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【目次】
ニトリで理想の枕を見つける方法は?
ニトリはさまざまな枕を展開しているので、自分に合った使い心地のものを見つけやすいところが魅力です。
理想の枕を見極めるポイントを知らずになんとなく選んでしまうと、失敗の原因に。自分に合った枕の選び方をチェックしましょう。
自分に合う「サイズ」や「高さ」を知る
枕のサイズは、小さめ・標準・大判などに分けられます。ニトリの標準サイズは「幅40×奥行60cm前後」で、商品によって微妙に大きさが異なります。
小さめサイズは小さな子どもや小柄な女性向けで、大判サイズはゆったりと寝たい人におすすめです。寝相が悪い人はやや大きめなサイズを選ぶと、寝返りの際に枕から頭が落ちて眠りを妨げられることが減るでしょう。
また、枕の高さも重要な要素。高すぎたり低すぎたりすると安眠できません。高さが合っていないものを使うと寝付きにくいだけでなく、首や肩に不調が起きることも。
ニトリの枕は、高・中・低の三つに分けられ、好みに合わせて選べます。柔らかく体が沈み込みやすい敷布団を使用している人や、うつ伏せで寝たい人はやや低めの枕を選びましょう。高めの枕は、体格がしっかりとした人向けです。横向きの姿勢で寝る人も高めの枕を選ぶと、頭と首の間にできる隙間を埋めやすく、快眠に期待ができます。
寝やすい姿勢に合わせた「形状」を選ぶ
ニトリの枕は通常の長方形以外にも、さまざまな形状があります。頭や首のカーブに合わせてくぼませたものや、手前と奥で高さを変えているものなど、種類が豊富です。
寝るときに首や肩などの1点に負担がかかると、痛みが出やすくなります。理想的な寝姿勢を目指すには、「体圧を分散しやすくしたもの」や「寝るときの姿勢に合ったもの」を選びましょう。
横向きの姿勢で寝る人には、横向き寝に特化した枕や、上半身を包み込むような形状の枕がおすすめです。
ニトリは抱き枕も展開しており、横向きで寝たい人はもちろん、妊婦さんや体にかかる負担が気になる人は選択肢に入れてみてもよいでしょう。
枕の「素材」や「柔らかさ」にも注目
枕は中材にどんな素材が使われているかによって、特徴が異なります。ニトリの枕に使用されている主な素材と特徴は、以下の通りです。
●ポリエステル
:丸洗いできるものや柔らかいものが好きな人におすすめ
●コルマビーズ
:丸洗いでき、通気性がよい
●パイプ
:丸洗いでき、通気性がよい
●低反発ウレタン
:包み込まれるような寝心地が好きな人におすすめ
●高反発ウレタン
:硬さが気温によって変化しづらく、通気性が確保されている
●羽根・羽毛
:軽量でふんわりと柔らかく、吸湿性・放湿性にも優れている
●そばがら
:枕にたまりがちな熱を逃がしてくれる素材。そばアレルギーの人は使用できない
ニトリでおすすめの定番枕
ニトリの枕の中でどれを選ぶか悩んだときは、まず人気がある枕をチェックしてみるのがおすすめです。人気がある商品は、それだけ使い心地がよいと考えられます。
定番の人気を誇る商品を見ていきましょう。
ホテルスタイルまくら 標準(Nホテル2)
一流ホテルで使用されるような、高品質な枕を目指して作られた商品です。柔らかさとしなやかさを持つ、超極細繊維の「マイクロファイバーわた」が使用されています。羽毛のような柔らかさと弾力性の両方を併せ持ち、ボリューム感があることが特徴です。側生地にはマチが設けられ、型崩れしにくくなっています。
サイズは標準の、幅40×奥行60×高さ20cmです。高さは中程度で、あお向けで就寝する人に向いています。洗濯ネットに入れて丸洗いでき、いつでも清潔な状態を維持できます。
商品名:ホテルスタイルまくら 標準(Nホテル2)
低反発枕 (プレミアフィット2)
高密度の低反発ウレタンを使用し、フィット感にこだわって作られた枕です。頭や首に沿うアーチ状になっていて、寝返りをしたときに頭が落ちづらくなっています。
カバーと中材の両方に「抗菌防臭加工」が施されており、衛生的に使えます。頭をゆっくりと優しく包み込み、快適な寝心地を提供してくれるでしょう。
