ビジネス
自分の保有している株価が上昇すれば儲けが出て、下落すれば損になります。そんな株価を見守る投資家や、ノルマが課された営業マンなどは、株価や契約状況に「一喜一憂」することが多いでしょう。
株価に「一喜一憂」せずに、落ち着いて適切なタイミングで取引きができる投資家が成功するのかもしれませんね。
スポーツ観戦
ハラハラせめぎ合う試合を見守る観客たちの心を表現するのが「一喜一憂」です。応援しているチームや個人に得点が入ったと思ったら、また逆転されたりと、観戦している人々の心は忙しく揺れ動くでしょう。
ワールドカップやオリンピックなど世界的な大会では、多くの人が集まって一緒に「一喜一憂」しながら代表選手を応援するのが醍醐味です。
「一喜一憂」をの使い方と例文
「一喜一憂」の使い方のポイントと例文をご紹介します。
「一喜一憂」は、喜んだり悲しんだりと、忙しく落ち着かない心を指して使います。若干マイナスなニュアンスが含まれる点も押さえておきましょう。
心配しすぎている友人や同僚を励ます際にも、「一喜一憂」という言葉が活躍するはずです。使い方をしっかり把握するためにも、実際のシーンを想像しながら例文を確認してみてください。
落ち着かない心を表現する際に使う
揺れ動く心を表現する「一喜一憂」がマイナスに捉えられがちな理由は、些細なことに心が動くのは、感情に振り回されて自分の軸がないというニュアンスを含むからです。
そのため、「一喜一憂しないで」の形で相手を励ます際にも使えます。
「一喜一憂」を使った例文
「一喜一憂」を用いた例文を確認して、実際に表現を使いこなせるようにしましょう。
【例文】
・最近は色々なことがありすぎて、【一喜一憂】してすっかり疲れてしまった。
・【一喜一憂】しながら友人と見たサッカーの試合を、今でも鮮明に覚えている。
・彼女の行動に【一喜一憂】しすぎて、周りからは心配されている。
・あまり【一喜一憂】せずに、目の前のことに取り組んでみよう!
まとめ
「一喜一憂」は、1つ1つの些細な出来事に喜んだり心配したりすることです。落ち着かない心を描写する表現であるため、マイナスな意味で用いられることが多いでしょう。
人が「一喜一憂」する様子は、恋愛やビジネス、スポーツ観戦などさまざまな状況でみられます。あまりにも心の振れ幅が大きいと、疲れてしまう方もいらっしゃるでしょう。
小さな幸せや喜びを味わいながらも、感情に振り回されすぎないように心掛けると、日々を落ち着いて過ごせるはずです。
写真・イラスト/(C) Shutterstock.com
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