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2023.10.14

【多勢に無勢】とはどういう意味? 自分が大人数側のときにも使える?

「多勢に無勢」の対義語

「多勢に無勢」の対義語とその意味は以下のとおりです。

少数精鋭(しょうすうせいえい)

人数は少ないものの、選りすぐりの兵士や人材だけを揃えること。寄せ集めの集団ではなく、優れたものだけの集まりで人数以上の働きをすることもある集団。

寡を以って衆を制す(かをもってしゅうをせいす)

多数に対して少数で勝利をおさめること。

対義語までチェックして、言葉の理解を深めましょう。

【目次】

まとめ

「多勢に無勢」とは、相手が多人数でこちらには勝ち目がないことを表現することわざです。自分たちのグループのほうが相手よりも人数が少ないうえに、パワーバランスで見ても不利で勝ち目がないと感じるような状況で使いましょう。

「多勢に無勢」という言葉は主に軍議などで使われていました。古くは平家物語でも使われていたことが確認できます。「多勢に無勢、雉と鷹」という言い回しをして、勝ち目のなさをさらに強調する使い方も可能です。

ほかの言葉に言い換える場合には、「八方塞がり」や「衆寡敵せず」などの類語を使って表現しましょう。

言葉が持っている意味や語源、使い方、類語などをしっかりとチェックして、さまざまな言葉を正しく使えるようになりましょう。

多勢に無勢

写真・イラスト/(C) Shutterstock.com

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