枕の硬さは「普通」で、高さは中程度なのであお向けに眠ることが多い人におすすめです。カバーのみ、洗濯に対応しています。
商品名:低反発枕 (プレミアフィット2)
「高さ調節」ができるニトリのおすすめ枕
枕の高さが合うかどうかは敷布団との相性もあるため、ちょうどよい高さのものを見つけることはなかなか難しいもの。高さを調節できるタイプであれば、どんな環境にも対応できるでしょう。
ホテルスタイル高さ調整羽毛まくら (Nホテル2 Dプレミアム)
中材に羽毛を使用した枕に、「マイクロファイバーわた」を使用した「調整シート」が2枚付属しています。シートを足したり減らしたりして、好みの高さに変えましょう。2枚のシートはそれぞれ形状が異なり、組み合わせを変えて寝心地に変化をつけられます。側生地にマチが付いているので、型崩れしにくく快適な使い心地です。
吸湿性・放湿性に優れた羽毛を一番外側の層に使用した作りで、ふんわりとした柔らかさを楽しめます。
羽毛には「消臭抗菌加工」がされており、羽毛自体の臭いを和らげるだけでなく、汗の臭いも抑えることができるので快適に寝られるでしょう。
商品名:ホテルスタイル高さ調整羽毛まくら Nホテル2 Dプレミアム
肩・首・背中も支える枕
頭だけでなく、肩・首・背中を全体的に支えられる枕です。従来の枕よりも体圧を分散させ、上半身全体で体重を支えられます。
頭から背中までのラインに沿うように、高低差が設けられたデザインです。付属のシートで自分好みの高さに調節でき、睡眠中の姿勢をサポートします。
素材に低反発ウレタンを使用し、伸縮性の高い立体ニット生地で包み込んだ構造です。サイドに通気性に優れた「メッシュ生地」を使うことで、熱をこもりにくくしています。
商品名:肩・首・背中も支える枕
高さ10カ所調整できる枕(パイプ)
「本体」「部分調整ウレタンシート」「全体調整ウレタンシート」の3層構造になっていて、部分的に中材を取り出すことで、高さを微調節できる作りになっています。
素材には丸洗いでき、耐久性や通気性に優れた「パイプ」を使用しており、やや硬めの枕が好きな人におすすめです。
あお向けや横向きなど、就寝時の姿勢の癖に合わせた調節が可能なので、オーダーメイドした枕のような寝心地を目指せます。本体と側生地に「抗菌防臭加工」がされているところもポイントです。
商品名:高さ10カ所調整できる枕(パイプ)
高さ10カ所調整できるまくら(そば)
本体の中材に「天然のそばがら」を使用した、高さ調節が可能な枕です。本体裏側のファスナーを開け、「部分調整ウレタンシート」と、「全体調整ウレタンシート」を出し入れして高さを調節できます。
合計10カ所もの高さ調節が可能なので、自分好みの寝心地を追求できるところが魅力です。そばがらは、余計な水分を吸い込み外部へ放出する性質を持っているので、さらっとした使い心地を楽しめます。
湿気が多い時期に枕がジメジメするのが苦手な人や、暑さに弱い人におすすめです。本体と側生地には「抗菌防臭加工」が施されており、臭いの原因となる菌の増殖を防ぎます。
商品名:高さ10カ所調整できるまくら(そば)
高さ調整できる 麻生地そばまくら ミニサイズ(イブキ2)
そばがらの中材を、通気性に優れた「麻」の側生地で包んだ枕です。側生地の両端に「ひも」が付いており、結び加減を変えるだけで好みの高さに調節できます。
中材を出し入れせずに高さを変えられるので、手間がかかりません。「硬め」で、幅35×奥行50×高さ12cmのミニサイズなので、ごろ寝やお昼寝用などにも使えます。
商品名:高さ調整できる 麻生地そばまくら ミニサイズ(イブキ2)
「横向き寝」がしやすいニトリのおすすめ枕
横向きの姿勢で寝る際、通常の枕だと首や肩などに段差ができてしまい、負担がかかることも。隙間ができないようにこだわった枕を選べば、寝苦しくならず痛みも出にくくなるでしょう。
横向きで寝たい人におすすめな商品を紹介します。
横向き寝がラクなまくら(ナチュラルフィット)
横向きで寝たときに、負担が少ない形状になった枕です。枕を「横向き寝エリア」と「あお向け寝エリア」に分けることで、首や肩にかかる負担を減らせるデザインとなっています。横向きになったときの寝姿勢が自然になるよう、サイドの高さがしっかり確保されているのが特徴です。
