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2023.12.18

【四十雀】←なんと読む? 生態や語源、鳴き声、食べ物、いつの季語かも紹介

皆さんは「四十雀」という鳥を知っていますか?そしてこの漢字は読めたでしょうか。今回は「四十雀」の 生態や語源、鳴き声、食べ物、季語も合わせて紹介していきます。

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「四十雀」の読み方と意味は?

「四十雀」とは、いったい何でしょう? 「雀」がついているので「スズメ」の仲間? それとも「孔雀」の仲間でしょうか? 漢字の正しい読み方は? 「四十」がつく理由も気になりますね。そんな「四十雀」について、今から一緒に確認していきましょう。

「四十雀」の意味や読み方
  1. 「四十雀」の読み方
  2. 「四十雀」の意味

四十雀

「四十雀」の読み方

「四十雀」は「シジュウカラ」と読みます。「雀」という漢字が入っていますが、「スズメ」とは読みません。「孔雀」の「ジャク」も違います。間違えて「シジュウスズメ」や「シジュウジャク」と読まないように、気を付けてくださいね。

「四十雀」の意味

「四十雀」は、スズメ目シジュウカラ科の鳥で、全長15センチ程の大きさです。漢字に「雀」が入っているのは、スズメ目だからです。日本全国の平地や森林に住んでいて、都会の公園などでも見かける身近な鳥です。

黒い頭に灰色の羽で、背中は黄緑色。頬っぺたは白色で、胸にネクタイのような黒い帯模様が入っているのが特徴的です。ネクタイ模様の太いのがオスで細いのがメス。このように、模様の太さでオスとメスを見分けることができます。

「四十雀」とはどんな鳥?

読み方がわかったところで、「四十雀」がどんな鳥なのかを具体的に見ていきましょう。

「四十雀」の語源

では「シジュウカラ」を、漢字で「四十雀」と表すのはなぜでしょうか? 語源を確認してみましょう。まず一つ目は、雀40羽分の高価な価値がある小鳥であったことから、「四十雀」と呼ばれるようになったという説。「四十雀」1羽を手に入れるためには、40羽もの雀が必要だったのですね。それほど、価値の高い小鳥だったようです。

もう一つは、「四十雀」が沢山の仲間と群れで生活する様子を、「四十」という大きな数字で表したという説。これらの説では、「四十」という数字は数の多さを表しているのですね。

他にも、「チンチンカラカラ」という鳴き声が略されたものという説や、「シジュウ」と鳴く「カラ」という種類の鳥だからという説などがあります。このように多くの語源説が存在するほど、「四十雀」は私たちにとって昔から馴染み深い存在だったのですね。

「四十雀」の鳴き声

「四十雀」は、鳴き声で仲間とコミュニケーションを取る鳥といわれています。「ツピツピ、ツツピー」は、繁殖期の雄の鳴き声。天敵である蛇のアオダイショウを見つけた時は「ジャー、ジャー」という警戒を表す鳴き声で、仲間に危険を伝えます。「スィー」という鳴き声は、猛禽類が現れた時。首を左右に振って周りを確認しながら「ピーツピ」と鳴いて、身近に天敵が迫っていることを知らせます。「みんな集まれ!」は「ヂヂヂヂヂ」。

また、鳴き方には文法があり、鳴き声の順序の違いで文章を作っているとのこと。「ピーツピ、ヂヂヂヂ」」は、「敵が近くにいるので、みんな集まれ!」という意味だそうです。なんだか人間の言葉みたいで、面白いですね。

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