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【目次】
お絵かきボードを選ぶポイント
子どもに人気のお絵かきボードは、何度も描いたり消したりできるのが魅力です。昔ながらの磁石タイプだけでなく、近年では豊富な種類が存在します。まずは、お絵かきボードの選ぶときにチェックしたいポイントを見てみましょう。
ボードのタイプ
繰り返し利用できるお絵かきボードは、その仕組みによってさまざまな種類に分かれます。ペン先に付いた磁石の働きを利用して絵を描く磁石式は、昔ながらのポピュラーなタイプです。
磁石を使うタイプは、床はもちろんカバンも汚さずに済み、お出かけにも持っていきやすいのが特徴です。タブレット型の電子タイプも、場所を選ばず使用できるほか、子どもだけでなくママ・パパもちょっとしたメモなどに利用できます。
水を利用するお絵かきボードは、水分が蒸発すれば絵が消える仕組みになっています。実際にペンやチョークを使う黒板・ホワイトボードタイプのものは、インテリア感覚で部屋に置けるのもおしゃれです。
生活スタイルや重視したいポイントによって、お絵かきボードのタイプを決めましょう。
使う場所に合わせたサイズ
お絵かきボードを購入する際は、サイズの確認も大切です。ビッグサイズのアイテムはのびのび絵が描けますが、携帯用には適していません。
お出かけのときにも遊べるお絵かきボードが欲しいなら、バッグに入れてもかさばりにくいスリムなものがおすすめです。自宅でのみ利用する場合は、大きめのものを選んでもよいでしょう。
また、大きなシートに絵や字を描ける水タイプなら、使わないときには小さくたたんで収納できます。中にはお風呂の壁に貼り付けてものもあるため、用途や使用するシーンを考えて適したサイズのものを選びましょう。
デザインや機能性
お絵かきボードを選ぶ際には、子どもの年齢や好みに合ったデザインを意識することも大切。部屋の雰囲気になじむスタイリッシュなものを選んだとしても、子どもが気に入らない場合もあります。
子どもに親しまれているキャラクターが描かれたデザインなら、小さな子どもにも喜ばれやすいでしょう。興味を引くようなメロディーや音が流れるアイテムもおすすめです。
スタンプやステンシルシートが付属したものなら、スタンプを押したりシートをなぞったりして遊べます。収納しやすさや付属品の豊富さなど、機能面に着目するのも選び方の一つです。
ただし小さな子どもの場合、付属のパーツが小さいと誤飲の恐れがあります。年齢によっては、危険のないサイズのパーツだけが付属したものを選びましょう。
磁石タイプのお絵かきボード【モノクロ】
磁石タイプのお絵かきボードは、持ち運びに便利で、レバーを引けばすぐに絵を消せるのが特徴です。オーソドックスなモノクロの磁石式お絵かきボードを見ていきましょう。
タカラトミー「おえかきせんせい」
45年もの長い歴史を誇る磁気お絵かきボード、「せんせい」シリーズのアイテムです。スクリーンの下にあるレバーを引くと描いた絵が消え、何度でもお絵かきを楽しめます。
子どもの手でもしっかり握れて、安定感のあるブロック型のマグネットスタンプが特徴です。丸・三角・四角のスタンプを組み合わせて、木や動物などさまざまなものを描けます。
マグネットペンは先端が引っ込む仕組みなので、とがったペン先でケガをしにくく安心。シートをなぞってひらがなを描くこともできるので、文字の練習をしたいときにも活躍します。
商品名:タカラトミー「おえかきせんせい」
ジョイパレット「のびのび おえかきボード」
NHKの教育番組「いないいないばあっ!」に登場する、ワンワンとうーたんがあしらわれたキュートなアイテム。子どもが好むキャラクターを取り入れた、デザイン性の高いアイテムを探している人にぴったりです。
マイクロカプセル方式により、くっきりとなめらかな線を引けます。キャラクターの顔をかたどった3種類のスタンプ付きで、ワンワンとうーたんの顔がきれいに押せるのも魅力です。
