【目次】
・簡単なおかずのレシピをマスターしよう
・1~2歳向けレシピ
・3~4歳向けレシピ
簡単なおかずのレシピをマスターしよう
保育園で食べるお弁当で気を付けたいポイントを紹介します。子どもに喜んで食べてもらえるお弁当をマスターしましょう。
お弁当作りのポイント
子どものお弁当は、見た目のかわいさだけでなく食べやすさも考えてあげることが大事です。おかずは小さめに、ご飯も小ぶりのおにぎりにするなど、工夫してみましょう。全体の量にも注意が必要です。あまりに多いお弁当は食べるのに時間がかかり、時間内に食べきれない可能性も。食べられる量を考えて、少なめに作ってあげるのがポイントです。
食中毒にも気を付けましょう。生ものはできるだけ減らし、食材にはしっかりと火を通すことが重要です。また、水分が多いと菌が繁殖しやすくなります。酢には菌の増殖を抑える働きがあるとされています。子どもが苦手でなければ、少しでも使ってみましょう。
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残さず食べてもらうには?
子どもの好きなアニメのキャラ弁は、とても喜んでもらえます。作るのに時間はかかりますが、できる範囲でチャレンジしてみましょう。食材の切り方や組み合わせを工夫して、かわいい飾り付けにしてあげるのもおすすめです。カラフルなピックを買っておけば、それだけでも十分に彩り鮮やかで映える仕上がりになります。
食べないと分かっているものを入れないことも、残さず食べてもらうという意味ではポイントです。好き嫌いをなくす努力は自宅で頑張ってもらい、お弁当にはできるだけ好物を多く入れてあげましょう。
1~2歳向けレシピ
手づかみやスプーンで食べられるレシピを紹介します。小さくて食べやすいサイズにしてあげるのがポイントです。
お花のおにぎり
1歳を過ぎると、ほとんどの子どもは手づかみで食事ができるようになります。そのままでは食べにくいお米は、ちいさなおにぎりにしてあげましょう。丸や三角のシンプルな形でもよいのですが、お花の形にしてあげれば、より食事の時間を楽しんでくれます。
丸い形の状態から、5カ所ほど外側を指で軽くつぶすだけで、簡単に作れます。中央には酸っぱすぎない程度の梅干しをのせれば、かわいいおにぎりの完成です。隙間にブロッコリーを添え、カラフルな色合いにしてあげましょう。
ミツバチの卵焼き
まずは卵焼きを作りましょう。冷めてもおいしい、ふんわりとした卵焼きの作り方を紹介します。
1. 【卵…2個】【水…大1】【白だし醤油…小1】【みりん…小1】【和風だし…少量】をよく混ぜる。
2. 温まったフライパンに2/3程度入れ、弱火で火が通るまで全体を軽く混ぜる。
3. 3cmくらいの幅に巻き、残りを流し込み、今度は混ぜずに火をしっかり通して最後に全体を巻く。
ダシがきいた、おいしい卵焼きができます。甘さがほしい場合は砂糖を少々。お弁当に入れる際は、かわいいミツバチの形にしてあげましょう。卵焼きをお弁当サイズに切り、のりを小さく切って顔や胴体の線にし、頭にピックを2本挿せばできあがりです。
マカロニグラタン
小さなマカロニグラタンの作り方を紹介します。スプーンが使えるようになった子どもにおすすめです。
1.耐熱ボールに【バター10g】を入れ、レンジで20秒加熱し、【小麦粉大さじ1】を入れてよく混ぜる。
2.【牛乳 50cc】加え、レンジで30秒加熱し、ダマがなくなるまで混ぜる。
3.さらに【牛乳 50cc】と【コンソメ 小さじ1/2】加え、1分加熱する。
4.よく混ぜた後さらに20秒加熱し、【塩 少々】入れて混ぜる。
5.【マカロニ30g】を袋の表示通りにゆで、水気を取りボールに入れる 。
6.水を切った【コーン缶大さじ2】と【ツナ缶20g】を加えてよくまぜ、アルミカップに入れる。
7.ピザ用のチーズをかけ、トースターで5分加熱する。
8.チーズが溶け、焼き目が少しつけば完成。
手順1~4で作るホワイトソースがダマにならないよう気を付けましょう。
3~4歳向けレシピ
3~4歳になると、おはしを上手に使える子が増えてきます。手づかみを卒業した子どもに人気のレシピを紹介します。
くまさんオムライス
あまった食材でパッと作れるオムライスは、色もカラフルに作れるためお弁当と相性のいいメニューです。
鶏もも肉やミックスベジタブルなどをフライパンで炒め、火が通ったらご飯を入れます。次にケチャップとあればウスターソース、塩コショウを少々入れて混ぜたらできあがりです。
ご飯をドーム型に盛り付け、薄焼き卵をかぶせて、くまさんの顔の輪郭を作ります。目・鼻・口は細長く切ったのりを使い、耳は薄切りにしたウィンナーを挿しましょう。
細長く切ったニンジンを眉の部分におけば、さらにかわいくなります。ケチャップが顔の邪魔をするようなら、薄焼き卵の下にかけておくのがおすすめです。
ほうれん草とコーンのサラダ
子どもの好物が多くなりがちなお弁当には、野菜も適量添えたいものです。栄養たっぷりのほうれん草とコーンのサラダの作り方を紹介します。
ほうれん草はアクが強いため、軽くゆでた後はしっかりと水にさらしてアク抜きを。ただし、長時間つけると栄養分も流れてしまいます。3分以内が目安です。
ドレッシングは、マヨネーズ大4、ごま油大2、めんつゆ大2、レモン果汁小4、砂糖小4、粗挽き黒コショウ小1で作ってみてください。子どもの好き嫌いにあわせて調整しましょう。
ほうれん草・コーン・薄切りハム・ドレッシングを混ぜ合わせれば完成です。水っぽくならないよう、ほうれん草はギュッと手でしぼって水気を切ってから混ぜましょう。
ころころフライ
大人の手のひらでにぎれる程度の、ちいさなころころとしたフライを作ってみましょう。大人2人分と子ども2人分の分量でレシピを紹介します。
1.皮をむいたじゃがいも3個をラップに包み、電子レンジで4分加熱する。
2.鶏ひき肉100gとつぶしたじゃがいもを混ぜ合わせる。
3.小さく丸め、小麦粉・溶き卵・パン粉の順に衣をつけ、180℃の油でこんがりと揚げる
同じように、ヘタを取ったミニトマトやキャンディチーズも、衣をつけて揚げましょう。大きさをできるだけそろえてあげれば、中に何が入っているか分からないワクワク感でも楽しんでもらえます。カラフルなピックを挿して、隙間には緑も添えてあげましょう。
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