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【目次】
2022年に人気だった名前は?
子どもに名前をつけるとき、「こういう人になってほしい」という願いを込めたり、両親の名前から一字をとったり、いろいろなことに考えを巡らせることでしょう。名前候補の一つとして、今、人気のある名前を押さえておくのも一つの方法です。本記事では、2022年に人気の「子どもの名前」を男女別に紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
2022年「女の子の名前」ランキングベスト3は?
2022年に「女の子の名前」で人気だったものを、妊娠・出産・育児のお役立ち情報サイト「たまひよ」の「2022年赤ちゃんの名前ランキング」の記事を参考に紹介! 上位3位には、かわいらしさや芯の強さを感じる名前や、響きのよい名前がランクインしています。早速チェックしていきましょう。
1位:陽葵(ひまり)
7年連続で1位に輝いた「陽葵」の人気は不動のものになりつつあります。「陽葵」には、「太陽のように明るく、向日葵のようにまっすぐのびやかに育ってほしい」という願いが込められているようです。また「ひまり」という読み方が柔らかいイメージを感じさせるのも、人気の由縁かもしれません。
2位:凛(りん)
2位の「凛」も、根強い人気がある名前です。「凛」は「上品で洗練されている」「美しくしっかりしている」というイメージを感じさせることから「凛とした芯の強さを持った人になってほしい」という思いが込められているのでしょう。また、呼びやすさや、外国で通用する名前であることも人気の理由のようです。
3位:結菜(ゆいな)
昨年9位だった「結菜」が3位にランクアップ。「つなぐ」「実を結ぶ」などの意味を持つ「結」、菜の花をイメージさせる「菜」を組み合わせたこの名前には、「かわいらしくてしっかりした人になるように」という意味が込められているのかもしれません。漢字、呼び方ともに、かわいらしさや強さを感じさせます。
2022年「男の子の名前」ランキングベスト3は?
続いて、「男の子の名前」ランキングベスト3を紹介します。上位にランクインしている名前には、かっこよさ・たくましさを感じさせるものが多いようです。それぞれの名前に込められている願いについても一緒に解説していきます。
1位:碧(あお)
1位になった碧は、昨年7位からのランクアップです。「碧」は「深い青」「光り輝く宝石のような青緑の石」という意味を持つことから「落ち着きのある優しい人に育ってほしい」「曇りなく澄んだ心を持つ人になってほしい」という思いが込められているようです。漢字の持つよいイメージ以外に、「あお」という呼びやすさも多くの人に好まれる理由でしょう。
2位:陽翔(はると)
3年連続で2位の「陽翔」は、「太陽のように明るく、大空を翔ける鳥のようにのびのびと育ってほしい」という願いが込められていると考えられます。また、どちらもスケールの大きさを連想させることも、人気の理由でしょう。なお、読み方の「はると」は今年も1位を獲得し、これで14年連続1位という圧倒的な人気を誇っています。
3位:蒼(あおい)
「蒼」は、3年連続で3位になった根強い人気を持つ名前。草木が青々と生い茂る様子を連想させる「蒼」という名前に込められているのは「健やかに育ってほしい」「のびやかに成長してほしい」という思いでしょう。また、空や海のイメージもあることから、スケールの大きさや壮大さも連想させます。
2022年「女の子の名前」人気の漢字は?
続いて、「女の子の名前」によく使われた人気の漢字を紹介します。上位にランクインした漢字は、いずれも花にちなんだものでした。
1位になったのは「莉」という漢字です。白くて愛らしい花を咲かせる「茉莉花(まつりか)」をイメージさせるこの漢字からは、かわいらしさや愛らしさ、可憐さを感じますよね。「莉」を使った名前には、「莉子(りこ)」「杏莉(あんり)」「莉緒(りお)」などがあります。
2位の「花」は、おなじみの漢字といえるでしょう。かわいらしさだけでなく、華やかさや美しさも感じさせることや、誰もが知る漢字であることも人気の理由。「花(はな)」「花音(かのん)」「穂乃花(ほのか)」など、使い方も豊富です。
3位の「菜」からは、「菜の花」をイメージする人も多いでしょう。ナチュラルで優しい黄色の菜の花のように、健康的な明るさや元気さなどを連想させます。「結菜(ゆいな)」「菜々子(ななこ)」「菜緒(なお)」など、他の漢字との組み合わせやすさも抜群です。
2022年「男の子の名前」人気の漢字は?
「男の子の名前」で人気のある漢字には、スケールの大きさや力強さを感じさせるものがランクインしました。
3年連続して1位になったのは、「翔」です。鳥が大空へと羽ばたく様を連想するこの漢字からは、のびやかさや雄大さを感じますよね。「翔」を使った名前には、「陽翔(はると)」「翔(しょう)」「大翔(ひろと)」などがあります。
2位は、「大」です。力強さやたくましさ以外に、大らかさや立派さなども連想させます。誰もが知っている漢字でもあり、読み方のバリエーションが豊富なことも人気の理由でしょう。名前は「大翔(だいと)」「大夢(ひろむ)」「翔大(しょうた)」などがあります。
3位の「斗」は、北斗七星の漢字にも使われており、宇宙や星の壮大さや大きなスケールを連想させる漢字。止め字として使われることが多く、「湊斗(みなと)」「陽斗(はると)」などが人気ですが、「斗真(とうま)」のように名前の先頭で使われることもあります。
画数や姓名判断は気にする?
名付けの際、画数をもとにした「姓名判断が気になる」という方も多いのではないでしょうか? 姓名判断は、姓名の字画数を計算し、その結果から吉凶を判断するものです。一般的には「天格」「人格」「地格」「外格」「総格」の5格から判断しますが、その方法や結果は流派により異なります。
「天格」は、姓の総画数から、その家系の運命や、晩年運を見ます。「人格」は姓の最後の漢字と、名の最初の漢字を足した数により、その人の内面や家庭運、仕事運、結婚運などを確認。また、中年期の運勢も「人格」で見るようです。「地格」は名の画数の合計から、幼年期の運勢、性格や才能、金運などを見るとされています。
「外格」は、「総画」から「人格」を引いた画数であり、主に家族や職場などの人間関係がわかるとされます。姓名の総画数である「総格」は、晩年期に特に影響を与える画数なのだそう。
上記に紹介した5格すべてが「大吉」となる名前を選ぶのは、至難の業だといわれます。また、画数にばかり気を取られると、違和感を覚える名前になってしまうことも…。子どもにつけたい名前があるのに、画数が合わないことから諦めなければならないというのも、悲しいですよね。
そもそも、姓名判断には流派があり、結果や考え方は流派により異なることが多いとされますから、そこまで気にする必要はないという意見もあります。もしどうしても画数が気になる場合は、複数の名前を候補に挙げておき、よいものを選ぶという方法もあります。
最後に
2022年に人気のあった「子どもの名前」を男女別に紹介しました。男女ともに人気のある名前や漢字は、定番になりつつあることがわかります。また、漢字の書きやすさや呼びやすさも、名づけのポイントになるようです。当記事を参考に、子どもにぴったりだと感じる名前をつけてください。
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