丸と△のスタンプは押したり広い面を塗りつぶしたりと、さまざまな方法で遊べます。キャラクターや模様をなぞって描ける付属のシートは、力を入れてもずれにくい仕様です。
商品名:ジョイパレット「のびのび おえかきボード」
アガツマ「アンパンマン 天才脳おしゃべりらくがき教室DX」
子どもが大好きなアンパンマンとお絵かきが楽しめる、キャラクターモチーフのアイテムです。ペンから音が鳴るサウンドペン仕様で、効果音モードやおしゃべりモードなど、3種類のモードを備えています。
アンパンマンの声が流れるおしゃべりモードは、子どものお絵かきを褒めてくれるのが特徴。褒められることで自然と子どもの意欲が上がるため、遊びながら集中力が鍛えられます。
アンパンマン・ばいきんまん・ドキンちゃんの顔をかたどった、3種類のスタンプが付いているのも魅力的です。ひらがなをなぞって描けるシートも付いており、文字を書く練習にも役立ちます。
商品名:アガツマ「アンパンマン 天才脳おしゃべりらくがき教室DX」
磁石タイプのお絵かきボード【カラー】
線の色が変わるだけでも、お絵かきがぐっと楽しくなります。新鮮な気持ちで遊べる、カラーで描けるで磁石タイプのお絵かきボードをチェックしましょう。
西松屋「おえかきDEスマイル カラー」
小さな子どもにちょうどよいサイズと、くっきりとしたカラーが魅力的なアイテムです。絵を描く位置によって線の色が変わる、4色のスクリーンを採用しています。黄・青・赤・緑でお絵かきが楽しめるので、長く遊んでも飽きがこないのがポイント。
丸・三角・四角の形が押せるマグネットスタンプが付いており、使わないときはボード本体に収納できます。マグネットペンにヒモが付いているため、うっかり紛失する心配が減るでしょう。
ボード上部の取っ手で、子どもでもしっかり握れて持ち運びやすい工夫も施されています。
商品名:西松屋「おえかきDEスマイル カラー」
ハック「カラフルおえかきボード」
くっきりと鮮やかに発色する4カラーで、きれいな絵が描けるお絵かきボードです。
星形やハート形など4種類のマグネットスタンプがそろっていて、押すだけでバリエーション豊かな絵が描けるのも魅力。豊富な形のスタンプと線を組み合わせながら、自由なお絵かきを楽しめます。
絵を消すレバーやスタンプを小さめにすることで、スクリーンのサイズが大きく確保されているのも特徴です。指の形にフィットしやすい持ち手付きで、家の中でも持ち歩きやすくなっています。
商品名:ハック「カラフルおえかきボード」
リズキズ「お絵かきボード」
サーカスのテントをイメージした、見た目にもおしゃれな木製のボードです。エリアごとに赤・青・黄・緑の4色が配置されています。
スクリーンの両サイドに6種類のスタンプを備えた、カラフルで遊び心のあるデザインがキュートです。絵や字を消すためのレバーが象の形になっているので、線を消すときも楽しめるでしょう。
食品衛生法の基準をクリアした塗料を使用しており、小さな子どもも安心して利用できます。
また、付属のマグネットペンは2本で、家族や友達と一緒のお絵かきにもおすすめ。インテリア感覚で部屋に飾れるデザインで、書き置きを残す伝言ボードとしても役立ちます。
商品名:リズキズ「お絵かきボード」
kiko+ & gg*「oekaki house dog」
屋根付きの家をかたどった、ナチュラルテイストのアイテムです。描いた絵を消すレバーが犬の形になった、気分がほっこりするようなデザインが目を引きます。
3種類のスタンプと鉛筆のような見た目のマグネットペンで、赤・青・黄・緑と4色に分かれたシートに絵を描くことが可能です。屋根の部分には計10個のビーズが並んでいて、そろばんのように弾いて数遊びが楽しめます。
背面がネジ留めになっているため、古くなったスクリーンを新しいものと交換できるのが実用的です。子どもが成長しても、長く使えるお絵かきボードが欲しいならおすすめです。
