性別問わず、名前に使われる
「りょう」と読む音の響きや漢字の意味から、最近では男の子の名前としても人気。具体的な男の子の名前としては、綾人・綾斗(あやと)、綾太(りょうた)、綾介(りょうすけ)などが挙げられます。
「あや」と読む他の漢字もチェック!
「あや」と読む漢字は、ほかにも「彩」「文」や「絢」などがあります。それぞれ詳しく紹介していきます。
「彩」
「いろどり」、「美しい色を付ける」という意味を持つ漢字。木の上の実などを手で摘み取ることを表す成り立ちから、草木から鮮やかな色を採る意味の字に。たくさんの色の中から、人が意識的に選び取ることを意味しています。彩り豊かな人生や自分で選び取る積極性が期待できそうです。
「文」
「綾」と同じく「模様、飾り、彩り」といった意味があります。「文化」や「文明」などの熟語でも使われるため、知性や重厚さを連想させる漢字です。
「絢」
「綾」と同じく、鮮やかで美しいという意味を持つ漢字。「旬」は「均」と同じ意味(等しいという意味)を持つため、均質的な折り目や幾何学的な美しい模様の意味合いも。よりきらびやかなイメージもうかがえるでしょう。
最後に
古くから、特別な織物である〝絹〟を表すために使われてきた「綾」。女の子の名前に使われることが多く、なじみのある漢字ですが、調べてみるとさまざまなメッセージが込められていることがわかりました。この記事をきっかけに、さまざまな漢字の意味や由来を調べてみては。
ほかにも漢字の意味を解説中!