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2023.10.27

「定量的」とはどういう意味?定性的との違いや使用する場面などをわかりやすく解説

 

定量的とは、目標設定やデータ分析などで数値に着目することです。数値で表すため、具体的で客観性が高いという特徴があります。これに対し、定性的とは、数値化できない質的な部分に着目することです。本記事では定量的の意味や定性的との違い、それぞれが問題になる場面について解説します。

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「定量的」とは?

定量的とは「ていりょうてき」と読み、数値や数量で表せる要素のことです。目標を達成するためのプロセスを数値化し、進捗状況を客観的に把握できます。データ分析や人事評価も数値にすることで、客観的な分析や明確な評価を実現します。

PCを持っている男性 イラスト

数値や数量は誰でも共通する客観的な概念であり、認識のズレが起こる心配がほとんどありません。

ここでは、定量的と定性的の違いや、両者を使い分けるケースについて解説します。

■“定性的”との違い

定量的な考えは客観的で明確ですが、数値以外のことは表現できません。数値化できない要素を表現するのが定性的(ていせいてき)です。

定性的は、数値化できない部分に着目して判断する場合に使います。目標を達成するまでのプロセスを観察し、その行動の価値を測る指標にもなるものです。

数値や数量で表せないため、人によって捉え方が変わりやすく、認識が異なる可能性があるでしょう。

■定量的と定性的を使い分けるケース

定量的と定性的は、ビジネスシーンにおいては以下の場面で使われます。

それぞれの場面で、どのように使い分けるかをみていきましょう。

目標設定

目標設定は、定量目標と定性目標に分けられます。定量目標では「毎月の売上100万円アップ」「月に10件の契約を取る」というように、具体的な数値で目標を設定します。

一方、目標には数値化できないものもあり、そのような目標を設定するのが定性目標です。例えば、「コミュニケーションを活性化する」「チームワークを高める」といった内容を目標にする場合、定性的目標で設定します。

人事評価

人事評価でも、評価方法は定量評価と定性評価に分かれます。定量評価は、成果など数字で表せるものを評価する方法です。契約本数や売上数、顧客獲得件数などがあげられます。

これに対し定性評価は、成果として現れた数字だけでなく、そこに至る過程も評価の対象にする方法です。例えば、あまり成果を出せず定量的な評価が低い場合でも、仕事に取り組む姿勢や勤務態度など、数字で表せない部分も判断材料にします。特に成果を数値化できない事務系の仕事は、定性的な評価の比率が高くなるでしょう。

データ分析

データ分析も、定量的な分析と定性的な分析に分けられます。定量的な分析とは、数値を使用したデータをもとに分析する方法です。営業職であれば、契約件数や訪問件数などがあげられます。運営する自社サイトであれば、PV数やコンバージョン数といった数値のデータから、成果や課題、改善すべき点を分析します。

一方、定性的な分析は、数値では表せない質的なデータを使って分析する方法です。質的なデータの例として、自由回答形式のアンケートやユーザーの口コミなどがあげられます。数値をもとにした定量的な分析では正確性を高めるために多くのデータが必要になりますが、定性的な分析では少ないサンプルでもデータとして活用できる点がメリットです。

定量的に考えるメリット

定量的に考えることで、以下のようなメリットがあります。

データを見ている女性 イラスト

定量的に考えることは客観性が高くなり、取引先への提案にも説得力が生まれます。人事評価も数値で表すため理解しやすく、評価者の主観も入りません。従業員からの納得も得られるでしょう。

ここでは、定量的に考えるメリットを解説します。

■客観性が高い

定量的に考えることは客観性が高く、誰が見ても共通の認識を持てます。数字で表された「事実」をもとにするため、正確な統計を確認したい場合に効果的です。個人の主観に左右されず、人によって判断が変わることもありません。

取引先や顧客に提案する際も、定量的なデータであれば根拠として明確であり、説得力が高まります。

ただし、定量的な分析では数値データを用いるため、多くのデータが必要です。データの量が少ないまま分析してしまうと、偏った結果となることもあるでしょう。正確性を確保するためには、少しでも多くのデータを集める必要があります。

また、数値では表すことのできない市場のニーズや顧客の心情などは分析できず、定量的な考えだけでは限界があるのも事実です。

■評価基準が明確になる

定量的な評価基準は誰の目からも明確であり、評価者の主観が入らず公平・公正な評価を実現できます。従業員の納得感を得られ、会社への信頼も高まるでしょう。

数値化できるものを社内順位などで評価することで、社員間の競争を促せるのも会社にとってはメリットです。健全な社内競争が生まれることで従業員のモチベーションが高まり、生産性も向上します。

定量的と定性的はどちらも大切

定量的と定性的は、どちらが優れているというものではなく、どれかひとつがあれば良いというものではありません。どちらも必要なものであり、両方をうまく取り入れることが大切です。

データの整理をしている女性 イラスト

特に人事評価では、定量的と定性的のどちらかだけを採用すると、不公平と感じる従業員も出てくるでしょう。数値で表すデータは誰が見ても明らかであり、公正な評価につながります。

しかし、すべてを定量的な評価にすると、数値で成果が出にくい職種や新入社員を正しく評価できない可能性があります。定性的な評価も取り入れ、適正に評価することが大切です。

定量的の意味を理解してビジネスに活かそう

データをグラフにしている男性 イラスト

定量的な考え方は具体的で客観性が高く、プレゼンテーションや営業の際に説得力のある提案ができます。人事評価の評価基準も明確になるでしょう。しかし、定量的な考え方にもデメリットな側面があり、数値で表せない側面の評価・分析ができません。

定量的考え方と定性的な考え方はそれぞれにメリット・デメリットがあります。ビジネスではそれぞれのメリットを活かし、両方を柔軟に使い分けながら活用することが求められるでしょう。

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