商品名:kiko+ & gg*「oekaki house dog」
水タイプのおすすめお絵かきボード
水タイプのアイテムは、大きなシートを使ってのびのびと遊べるのが魅力です。お風呂でも遊べる、水タイプのお絵かきボードを紹介します。
パイロット「スイスイおえかき はらぺこあおむし」
エリック・カール作のベストセラー絵本「はらぺこあおむし」のキャラクターがあしらわれた、シートタイプのお絵かきボードです。シートの下地がカラフルなイラストになっているため、塗り絵感覚で塗りつぶしても楽しめます。
専用のペンにもあおむしが描かれており、お絵かきを楽しみながら色の名前を覚えられるのが特徴。シートの周りには絵本に出てくるフルーツやお菓子が描かれており、数の勉強にも役立つでしょう。
美しい絵柄と鮮やかな色彩を味わいながら、色や物の名前を学習できるアイテムです。乾くと自然に絵が消えるので、広々としたシートに何度でも絵を描けます。
商品名:パイロット「スイスイおえかき はらぺこあおむし」
Jasonwell「お絵かきシート」
シートが7色ものゾーンに分かれていて、くっきりとしたきれいなグラデーションを楽しめるアイテムです。吸盤が4つあるため、床に敷くだけでなく、家の中の好きな場所に貼り付けて使用できます。
水を入れるペンが5本セットになっており、1本なくしてもお絵かきができなくなる心配はありません。数字や図形をきれいに描ける6枚のシートに加えて、形の異なる6種類のスタンプが付属しています。
シートの周りには動物を表す英単語とアルファベットが描かれており、遊びながら英語に親しめるのも魅力です。シートに描かれたアルファベットをなぞれば、大文字と小文字を覚える練習になるでしょう。
商品名:Jasonwell「お絵かきシート」
日本理化学工業「キットパスフォーバスシートセット」
付属のスポンジで何度も絵を消して楽しめる、入浴時におすすめのお絵かきボードです。
キャンバスになる「おふろシート」は、水でぬらすだけでお風呂の壁に貼り付けられます。テープで固定すれば部屋の壁でも使えて、マルチに活躍するアイテムです。
クレヨンのような見た目のペン「キットパス」は3色あり、六角形になっているので小さな子どもでも握りやすいでしょう。キットパスとスポンジを収納できるケースも付属しているため、収納場所にも困りません。
商品名:日本理化学「キットパスフォーバスシートセット」
ホワイトボードタイプで大きめのお絵かきボード
大きなボードにペンで絵を描くホワイトボードは、実用的なアイテムとしても活躍します。家族で使える大きめサイズのホワイトボードを見ていきましょう。
パネルナ「ハッピーキャンパス 900」
ボードに足が付いた作りで、壁に沿ってまっすぐに立て掛けられるのがうれしいアイテムです。ボードが自立するので、フックで吊り下げたり壁に穴を開けたりする必要がありません。
好きな色のペンで絵を描けるのはもちろん、マグネットを貼り付けられるのも便利です。パネル専門のメーカーが手掛けた本格的なアイテムなので、家族の掲示板としても長く利用できます。
幅90cmと大きめのサイズですが、奥行がスリムで場所を取りません。足や受け皿部分にクッションが付いているため、子どもがぶつかってもケガをしにくくなっています。
商品名:パネルナ「ハッピーキャンパス 900」
シンセーインターナショナル「おえかきボード」
さりげなくクマの顔があしらわれたフレームがかわいい、広々としたホワイトボード。ボードをスライドさせて高さを調節できるため、子どもの身長に合わせて使いやすい高さに設定できます。
イーゼルに収納トレーが付いており、ペンやマグネットを置いておける機能的な設計です。イーゼル部分は折りたためるので、使わないときはコンパクトに収納できます。
角の部分に丸みを持たせた作りで、子どもが手足をぶつけてもケガをしにくいのも安心のポイントです。落ち着きのある色味がおしゃれな、ピンクとグレーの2色展開から選べます。
