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FASHIONおしゃれプロ

2022.03.19

vol.16:ブランドか、ブランド以外か。(続・パールピアスの話)

大きなお買い物をするとき、どのブランドで買うのが正解? 実体験をもとに考えてみました。前回のコラムの続編的な内容になっているので、気になった方はそちらもぜひ!

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editor_kao
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こんにちは、editor_kaoです。

前回、30代のころに正統派の6ミリパールのピアスが似合わなくなり、10ミリのピアスを購入したエピソードを書いたのですが(記事はこちら)、まだまだ書き足りないことがあって。今回は、その続きができたらと思います。

どれが正解? パールピアスを買うときの3択クイズ

あらためて、大粒のパールピアスを手に入れるにあたり、こんな大きなお買い物をする機会もめったにないと、どのブランドのものにするか、かなり悩みました。「大人だもの、ここはやっぱり一流のパールブランドで!」と、最初は思っていたのですが、いざ価格を調べてみると、た、た、高い……(あたりまえ)。パールは、10ミリを超えるとかなり価格が跳ね上がります。さらにパールの種類やクオリティにこだわっていくと、もう天井知らず。欲しい、が、しかし、当時の私にとってあまりに予算オーバー。でも、適当なショップで買うのも違う気がする……。

そんな私の前に、3つの選択肢が立ちはだかります。

1. 粒を小さくしても一流ブランドにする
2.ブランドにこだわらず大粒を選ぶ
3.バロックパールなど、形をカジュアルにする

さて、私はどれにしたでしょう?(シンキングターイム!)

・・・・・

正解は、2の「ブランドにこだわらず大粒を選ぶ」でした!

私がパールに求めることって、なんだったっけ……?

当時の私は、「真円のパールピアス」がしたかったので、まず3はなし。そしてこれも前回のコラムで書いたけれど、パールは1ミリの差が大きく印象を左右するもの。だからブランドにこだわってサイズを小さくしてしまったら、「今までのパールが似合わないから大粒パールが欲しい」という本来の目的から、ずれることになるのです。ただ、ブランドにこだわらないとはいえ、信頼できないショップでは買えなかったので、百貨店の宝飾コーナーで選ぶことにはしたのですが。

しかし今となっては「全部正解!」って思います。なぜなら、何が素敵だと思うか、その価値観は人それぞれだから。

雑誌のパール特集などを担当したときに、さまざまなブランドのものを並べて見られるのが、編集者の特権なのですが、一流パールブランドのものって、本当に美しいんです。輝きがカリッとしているというか、パールの巻き(真珠層の厚さのことで、厚いほど良質で耐久性もあります)がしっかりしていそうと思わせる、硬質な輝きがある印象で。それに対し、ややクオリティの下がるパールは、輝きがぼんやりして見える。ただ、日常生活でパールを比べることなんてほとんどないので、ひとつずつ見れば、十分にきれいなのですが。

大切にしていくうちに、マイナス面もかわいく感じて

さらに私のパールピアスには、ところどころに「えくぼ」といわれる小さなくぼみがあります。天然のものゆえ、えくぼのないパールはかなり希少(そしてやはり予算オーバー)。やはり最初は気になって、選ぶのをためらっていたのですが、店員さんによれば「手に取って間近に見ると気になりますが、実際ピアスは耳にするもの。周りの方は遠目でしか見ないので、目立つこともありませんよ」とのこと。確かに、「えくぼ」という表現もポジティブで素敵だし、身につけていくうちに愛着がわいてくるというか。最初は予算におさまらず、いろいろなことをあきらめたつもりだったけど、今となっては、完璧すぎるパールは隙がなくて、自分には不相応かもしれないとも思うようになりました。だから、どっちを選ぶかは、自分しだいなんですよね。

同じように3のバロックパールも、好みだと思います。個性的な形は唯一無二ですし、普段の着こなしにも合いやすい。自然の生命力をより感じるところも、かえって今っぽい選択ともいえます。

だから長々と書いたけれど、結局はどれを選んでも正解! パールって、とてもシンプルなジュエリーだけに、その人の本質がわかるような気がします。どれを選んでも自由だけれど、選ぶ理由は、自分なりの筋を通したいものですね。

【今日のひと手間】
ちょっと気が早いのですが、黒のサンダルを新調しました! 長年愛用していたサンダルのストラップが、とうとう切れてしまい……(泣)。
選んだのは、ロンドンのコンフォート靴ブランド”フィットフロップ”のクロスデザイン(バックストラップ付き)。SNSで「めちゃ履き心地よし!」という評判だったので、思いきって試着もせず、ネットで購入したのですが、これが大正解の予感。フィット感もソフトだし、厚底なのに軽いしで、これは夏の間中、履くと思う……。いかにもコンフォート靴って感じがしないデザインもうれしい! ほかにも種類がたくさんあるので、早々に2足目を買っちゃうかもです!

 

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エディター

editor_kao

大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。ライフスタイルWEBメディアkufura(クフラ)でも「4ケタアイテムで叶えるオシャレ」を連載中。

イラスト/柿崎こうこ

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