本体・低めのウレタンシート・高めのウレタンシートの3層構造になっていて、好みの高さに調節できるのもうれしいポイント。側生地には「抗菌防臭加工」が施されており、カバーのみ洗濯が可能なので、清潔感を維持できます。
商品名:横向き寝がラクなまくら(ナチュラルフィット)
横向き寝促進まくら 低反発(カーム)
横向きで寝たときの耳や顔にかかる圧迫感を減らす、特殊な形状になった枕です。「耳ポケット」が耳あたりを優しくし、「鼻ポケット」が自然な呼吸をサポートしてくれるので、「横向きで寝たいのに途中で寝苦しくなってしまう」という人におすすめです。
枕の手前に向かって高さをつけていくことで肩への負担も和らぐようになっています。本体のほかに2枚のウレタンシートが付いており、必要に応じて取り外すことで高さの微調節もできます。
商品名:横向き寝促進まくら 低反発(カーム)
「ムレにくい」ニトリのおすすめ枕
人は寝ている間も汗をかくので、頭部がムレてしまうことがあります。頭部に熱気がこもると寝苦しくなり、安眠できません。ニトリの枕の中でも、特にムレにくい工夫がされている商品を紹介します。
3次元立体構造まくら Nジオ ウェーブ
空気を通す「3次元立体構造」で、ムレにくさを実現した枕です。熱がこもりにくい構造で、暑がりな人や汗っかきな人でも使いやすくなっています。
やや硬めに作られているので、しっかりとした寝心地です。頭や首によくフィットする「波型形状」が心地よい寝姿勢をサポートし、横向き・あお向けのどちらで寝ても無理のない姿勢へと導きます。
カバーは洗濯機で洗い、本体はシャワーの水をかけて洗いましょう。簡単なメンテナンスで、気になる汚れや臭いをスッキリと洗い流せます。
商品名:3次元立体構造まくら Nジオ ウェーブ
冷感低反発まくら(ひんやりタッチ)
「接触冷感素材」を使用したカバーと、「冷感材」を染み込ませたウレタンフォームを使用し、ひんやりとした使い心地にこだわった枕です。
ウレタンには複数の穴を開けて通気性をアップし、ムレにくくしています。一般的なウレタンに比べて「約1.7℃」も冷たく感じるように作られており、寝苦しい夜を快適にしてくれるでしょう。
また、「制菌防臭加工」が施されているので、臭いの原因菌を抑制する効果があります。生乾きの嫌な臭いや、汗の臭いなどに敏感な人におすすめです。
商品名:冷感低反発まくら(ひんやりタッチ)
ニトリでおすすめの抱き枕
抱き枕は全身を預けられるので、安心感を得られる特徴があります。ニトリの抱き枕には豊富なバリエーションがあるため、使いやすいものが見つかるでしょう。
寝やすさにこだわった、おすすめの商品を紹介します。
頭も支える抱き枕(ポリ ヌード)
アルファベットのPのような形状をした抱き枕です。横向きに抱きかかえながら頭を乗せられる形状で、通常の枕で寝るときよりも頭・腕・脚の負荷の分散に期待できます。
中材に「ポリエステル」を使用し、柔らかい感触で使い心地も快適でしょう。枕以外にクッション代わりとして、就寝時だけでなく昼寝やリラックスしたいときなどにも利用できます。
サイズは幅45×奥行115×高さ10cmで、重量は約1.3kgと軽く、女性でも扱いやすくなっています。ヌードタイプなので、別売りのカバーを付けて使用しましょう。
商品名:頭も支える抱き枕(ポリ ヌード)
上半身を包み込むまくら
3カ所に穴が開いたU型の抱き枕です。上半身を包み込むようにしながらあお向けで寝たり、横向きで抱きついて眠ったりと、さまざまな姿勢で眠れます。
寝ているときだけでなく、座った状態でリラックスしたいときにも使える形状で、肩に掛けて使えば首回りを支えてくれます。先端部に開いた穴に手を入れれば、ずり落ちる心配もないでしょう。
中材にはポリスチレン素材のビーズが使用されており、柔らかすぎない使い心地を楽しめます。カバーは取り外して洗濯できるので、汗をかきやすい季節も安心です。
商品名:上半身を包み込むまくら
枕の替えどきやお手入れ方法をチェック!
