上司に「お願い」するとき
上司にお願いのメールが必要になる場合、提案書などの確認や、悩みの相談など、さまざまな場面が考えられます。いずれの場合でも、丁寧に端的に書くようにします。また、上司は一日に多くのメールを受け取ることが考えられるので、件名を見ただけで内容や緊急度がわかるようにするとベストです。
例:【至急】○○株式会社への提案書確認のお願い
●日の会議で議題になりました、○○株式会社への提案書確認のご回答が、本日まだ確認できておりません。お手数ですが今週中が期限となっておりますので、早急にご対応くださいますようお願い申し上げます。
友だちに「お願い」するとき
友だちに「お願い」するときは、関係性にもよりますが、ついやってくれて当然という考えになりがち。誰に対してもそうですが、相手への感謝、尊敬の意識を持つようにしましょう。特に、友だちがビジネスとしてやっていることをお願いする場合、win-winの話なのか、自分だけにメリットのある話になっていないか、よく考えてみましょう。
しかし、友だちだからこそお願いできることもあるはず。そのような場合は、いい意味で相手を乗せ、気持ちよく引き受けてもらえるようにするのもポイントです。
例:この業界のことなら○○さんが適任だと思うので、是非お願いしたいです
【目次】
「お願い」を言い換えると?
「お願い」の類義語には依頼、要請、請求などがあります。中でも、要請は強く願い求めること、請求は権利として要求する、といった細かいニュアンスの違いはありますが、いずれもある作業や行動を人に頼むことです。ビジネスシーンでは「救援を要請する」や「費用を請求する」などと使います。
~していただけますか?
「お願いします」の言い換えとしてよく使われるものに、「~していただけますか?」があります。ここには「できるなら~してほしい」という気持ちが入っています。会話の中で使われることが多いです。
~していただきたく存じます
これは「~していただきたく思います」をさらに丁寧にした言い方。目上の方や取引先の方、上司にはふさわしい表現です。
~していただければ幸いです
これは「~していただけたら嬉しいです」という気持ちを丁寧に表したもの。手紙やメールなどの終わりに加えることが多いです。ただし、やわらかい印象を与えるので、緊急性の高いときに使用するには注意が必要です。
最後に
ビジネスシーンだけでなく日常生活でも「お願い」する場面は多いもの。お互い様という意識を持ち、相手を不快にさせないような表現でお願い事をし、人間関係を円滑にしたいところです。
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