ペンギン系女子とは?
「ペンギン系女子」を説明する前に、そもそものペンギンの生態について見てきましょう。ペンギンは、ペンギン目ペンギン科の鳥の総称。体が黒くて、お腹の辺りが白色。よちよちと歩く姿が可愛らしいですよね。
そして、なんといっても特徴的なのが、ペンギンは「鳥なのに飛べない動物」だということ。翼はひれ状で小さいため、空を飛ぶことはできません。その代わりに、他のどの鳥よりも勢いよく水の中に潜って、上手に泳ぐことができるのです。
ペンギンは、飛べないという短所を受け入れて、上手に泳ぐことで生き生きとした姿を見せています。このことから、自分の性格や置かれている状況を冷静に受け止め、今の自分のままでできることを精一杯努力する人のことを、「ペンギン系女子」というのです。
ペンギン系女子の特徴
では、具体的に「ペンギン系女子」の特徴を見ていきましょう。自分自身が「ペンギン系女子」に当てはまるかどうか、チェックしてみてはいかがでしょうか?
1:ナチュラルで自然体
「ペンギン系女子」は、どこかおっとりとしていて自然体。ありのままの自分自身を受け入れているため、無理に背伸びをしたり、デキる自分を装ったりすることがありません。あくまで自分ができることをマイペースにしていけばいいという考えがあるため、安易に周囲の意見に流されたりすることもないでしょう。
そのような落ち着いた雰囲気が、周りの人をリラックスさせ、「一緒に過ごしていると癒される」と言われるのです。
2:現実を受け入れ、冷静に判断できる
そんなおっとりした「ペンギン系女子」は案外、現実主義な一面も。自分にできないことを受け入れて、じゃあ自分には何ができるのかと発想を転換できるのも、冷静な判断力があるからこそ。夢見がちなまま理想を追い求めるのではなく、しっかりと地に足をつけて物事を見極めることができるのが長所と言えるでしょう。
熱くなりすぎず、物事を俯瞰で見ることも得意。そのため、職場では「今自分が何をするべきなのか」を察知し、行動に移すことができるのです。
3:努力家
「ペンギン系女子」はなんといっても努力家。自分の中で目標をしっかりと見定めたら、達成できるまでコツコツと努力することができます。途中で飽きてしまったり、愚痴を言う人も多い中で、辛抱強く続けることが得意です。
また、一度決めたらとことんやるため、周りからは「意志が強い」「少し頭が固い」と思われることも。ショッピングでも、衝動買いはせず、必要なものだけを買う傾向があるので、貯金することも得意かもしれませんね。
ペンギン系女子の恋愛傾向
現実主義でなおかつ芯がある「ペンギン系女子」。恋愛に関してはどのような傾向があるのでしょうか? 一緒に見ていきましょう。
1:恋愛にあまり積極的ではなく、経験も少なめ
「ペンギン系女子」の性格からわかるように、恋愛において自分からガツガツアプローチすることがありません。そもそも、派手な交友関係は望まず、親しい友人が何人かいればいいという考えを持っているので、異性関係についても同じように考えているようです。
気になった人がいても、自分から積極的に声をかけたり連絡先を聞いたりすることがないので、恋愛に対して受け身であることが多いでしょう。
2:相手を立てるのが上手
「ペンギン系女子」は、俯瞰で見る癖があるので、相手が今何を考えているのかがすぐにわかります。そのため、自然と男性を立てて会話をしたり行動することができます。控えめで、相手のことを尊重する姿に惹かれて好きになる男性もいるでしょう。狭く深く人と関わる性格であるからこそ、付き合った人のことは深く理解したいと考える人なのです。
3:恋愛以外のことも大切にしたい
「ペンギン系女子」は先述したように現実主義で冷静な一面があるため、恋愛にどっぷり夢中になることは少ないようです。泣いたり怒ったり、激しく感情を揺さぶられることも好みません。パートナーができたとしても、変わらず仕事をしたり、友人との時間も大切にしたいと考えます。何か1つに依存するよりも、バランスよく生活していたいのかもしれませんね。
ペンギン系女子と相性がいい男性とは?
あまり恋愛に積極的ではない傾向が見られる「ペンギン系女子」ですが、どのような男性と相性がいいのでしょうか? 好みのタイプやその特徴について見ていきましょう。
1:大人っぽくて誠実な人
現実的で浮かれたところのない「ペンギン系女子」には、落ち着いている大人な男性がピッタリ。マイペースな性格に合わせてくれる、紳士的な態度を持つ男性なら恋に奥手な「ペンギン系女子」でも安心して会話を楽しむことができるでしょう。
また、相手に対して誠実であるところも大事なポイント。「ペンギン系女子」は、その観察眼から相手の嘘をすぐに見抜きます。そのため、軽はずみなことを言ったり、嘘をつく男性には気持ちがサッと冷めてしまうでしょう。自分の言動に責任を持っている男性に魅力を感じるのです。
2:尊敬できるところがある男性
「ペンギン系女子」は、「イケメンであること」や「お金持ちであること」などにあまり関心がありません。見た目やステータスなどの、うわべだけを見て好きになることは少ないでしょう。
それよりも、博識で自分の知らない世界を見せてくれる人や、困ったときに頼りになる人など、尊敬できるかどうかが大切な見極めポイントになります。一緒にいてお互いが成長できる人と、ずっと一緒にいたいと感じるようです。
3:自立していて束縛しない男性
男性の中には、「女性に甘えてほしい」と考えている人も少なくありません。しかし、「ペンギン系女子」は比較的さっぱりした性格なので、甘えることが苦手な人も。
「いつでも一緒にいなきゃダメ」というような、甘えん坊タイプの女性が好きな男性には、そっけなく感じられてしまうことも…。四六時中一緒にいるよりも、お互いが会いたいときに会うような対等で自由な関係が理想的かもしれませんね。
最後に
「ペンギン系女子」の性格や恋愛傾向を見ていきましたが、あなたは当てはまりましたか? 「ペンギン系女子」は、一見おとなしく見られますが、心の中にどっしりとした強い芯を持っています。
できないことを悲観するのではなく、自分の能力を客観視して得意なことを伸ばしていくさまは見習いたくなりますね。「もしかして、私もペンギン系女子かも?」と思った方はぜひ、その特性を磨いてみてはいかがでしょうか?
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