頭は人体の中でも重さがある部分なので、同じ枕を使い続けると中材が傷んでしまいます。使い心地が変化したまま使用し続けると、首や肩などの不調の原因になる場合があるのです。
枕の替えどきや、正しいお手入れの方法を見ていきましょう。
枕のおおよその交換時期や目安
枕には寿命があり、中材がへたったりつぶれたりしたときが交換のタイミングです。使い方や品質によって交換時期は異なりますが「3〜4年程度」で使い心地に変化を感じるでしょう。
中材によっても耐用年数が変化し、ポリエステル・羽根・ウレタンなどは2〜3年で寿命が来ることがあります。そばがらのような割れやすい素材は、1〜2年で使用感が変わってくるでしょう。
硬いパイプ素材はつぶれにくいので、3〜5年ほどと長持ちする傾向にあります。いずれにしても、長期間使い続けるには、中身を補充したり入れ替えたりなどのメンテナンスが必要です。
へたった状態で使用し続けると、首や肩に痛みが出かねません。安価なものは買い直しを検討し、高価なものはメンテナンスしながら使い続けることをおすすめします。
洗える枕の洗濯方法
枕を洗う際は、洗い方や乾燥方法などを詳しくチェックしてから洗うと失敗が抑えられます。
ポリエステル・パイプ・ビーズなどを使用した枕は洗える仕様となっていることが多いですが、商品ごとの取扱説明書や洗濯表示をよく確認してから洗うことが大事です。
洗濯方法は、手洗いと洗濯機での丸洗いに分かれます。手洗いできるものは、オケなどに入れて「揉み洗い」しましょう。
洗濯機で丸洗いできるものは、型崩れを防ぐために「洗濯ネット」に入れ、「弱水流のコース」で洗います。いずれの場合でも、枕カバーは本体から外し、別々に洗いましょう。
そして洗濯した後は、水気を残さないようによく天日干しして乾燥させることが重要です。内部に湿気を残した状態だと、カビが生えたり嫌な臭いがしたりする原因になります。
洗濯不可の枕のお手入れ方法
洗濯ができないタイプの枕も、こまめにお手入れをして清潔感を保つことが大事です。何もせずにいると、「湿気」がたまって素材の劣化が早まります。
そばがらを使用した枕は、できるだけ頻繁に「天日干し」して湿気を飛ばしましょう。枕をたたくとそばがらが割れて粉が出てしまうので、優しく取り扱うことが大切です。
低反発ウレタン・高反発ウレタン・羽根・羽毛を使用した枕は、「風通しのよい場所で陰干し」をします。直射日光に当てると素材が劣化する恐れがあるので、室内か日陰の場所に干すことがポイントです。
午後の遅い時間に干すと、かえって湿気を吸い込んでしまうことがあります。よく晴れたカラッとした空気の日を狙って、朝から午後の早い時間にかけて干しましょう。