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2023.03.30

「巴奈馬」はあの国の名前!|基本情報から文化の紹介、渡航時の注意点などをまとめて解説

 

当然ですが「巴奈馬」って読めますか?実は巴奈馬とは、ある国の名前なのです。カタカナにすれば「ああ聞いたことある!」という方も多い巴奈馬。本記事ではどんな国なのか、また旅行などで渡航する場合の注意点などを解説します。国についての理解を深めて、安全に旅行しましょう。

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「巴奈馬」とは?

「巴奈馬」という漢字を見て、すぐに読める方は少ないかもしれません。この三文字の漢字はある国の名前です。国名を漢字三文字で表すことはしばしばあり、「巴奈馬」の他には「加奈陀(カナダ)」や「仏蘭西(フランス)」などがあります 。

パナマの海辺の街並みに国旗がはためいている景色

では「巴奈馬」とは何という国のことで、どこにある国なのでしょうか。本章では解説していきます。

■巴奈馬の読み方は?

まず巴奈馬の読み方は「パナマ」です。そして巴奈馬という国について、辞書では以下のように解説されています。

・正称、パナマ共和国。首都パナマ。南北アメリカ大陸を結ぶ地峡部を占めて東西に伸び、中央部をパナマ運河が横断。運輸・商業を主とし、サトウキビ・エビなども産する。1821年に大コロンビア連邦の一州としてスペインの支配から離れ、1903年独立。人口341万(2010)。[補説] 「巴奈馬」とも書く。
・パナマ共和国の首都。パナマ運河の太平洋側の出入り口近くにあり、交通の要地。

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

巴奈馬の正式名称は「パナマ共和国」であり、首都は国名と同じく「パナマ」となっています。1903年に独立した比較的新しい国であるため、日本ではあまり知られていない国かもしれません。次に巴奈馬がどのあたりにある国なのか解説します。

■巴奈馬はどこにある国?

巴奈馬は、北アメリカの最南端にある国です。日本との時差は14時間遅れ。またサマータイムは採用していません。

国名は、昔この地に住んでいたクエーバ族が、魚が豊富に獲れる場所や漁師そのもののことを「パナマ」と表現したことに始まります。

1821年に大コロンビアの一部として一時独立しましたが、のちに再度コロンビアと合併。しかし1903年にアメリカによる干渉から、再び分離独立し今日に至ります。

巴奈馬ってどんな国?

では巴奈馬とは、どんな国なのでしょうか。ここでは巴奈馬という国について、人口や面積、宗教といった基本情報や日本からの出入国の方法などを解説します。

パナマの首都パナマシティーのビル街と海辺に椰子の木の並ぶ景色

これから巴奈馬へ旅行に行こうと考えている方は、本章で解説する基本情報を最低限押さえておきましょう。日本との違いを理解することで、安全に旅行を楽しむことができます。

■巴奈馬の基本情報

まずは巴奈馬に関する基本情報を解説します。早速以下の一覧をご覧ください。

人口:

約438万人(2021年時点)

面積:

7万5517㎢

通貨:

米ドル、バルボア(硬貨のみ)

民族構成:

混血(70%)先住民(7%)他

宗教:

カトリック(85%)

巴奈馬の面積は北海道よりやや小さく、日本の5分の1程度です。通貨においてですが、巴奈馬には自国のお札がありません。国民は米ドルを使用しています。しかし硬貨は「バルボア」と呼ばれる独自のものも使用しており、アメリカ硬貨と混在しています。そして公用語はスペイン語です。

■出入国

次に日本から巴奈馬へ行く場合や、巴奈馬から帰国するといった出入国について解説します。基本的に日本国民が巴奈馬に滞在する場合には「ビザ」と「パスポート」いずれかが必要です。

巴奈馬へ行く際、観光や語学留学の場合でも181日以上滞在する場合には、ビザの取得が必要です。しかし180日以内の滞在であれば、不要です。パスポートを使って巴奈馬に入国する場合は、入国時に有効残存期間が6ヵ月以上必要となります。

