代わりがきかない、不調なことを周りに悟らせてはいけない…そんな職業につく人たちに、実践している風邪予防対策を教えてもらいました。
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鍼灸師・エステティシャン
光本朱美さん
東洋の鍼灸と西洋のエステティックを融合させた施術を行うサロン「ハリジェンヌ」主宰。www.harisienne.com/
風邪の入り口、口元と背中を重点的にケア
体調が悪いときは舌をチェックするという光本さん。
「舌が白いときは冷えているので、熱いお風呂に1分浸かり、寒気をとります。舌の苔が厚いときは胃腸が弱っているので消化しやすい食べ物に。また、口周りの筋肉が硬くなると口が開いて口呼吸になり、乾燥したり菌が繁殖しやすくなるので、顔をほぐす鍼やフェースエクササイズもこまめに行っています」
口角上げで免疫アップ
「口角を上げる筋肉を引き上げると、脳に刺激が届いてナチュラルキラー細胞(免疫)が活性化するので、フランス語の『Oui』と言うように、唇を突き出してから口角をグッと上げる動きを、毎日10回実践しています」
風邪のツボにお灸やカイロ
肩甲骨の間にある「風門」は風邪のツボ。「背中側なので自分では鍼を打ちにくい場所ですが、寝る前に家族にお灸をのせてもらったり、季節関係なく、日中はここにカイロを貼ります」
Domani11月号「風邪しらず」な人がガチでやってること より
本誌撮影時スタッフ:撮影/松本拓也 イラスト/ますこえり 構成/もりたじゅんこ