦茶な運転をしないように」
「滅茶苦茶な運転をしないように」の「滅茶苦茶」は、「前後を考えずに事を行なうこと」という意味の「滅茶苦茶」の使い方です。「前後を考えずに乱暴な運転をしないように」という意味です。
「滅茶苦茶な量を飲んだ」
こちらは、「度を超した」という意味の「滅茶苦茶」の例文です。また、「前後を考えずにことを行うこと」という意味にもとれます。
「ケーブルが滅茶苦茶に絡まっている」
「ケーブルが滅茶苦茶に絡まっている」で使われる「滅茶苦茶」は、「しっちゃかめっちゃか」に置き換えることができ、「ケーブルがしっちゃかめっちゃか絡まっている」でも同じ意味になります。
英語表現とは?
「滅茶苦茶」の英語表現についても学んでおきましょう。
「That is absurd!」
「absurd」は、「ばかげた」、「不合理な」、「道理に反した」などの意味があります。「That is absurd!」は、「滅茶苦茶な!」「ばかげている!」という意味になります。
「He set an unreasonable price」
「unreasonable」は、不合理な、理不尽な、無茶苦茶なという意味の英単語。「He set an unreasonable price」は、「彼は滅茶苦茶な値段をつける」という意味になります。
ちなみに、関西弁の「めっちゃ」、「むっちゃ」を表す英単語は、「very」です。とてもシンプルですね。
最後に
4文字の漢字で成り立っている言葉は、中国由来もしくは、故事が由来ということも少なくありません。ですが、「滅茶苦茶」には、諸説あるものの明確な語源はなく、発音に頼った当て字ともいわれています。難しい意味や注意点もないので、カジュアルな場では、あまり深く考えずに使っても心配なさそうですね。
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