巴奈馬へ渡航するときのポイント

巴奈馬は日本とは全く異なる文化を持つ国です。宗教においてもほとんどの国民がカトリック教徒であり、気候や治安についても日本とは大きな違いがあります。

スーツケースとパナマの国旗を持った女性と空に飛行機が行く景色

本章では旅行で巴奈馬へ行く方へ向けて、気候・服装や治安について解説します。気候に適した服装をすることはもちろん、犯罪などに巻き込まれないよう治安についてもよく確認しておきましょう。

■気候・服装について

巴奈馬は赤道に近い国です。そのため一年を通して高温多湿であるため、基本的には夏服で問題ありません。そして季節は乾季と雨季の2つに分かれており、12月半ば~4月頃が乾季、5~12月半ばが雨季とされています。

乾季のなかでも1~3月は比較的過ごしやすい時期とされており、観光に適しています。4月は最も気温が高くなる月であり、日中は35℃を超えることもあります。雨季にはスコールに注意しなければなりません。短時間に集中して雨が降ることが特徴です。

■治安について

パナマの治安について気をつけるべきことは以下の3つ。

・ダリエン国立公園付近に注意
・麻薬関連の犯罪
・タクシー運転手による強盗

日本と比べると、やはり巴奈馬は治安が良いとは言えません。特にダリエン国立公園付近にはゲリラが潜んでいる可能性があるため危険です。

またダリエン県やコロン市、首都パナマでは、麻薬に関連した犯罪が頻発しているため要注意。タクシーは車体が白く、白地のナンバープレートに青い文字で「SET」と書かれた正規のタクシーを使用しましょう。

巴奈馬の生活・国の習慣は?

巴奈馬での生活はどのようなものなのでしょうか?また国民の習慣はどのようになっているのでしょう。本章では、巴奈馬という国について、より理解を深めるために「飲み水」「年齢制限に関する法律」「教会」の3点に注目してご紹介します。巴奈馬へ旅行に行く際はこれらの情報も把握し、危険を回避して安全に観光してください。

パナマの旧市街カスコビエホにある騎馬像のある小さな広場

■飲み水について

巴奈馬では日本と同様に、水道水を飲むことができます。しかし日本ほど厳しい基準を設けているわけではないため、日本人観光客は一度煮沸した水を飲むようにしてください。ミネラルウォーターを飲むほうが安心です。ホテルやレストランでは飲用水を用意しています。市場や食堂ではミネラルウォーターを選びましょう。

■年齢制限について

巴奈馬では18歳未満の飲酒と喫煙が禁止されています。日本人観光客であっても例外ではないため、18歳未満の方は飲酒および喫煙はやめましょう。

また巴奈馬では基本的に、建物敷地内での喫煙はできません。たとえ飲食店の屋外テラスなどでも建物内であれば禁煙なので、喫煙者は十分に注意してください。

■教会について

巴奈馬はカトリックやプロテスタントなど、キリスト教徒が多い国です。そのため街のさまざまな場所に教会がありますが、これらの建物は観光地ではなく「信仰の場」です。見学できる施設も多くありますが、くれぐれも配慮に欠いたおこないは慎みましょう。またタンクトップや短パンといった露出の多い服装は避けるのが無難です。

「巴奈馬」について知り、国への関心を高めよう!

ビルが立ち並ぶパナマシティーの夜景

巴奈馬という漢字の読み方にはじまり、国について詳しくご紹介しました。北アメリカの最南端に位置する巴奈馬は、1年を通して暖かく水道水を飲める貴重な国でもあります。しかし治安をはじめ、日本とは異なる部分も多々あるので、旅行で訪れる際にはしっかりと事前情報を把握しておきましょう。巴奈馬について理解し、安全で楽しい観光をしてください。

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