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2023.06.12

「背に腹は代えられない」の意味は? 正しい使い方を例文で解説

 

背に腹は代えられない とは 意味 使い方 例文 類語 言い換え 変えられない 由来 語源

やむを得ない

「やむを得ない」は、「どうしようもできず仕方がない」「不本意だが諦めるしかない」「仕方がない」といった意味の言葉です。「背に腹は代えられない」とほぼ同じ意味を持ち、言い換えて使うことができます。

どちらかというと、日常会話よりもビジネスシーンや公的な場面で使われることが多いでしょう。

●「やむを得ない」事情で欠席される場合は、事前にご連絡ください
●欠陥が見つかったのなら、発売延期も「やむを得ない」

小の虫を殺して大の虫を助ける

「小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)」は、「大きなもののために小さなものを切り捨てる」「全体のために一部を犠牲にする」という意味のことわざです。

やむを得ない状況のとき、小さなものは犠牲にして、重要なものを守ることのたとえで使われます。

●目の前の人を助けるために躍起になっていたが、「小の虫を殺して大の虫を助ける」判断も必要だったのかもしれない
●これだけの赤字続きなら、人員削減も「小の虫を殺して大の虫を助ける」ためだと理解できる

また、「小を捨てて大に就く(しょうをすててだいにつく)」も同じ意味のことわざです。

時の用には鼻をも削ぐ

「時の用には鼻をも削ぐ(ときのようにははなをもそぐ)」を直訳すると、「緊急時には自分の鼻を切り落としてでも最大の危機を回避する」です。

これが転じて、「危険が目前に迫っているときは、手段を選ばず犠牲を払ってでも大事なものを守れ」という意味のことわざになっています。

●売上が大幅に落ちたので、「時の用には鼻をも削げ」ともいうし、店舗数を半分に減らすことにした
●「時の用には鼻をも削ぐ」というように、逃げ場がなくなった犯人は真冬の海に飛び込んだ

また、「急の用には鼻を欠け(きゅうのようにははなをかけ)」も同じ意味のことわざです。

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