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2024.06.16

冷やし中華の具は何がいい?おすすめの具材やアレンジ方法を紹介!

さっぱりとした喉ごしの冷やし中華は、暑い季節に大活躍のメニュー。ただしいつも同じ具材をのせているだけでは、どうしてもマンネリになってしまいます。「また冷やし中華?」と言われないための、おすすめ具材とアレンジ方法を紹介します。

冷やし中華の定番人気具材

冷やし中華は主食の麺に、肉や野菜、卵などの具材をトッピングして作ります。酸味の効いたタレのおかげで暑い時期でも食べやすい上に、一皿で満足できる手軽さがあり、夏休みのランチなどにも人気。まずは冷やし中華のトッピングに使われる定番の具材と、おいしく食べるポイントを見ていきましょう。

冷やし中華

(C)Shutterstock.com

ハムや鶏のささみ

肉類では、さっぱりとした味わいのハム鶏のささみが定番です。ハムは他の具材と同じ幅になるように、短冊切りにしてのせるときれいに見えます。しかし市販の薄切りハムを重ねたまま切ると、くっついてきれいにはがせません。それを無理にはがそうとすると、短くちぎれてしまうので注意が必要です。まずは1枚ずつはがして軽く半分に折り、折り目を上下互い違いに重ねてからカットすると、ハム同士がくっつかずにきれいにトッピングできます。

鶏のささみは熱湯でゆでて中までしっかり火を通したものを、縦長に裂いて使います。一度にたくさんゆでて冷凍保存しておけば、好きなときに使えて便利です。ゆでるのが面倒なときは、電子レンジで加熱しても良いでしょう。この場合は冷めると固くなりやすいので、粗熱が取れたら手でほぐし、冷やし中華の汁につけておきましょう。パサつかずにしっとりと仕上がります。

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きゅうりやトマト

冷やし中華には、きゅうりトマトなどの夏野菜も欠かせません。きゅうりは長さを4~5cm程度にカットし、縦にスライスしてから千切りにするのがポイント。斜め切りや輪切りにする方法に比べてやわらかくなりにくいので、麺と混ぜたときに歯ごたえがしっかりと残ります。トマトは他の具材とのバランスを考慮して、1/8以下の縦切りにするか、大きめのみじん切りにするのがおすすめです。半分にカットしたミニトマトを上にのせたり、お皿のふちに並べたりしてもかわいいですね。

錦糸卵

冷やし中華の具材といえば、錦糸卵を思い浮かべる人も多いのでは。ハムやトマトの赤にきゅうりの緑、錦糸卵の黄色が並ぶと色鮮やかでおいしそうに見えます。しかしきれいな錦糸卵を作るのは、意外に難しいもの。焼き過ぎると焦げ目で茶色くなったり、固くなったりするので火加減に注意が必要です。フライパンで焼くなら、表面が乾いたタイミングですぐに火を止め、余熱で固まるのを待ちましょう。ひっくり返すときは、フライパンの真ん中に菜箸を置き、卵のフチを持ってひっかけるようにすると失敗を減らせます。平らな皿にラップを敷いて、溶いた卵を広げて電子レンジで加熱する方法もあります。卵がある程度冷めたら、くるくる巻いてから細切りにして完成です。

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冷やし中華のおすすめ具材

続いて定番の具材を切らしているときや、少し飽きてきたときにおすすめの具材2種と、主な使い方を紹介します。

冷やし中華のおすすめアレンジ具材2種
  1. 栄養たっぷりなゴーヤ
  2. 具がないときに便利なツナ

ゴーヤの輪切り

(C)Shutterstock.com

栄養たっぷりなゴーヤ

ビタミンCが豊富なゴーヤは、夏バテ予防に人気の野菜です。炒めて食べることが多いですが、ゆでて冷やし中華のトッピングにも使えます。また、ゴーヤは豚肉やひき肉、サバ缶などの具材と相性がよく、さまざまなアレンジができるのも人気の理由。栄養価もアップして一石二鳥です。ゴーヤはワタを取り、薄くスライスして塩で軽くもみます。熱湯でさっとゆで、ザルに広げて冷ましておきましょう。ゴーヤを先にゆでてその鍋で麺をゆでれば、お湯を沸騰させる手間を省略し、ガス・電気代も節約できます。

