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LIFESTYLE雑学

2022.02.14

台湾と日本の「餃子」の違いってなに?

台湾生活の中で私がいちばん衝撃と感銘を受けたのは何といっても “朝ごはん文化”。種類の豊富さ、グツグツモクモクが掻き立てる高揚感、そしてそれをお目当てにしてかしないでか朝早くからアクティブに活動する現地の人々。台湾という国が今のこの世の中でサバイバーとして経済活動を続けられている秘密はきっと「朝ごはん」にある、私にはそんな気がしてなりません。だから私も始めてみることにしました、朝ごはん屋さん。連載第95回目となる今回お届けするのは、台湾と日本の「餃子」の違いについて。

Text:
有田 千幸
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台湾で「餃子をください」と注文すると出てくるのは?

もはやお寿司を食べるよりも餃子を食べることのほうが多いのではないかというくらい、日本でも餃子はメジャーな食べ物となりました。

スーパーなどで餃子パックがガサガサっと陳列されている日本に比べ、台湾では朝ごはん屋さんを含め餃子を提供している店であれば必ずといっていいほど冷凍餃子を購入することができます。

「你要幾個? (いくつ欲しいの?)」と聞かれ必要な個数を伝えると、その分ポリ袋にガサッと入れて渡されるというラフなスタイル。元々冷凍保存されているのできれいに並べる必要がなくある意味エコ。

また台湾と日本の餃子にはさらに大きく異なる点もあります。

それが実は台湾には「焼き餃子」と呼ばれるものはないということ。そのため台湾で「餃子ください」と注文すると出てくるのはこんな感じの水餃子。

▲ テーブルにセットされた、醤油、お酢、ラー油を自分好みに調合していただきます。水餃子は中国語で「水餃 (Shuǐ jiǎo)」と呼ばれ、一般的な白い皮以外に緑の「翡翠水餃 (Fěi cuì Shuǐ jiǎo)」というものも。

ちなみに、台湾のいわゆる焼き餃子に当たるのは「鍋貼 (Guō tiē)」と呼ばれるこのようなもの。

▲ 包みかたも両端がくっついておらず空いたまま。蒸し焼きにするとそこから流れ出た肉汁が厚めの皮に染み込み、ひと味違った美味しさを楽しめます。

餃子 with 白ごはんは日本のカルチャー?

日本では焼き餃子は白ごはんと一緒にいただくのが主流ですが、台湾では水餃子は常に単品扱い。軽く済ませたい朝などは水餃子ひと碗で済ませたり、他にいくつかサイドディッシュを頼んだりすることも。

▲ 私が以前お出しした朝ごはんではひとつサイドディッシュを添えて。わが家でもよく水餃子を出すのですが、毎回夫は「白ごはんある?」といいます (笑)。

日本でもプリメイドの生餃子なら水餃子として楽しむことができます。また自分でつくる場合はもち粉入りの皮でつくると茹で上がりのもっちり食感をより感じることができます。水餃子はお肉と野菜 (キャベツ、白菜など) の比率を2:8くらいにしてシャキシャキにするのもおすすめ。お肉少なめだと子どもの手にも扱いやすいので週末に一緒につくって冷蔵庫にたくさんストックしておくのも◎。よっぽど大きいものでない限り、茹で時間は4分半ほどがちょうどよい頃合いです。

パパがいない日や今日は疲れた〜っていう日または朝ごはんに、おうちで「水餃子」いかがですか。

【続】

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ライター

有田 千幸

外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経てライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。中医薬膳師。家庭薬膳アドバイザー。@chiyuki_arita_official

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