商品名:シンセーインターナショナル「おえかきボード」
ブラザー・ジョルダン「お絵かきボード」
木製のイーゼルが美しく、あたたかみのある見た目のお絵かきボードです。ヨーロッパの安全基準をクリアした塗料を採用しています。
セラミックコーティングが施されたホワイトボードは、マグネットをくっつけられる仕様。付属している3色のペンと、家にあるマグネットを組み合わせて自由に遊べます。
ボードの高さは3段階に調節できるため、子どもが成長しても長く愛用が可能。イーゼルに乗った大きめのキャンバスに、画家になりきって絵を描くことができるしょう。
商品名:ブラザー・ジョルダン「お絵かきボード」
タブレットタイプでパッと消せるお絵かきボード
タブレットにタッチペンで絵を描く電子タイプのお絵かきボードは、外出先にも気軽に持っていけます。どこでもお絵かきできる、タブレットタイプのアイテムを見ていきましょう。
Frevey「大画面電子パッド」
タッチペンで書き込むと、タイムラグなく線が引ける「LCDタッチセンサー式スクリーン」を採用しています。視認性に優れた緑色の線は、長時間遊んでいても目が疲れにくいのがメリットです。
スクリーンいっぱいに絵を描いても、画面の下にある消去ボタンを押すだけで白紙に戻せます。情報を保存できるロック機能付きで、気に入った絵を消してしまわずに済むのもうれしいポイントです。
15インチと大きめのサイズながら本体は320gと非常に軽量なので、カバンに入れて携帯しやすくなっています。長寿命で繰り返し絵を書き込める、リチウム電池式を採用しているのも特徴です。
商品名:Frevey「大画面電子パッド」
iMoki「お絵かきボード」
犬の顔と肉球をモチーフにした、ポップなフレームがかわいいお絵かきボードです。描く場所によって線の色が変化するグラデーションタイプで、黒いスクリーンと鮮やかな色のコントラストが楽しめます。
犬の鼻が消去ボタンになっており、ワンタッチで描いた絵や字を消すことが可能です。誤って途中で消去してしまうのを防ぐため、裏面に消し保護機能のロックが付いています。
肉球部分にはストラップ穴が付いており、タッチペンを装着したりチャームを付けられたりするのも便利です。フレーム部分のカラーは、ピンク・黄・青の3色から選べます。
商品名:iMoki「お絵かきボード」
MiluMilu「お絵かきボード」
場所によって移り変わる色合いが美しい、グラデーションタイプのお絵かきボード。筆圧の強さによって線の太さをコントロールできるため、スケッチブックにお絵かきしているような感覚を味わえます。
絵を消去するのを防ぐロック機能も搭載されており、描いている途中でうっかり消してしまう心配もありません。
スクリーンの下には消去ボタンが付いており、何度でも絵を描き直すことができます。パステルカラーがかわいいピンク・ホワイト・ブルーの3色展開です。
商品名:MiluMilu「お絵かきボード」
お絵かきボードは修理できる?
磁石タイプのお絵かきボードを長く利用していると、線が消えにくくなる場合があります。困ったときの修理対応についても覚えておきましょう。
磁石タイプはボードが交換できるタイプも
絵が消えなくなってきたら、スクリーンごと取り替える方法が有効です。メーカーにもよりますが、スクリーン部分が交換できるアイテムもあります。
線が引きにくくなったり、レバーを引いても絵が消えなくなったりしたら、交換を検討してみましょう。交換や修理に対応しているかどうかは、商品の説明書やメーカーのホームページから確認できます。
ただし、同じシリーズのアイテムでも微妙に作りが異なるため、作られた年代によっては交換に対応してもらえないケースも。メーカーに問い合わせて、交換の対象になるかを確認してみましょう。
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