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2023.12.09

小学校の遠足以来の高尾山へ!さあ何を着て行く?【今日からは、自分のために服を着たいvol.60】

この連載で、ときどき登場する「ニッチなシーンでの着こなしどうする」シリーズ(勝手に名付けました)。今回は、アウトドアに興味がない私が、普段のワードローブで登山スタイルを考えます!

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editor_kao
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筆者のイメージイラスト

こんにちは、editor_kaoです。

先日、紅葉を求めて高尾山に行ってきました。なんと小学生のとき以来!ひさしぶりすぎて、ほぼ記憶がありません。子どものころはもちろん、大人になってからも登山のようなアクティビティには興味がなかったのですが、年齢のせいでしょうか。急に自然に浸りたくなって。

小学生のころは、年に2回、春と秋の遠足は高尾山と決まっていました。自分で好きなコースを選んで登るのですが、頂上に着いたからといって特に大きな感動もなく、6年生の秋の遠足が終わったときに「これで高尾山は一生分登った」と、思ったことだけは、鮮明に覚えています。それが、何十年のときを経て、自ら「高尾山へ行きたい」と、志願する日が来るとは……。

手持ちのワードローブで登山コーディネートを考えてみる

で、行くことを決めたのはいいのですが、さて、どんな着こなしで行ったらいいの?普段アウトドアな活動をしていないので、専用のアイテムをもっていないのです。足元はスニーカーで大丈夫と聞いていたので、靴はクリアしたものの、この時期の山の気温って、どんな感じなのかしら……山を登ったり降りたりするなら、伸縮性のあるパンツがいいはず、でも薄いと寒いのかな……いろんな思いが、頭を巡ります。

さらに、今後も登山をするならいいけれど、1回だけの気まぐれということも、私の場合は十分ありえる。この日限りの高尾山のために、わざわざ服を買い足すのもなー、と思い、とりあえずはネットで「高尾山 服装 11月」で検索してみました。ふむふむ、インナーはユニクロのエアリズムがいいらしい。あとは温度調節がしやすいよう、レイヤードを駆使するのが必須のよう。

結局、私が手持ちのワードローブから選んだのは、「ハイネックカットソー」「インナーダウンベスト」「はっ水加工ブルゾン」の3枚でした。ボトムは、普段ジムに行くときにはいているドライタッチのジョガーパンツに、レギンスを仕込んで。

ポイントは「組み合わせ自在」なレイヤード

 トップスを、なぜこの3枚にしたかというと、どの組み合わせでも着られるから。寒いときは全部着て、暑くなったらブルゾンを脱いでもいいですし、中間のダウンベストを抜いてもいい。山から戻ってきて、お店でランチをするときは、カットソー一枚でもいられます(ちなみにカットソーをハイネックにしたのは、マフラーを持っていかなくてもいいように)。さらに超ポイントなのが、ダウンベスト。リュックを背負うときに、肩まわりがかさばらないように、あえてそでのないものを選びました。

普段からアウトドアを楽しんでいる人からしたら「何を今さら……」と、思われるかもしれませんが、我ながらうまくレイヤードできたなと大満足。実際、本当に「ちょうどいい!」という感じでしたし。わざわざ服を買い足さなくても、高尾山くらいなら、なんとかなるものですね!

ところで何十年ぶりの高尾山でしたが、当時の記憶はほとんど戻らなくて……。というのは、今や人気の山すぎて、駅や道が整備され、私が小学生だったころとは、まったく違う感じだったから。また平日にもかかわらず、びっくりするくらい人が多いところも、当時の雰囲気とは違う。山頂に着いたとき、なんとなーく「こんな感じだったかも……」くらいの記憶と、下山の際に吊り橋を渡ったときに「通ったことがある気がする!」程度の思い出しか、戻ってきませんでした。

でも大人になって行き直せたのは、本当に楽しかったですし、気持ちがよかったです。正直「季節が変わったらまた行こうかな」くらいの気持ちはあるので、そのときは新しい服とか買っちゃうかも(結局?)。

【今日のひと手間】

「スリーコインズ」の3ポケットランドリーネット

ネットで話題になっていた、「スリーコインズ」の3ポケットランドリーネットを購入しました!内側に仕切りがあって、洗濯したいものを分けることができる商品。これならデリケート素材のものを洗うときに、一緒に入れても、お互いのこすれを防ぐことができるんです。やったね!

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エディター

editor_kao

大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。ライフスタイルWEBメディアkufura(クフラ)でも「4ケタアイテムで叶えるオシャレ」を連載中。

イラスト/柿崎こうこ

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