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2023.07.20

エゴサ(エゴサーチ)とはどんな意味?【今さら聞けない言葉の意味】

 

エゴサーチ(自己の調査)の略である「エゴサ」。企業がエゴサをすることによるメリットは複数あります。その反面、デメリットもあるものです。そこで本記事を通して、エゴサのメリット・デメリットについて学んでいきましょう。

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エゴサとは?

エゴサとは、自身の名前や情報をインターネットで検索する行為を指し、略称として「エゴサ」と呼ばれます。しかし、エゴサをしないことにはリスクもあります。自身のオンラインプレゼンスや評判を把握せず、誤解や否定的な情報に気づかずにいる可能性があります。

インターネットの検索画面

またエゴサとパブリックサーチは異なります。パブリックサーチは公共の情報源を活用して特定の情報を収集する行為です。

エゴサーチの略が「エゴサ」

「エゴサーチ」とは、個人や企業が自身や自社をインターネットで検索し調査する行為を指す言葉です。略語として「エゴサ」もよく使われ、広く浸透しています。知名度のある人々は自身がネット上でどのように見られているかを確認するためにエゴサーチをおこなうこともあるでしょう。特にマーケティングを強化する企業にとっては、ソーシャルリスニングの重要な情報収集手段となります。

■エゴサしないことのリスク

エゴサを行わないことのリスクは、世間の反応やニーズを把握しないまま、市場に受け入れられない企業や商品を生み出してしまう可能性があるということです。エゴサを通じて、消費者の感想や評価をリアルタイムでキャッチすることで、マーケティング戦略を柔軟に修正したり、新たな需要を見つけ出したりすることができます。^

■パブリックサーチとの違い

エゴサーチには似たような言葉として「パブリックサーチ」があります。通称「パブサ」と略され、これは「自己」「自社」とは関係のない事柄を検索する行為です。しかし「エゴサ」はしばしば「パブサ」と混同されることがあります。両者の違いは以下の通りです。

・自己(自社)に関わる事柄の検索:エゴサーチ

・自己(自社)とは関係のない事柄の検索:パブリックサーチ

エゴサをするメリット

エゴサをすることには、いくつかのメリットがあります。例えばユーザーの率直な意見がわかるなどです。SNSやインターネット上の投稿から、ユーザーが商品やサービスに対してどのような感想や意見を持っているのかを把握できます。本章ではエゴサをすることによって、得られるメリットを紹介していくので、参考にしてください。

ネットの検索画面と検索結果

■ユーザーの率直な意見がわかる

エゴサーチの最初の利点は、「ユーザーの率直な意見を把握できる」という点です。前述の通り、エゴサーチは主にTwitterやInstagramなどのSNSや口コミサイトを対象とします。企業がエゴサーチを通じてSNSをチェックすると、消費者が持つ率直な意見を把握できます。この調査結果は、ブランディングにおいて非常に有用な情報となるでしょう。

■知名度がわかる

エゴサーチをおこなうことで、自社に関するコメントをどれくらいの消費者がしているか、具体的な数値データとして把握できます。もし「サーチの結果、つぶやきや口コミが一切見つからなかった」という場合、それは企業の認知度が消費者の中で非常に低いということ。市場における自社の知名度を判断することで、より客観的な視点から経営戦略を考えられます。

■経費削減・新たな施策に使える

エゴサを実施するためには、基本的にはネットに接続できる環境があれば十分。そのためエゴサーチは、非常にコストパフォーマンスが高い調査方法と言えます。

消費者の率直な意見を分析することで、改善すべき点やマイナスの要素を把握できます。そしてマイナス要素を解消すれば、企業の評価が向上し、業績の向上につながるということです。

エゴサをするデメリット

エゴサをすることにはいくつかのデメリットも存在します。例えば、誹謗中傷を見てしまう恐れがある、エゴサ自体が批判されることもあるなどです。またエゴサをしただけで満足してしまう恐れもあります。本章ではエゴサをすることのデメリットについて、詳しく解説していきます。デメリットを考慮してエゴサしてみてください。

スマートフォンを片手にしゃがんでいる女性とネットのリアクション イメージイラスト

■誹謗中傷を見てしまう恐れがある

ネット上では、さまざまなコメントが交わされており、ポジティブな意見もあればネガティブな意見も存在します。時には誹謗中傷とも言える辛辣な表現が使われることもあるでしょう。

攻撃的な意見を目にすることで非常に落胆することがあります。何年もかけて全社で取り組んで開発したサービスや商品が、批判される光景を見るのは辛いものです。

■エゴサ自体が批判されることもある

企業がエゴサーチをおこなうことについて「消費者の自由な発言にプレッシャーをかけている」という観点から好意的に受け取られず、批判を受けることもあるのも事実です。したがって、事前に「エゴサーチを実施しています」と公表することが、企業のブランディング戦略にとって有益かどうかを慎重に検討することが重要です。

■エゴサをしただけで満足してしまう

エゴサーチをした後に何をするかがより重要です。エゴサーチをおこなう経営者やマーケティング担当者の中には、結果を見て満足して何も行動しないケースが少なからずあります。これではエゴサーチの意味がほとんどありません。

エゴサーチやソーシャルリスニングのメリットを最大限に活かすためには、調査結果を徹底的に分析し、情報や教訓を抽出する必要があります。常にこれを心に留めておきましょう。


エゴサ(エゴサーチ)について解説しました。エゴサをすることで、消費者のリアルな声を知ることができ、自社の製品に活かせます。しかしエゴサには、多くのメリットがある反面で、誹謗中傷に晒されるなどのデメリットもあるものです。良い面と悪い面、どちらも考慮したうえで自己(自社)にとって、効果的なエゴサをおこなってください。

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