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2022.06.14

初夏が旬!「蚕豆」←なんと読む? 漢字の由来、別名などを紹介

「蚕豆」は初夏が旬の食べ物。焼いたり茹でたりして食べることが多く、お酒のおつまみとして楽しむ人も多いです。今回は、「蚕豆」と表現する由来、おすすめの食べ方や豆知識などを紹介します。

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「蚕豆」の読み方や由来とは?

「蚕豆」という漢字、なんと読むかわかりますか? 初夏になると店頭に並ぶあの食材のことです。

蚕豆読み方意味食べ方

「蚕豆」の漢字の由来

「蚕豆」は、「そらまめ」と読みます。夏の時期になるとスーパーに並ぶ、大きな黄緑色のさやに入った豆のことです。「蚕豆」の由来は、さやの形がまるで蚕のように見えること、蚕が繭を作る初夏に旬を迎えるからだといわれています。また、「そらまめ」は「空豆」と書くのが一般的ですが、これはさやが空に向かって伸びていくことが由来のようです。

「蚕豆」の特徴

「蚕豆」は、マメ科ソラマメ属の野菜です。北アフリカ・西南アジア原産とされ、春になると白や紫色の花を咲かせます。細長いさやの中には大体3〜4つほどの豆が入っており、塩茹でにするのがポピュラーな食べ方です。

3月〜5月頃になると店で販売されるようになりますが、収穫から美味しく食べられる期間が短いデリケートな野菜でもあります。大豆・落花生・遠藤豆・インゲン豆・ヒヨコ豆とともに、6大食用豆と呼ばれています。

「蚕豆」の歴史は古く、エジプトでは4000年以上前から主食とされていたのだとか。日本へは、奈良時代に中国から伝わったそうです。現在では、鹿児島県や千葉県が「蚕豆」の代表的な生産地。鹿児島県で育成した新品種「まめこぞう」は、豆臭くなく甘味が強いのが特徴です。

「蚕豆」の栄養素

「蚕豆」には、タンパク質や炭水化物のほか、ビタミンB1やビタミンB2が豊富。ビタミンB1には、疲労回復を促進する効果が期待でき、ビタミンB2は、粘膜細胞の保護や再生につながります。また、カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル類も多く含みます。

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夏バテや肌への紫外線ダメージが気になる季節には、ぴったりの食材。皮には食物繊維も含まれているため、皮ごとポタージュスープにするのもおすすめです。

「蚕豆」の食べ方とは?

「蚕豆」を購入する際は、さやの色が濃く、ハリとつやがあるものを選びましょう。外から見て「蚕豆」の形がそろっているものが、きちんと育っている証拠です。「蚕豆」は鮮度が落ちやすいため、なるべくさやに入ったものを選び、調理する前にさやから出しましょう。その日のうちにさやごと調理することと、あまり火を通しすぎないことが美味しく食べるコツです。

蚕豆読み方使い方

1:茹でで食べる

「蚕豆」といえば、お酒のおつまみとして茹でて食べるのが定番! 「蚕豆」はさやから出したら、豆の端っこに浅く切れ込みを入れましょう。そうすることで塩味がなじみやすくなります。

2:焼いて食べる

茹でるイメージが強い「蚕豆」ですが、焼いて食べるのもおすすめ。焼き色がついたら、さやをむいて、醤油をつけて食べるとおいしいですよ。皮ごと焼くことで、ほくほくとした食感が味わえます。

3:そらまめごはん

いつもの食べ方と変えたいなら、蚕豆ごはんに挑戦してみてはいかがでしょう。色鮮やかで、ふっくらとした蚕豆を味わえます。

「蚕豆」の豆知識

毎年初夏になると見かける「蚕豆」ですが、案外知らないことが多いかもしれません。ここでは「蚕豆」のちょっとした豆知識を紹介します。

1:「蚕豆」の黒い部分を「お歯黒」という

「蚕豆」を見ると、頭の部分に黒い線のようなものが付いているはず。これは豆がさやに繋がっていた部分で、「お歯黒」と呼ばれます。まだ実が若く硬いものは、この部分が黄緑色のまま。次第に実が熟してくるとその名の通り黒く変わってくるのです。

2:さやの内側にあるワタも食べられる

「蚕豆」のさやの内側には、白いふわふわしたワタが。このワタには、蚕豆の栄養を一時的に貯めておく役割があるのだそう。ワタには甘味成分が含まれているので、スプーンですくって食べることができますよ。グリルで焼いた際に味見してみてはいかがでしょうか。

3:おたふく豆・一寸豆などの別名も

「蚕豆」は、「おたふく豆」「一寸豆」「刀豆」「唐豆」などさまざまな呼び名があります。「おたふく豆」は、その豆の形がおたふくの顔の形に似ているのが由来だそう。また、「一寸豆」は、豆の大きさが一寸(3cm)ほどだから、「刀豆」はさやが刀の形に似ているから、「唐豆」は唐の国から伝わったものだからそう呼ばれたようです。

「蚕豆」の品種

「蚕豆」には、濃い緑色や淡い緑色のほか、赤褐色の品種があります。日本で流通している品種はほぼ緑色のもので、比較的大粒の「一寸ソラマメ」と呼ばれるタイプが一般的です。

蚕豆

1:仁徳一寸

「仁徳一寸」は、さやと豆ともに鮮やかな濃い緑色をしています。豆は3cmほどと大粒で、甘みがある品質の良さが自慢。丈夫で育てやすいので、「一寸ソラマメ」の中でも人気の品種です。

2:初姫

「初姫(はつひめ)」は、豆が赤褐色をしているのが特徴です。大体さやの中に1粒から3粒ほど入っており、大きさは一般的な蚕豆と同じサイズ。見た目は赤褐色ですが、表面の皮を剥ぐと通常の空豆と同じ色になります。柔らかな甘味とコクがあり、薄皮も柔らかく食べることができるそうです。

3:フェーブ

「フェーブ」はヨーロッパで食べられている蚕豆です。「フェーブ」とはフランス語で、「蚕豆の実」を意味する言葉なのだそう。ヨーロッパの「蚕豆」は、日本のものと比べると見た目が細くひょろっとした形をしています。フランス料理では、茹でたものをバターとあえてメイン料理の付け合わせにしたり、裏ごししてポタージュやソースとして活用するようです。

最後に

初夏になると店頭で見かける機会の多くなる「蚕豆」。一般的には「そらまめ」と平仮名で書かれることが多いため、「蚕豆」と書くことを初めて知ったという方も多かったのではないでしょうか。茹でたり焼いたりなど作り方は簡単なので、手軽な一品料理として活躍してくれるはず。この夏は旬の味覚「蚕豆」を味わってみてはいかがでしょうか。

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