具がないときに便利なツナ

冷蔵庫にハムや鶏ささみなどの肉系の具材が見当たらないときは、ツナ缶が便利です。缶を開けて盛るだけなので、切ったりゆでたりといった、下ごしらえの手間もありません。帰りが遅くなり、麺をゆでるだけで精一杯というときにとても助かります。ツナをトッピングするなら、市販の中華ダレに大根おろしを入れてさっぱりと仕上げたり、コーンやキャベツと一緒にマヨネーズで和えてサラダ風にするアレンジもおすすめです。

冷やし中華のタレ・スープ

いつもと同じ具材でも、タレやスープを変えれば味に変化を付けられます。冷やし中華がマンネリにならない、タレやスープのバリエーションを見ていきましょう。

黒い紙の上に並べられた半分に切ったレモン、オイル、塩と胡椒

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濃厚な胡麻ダレ

あっさりした醤油味のタレに飽きたら、濃厚な味わいの胡麻ダレを作ってみましょう。胡麻ダレは「練り胡麻」と市販の鶏ガラスープがあれば簡単に作れます。具材に鶏のささみを使う場合は、ゆで汁を鶏ガラスープの代わりにすると無駄がありません。豆板醤を足して辛くしたり、マヨネーズや味噌を足してマイルドにしたりと、具材や食べる人の好みに合わせやすいのもポイント。例えば鶏のささみとたっぷりのきゅうりをのせた麺に、ピリ辛の胡麻ダレをかければ、棒棒鶏風の冷やし中華になります。ハムの代わりにゆでた豚肉をのせて冷しゃぶ風にしてもよいですね。

定番の中華ダレを自分好みにアレンジ

麺とセットで付いてくる中華ダレはそのまま使えて便利ですが、量が足りなかったり酸味が強すぎたりすることがあります。実は冷やし中華のタレは、少ない材料で簡単に自作できます。必要なのは、醤油・酢・砂糖・酒・胡麻油の5種類だけ。それぞれ量を加減しながら、自分好みの味に近づけていきましょう。米酢・リンゴ酢・黒酢など、酢の種類を変えるだけでも風味が変わります。お気に入りの中華ダレができれば、いつもの冷やし中華もぐっとおいしくなるでしょう。煎り胡麻や生姜を入れたり、ネギなどの薬味を加えたりとさまざまなアレンジができるのも手作りの醍醐味です。

さっぱりレモンダレ

酢の代わりにレモン汁を使うと、ビタミンCがたっぷりのタレが作れます。レモン汁は醤油ダレ、胡麻ダレどちらにもよく合います。白だしと塩で「さっぱり塩レモンダレ」を作るのもおすすめです。また、ポン酢にレモン汁と胡麻油を入れれば、即席の中華ダレになります。とても簡単で、タレを作る暇がないくらい忙しいときにもぴったり。麺に薄切りのレモンをトッピングすれば、味も見た目もさわやかな冷やし中華の完成です。

柑橘系の果物を絞る様子

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肉が主役のガッツリ系冷やし中華

肉系の具材がハムや鶏のささみだけでは、少し物足りなさを感じるときがあります。とはいえ、他におかずを用意するのも大変ですね。食べ盛りの子ども達も大満足の、肉を主役にしたガッツリ系冷やし中華を紹介します。

ジューシーそうなからあげ

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食べ応えのあるからあげのせ

あっさりした冷やし中華も、からあげをのせれば一気に食べ応えのあるメニューに変わります。小さな子ども用には、食べやすいように一口大にカットしておくのがおすすめ。くし切りのレモンやトマト、レタスを添えてカラフルに盛り付けましょう。麺の上に薄くスライスした新玉ねぎを敷き、からあげ・豆苗・ミニトマトをのせると大人向けガッツリ系冷やし中華のできあがりです。シンプルな醤油ベースの中華ダレを合わせれば、揚げ物もさっぱり食べられます。

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ピリ辛の肉味噌冷やし中華

ピリッと辛く味付けした「肉味噌」を主役にすると、タレ要らずの担々麺風冷やし中華になります。細切りレタスと白髪ネギを添えて、麺と肉味噌をよく混ぜればできあがりです。肉味噌は保存が効くので、豚ひき肉が安いときにまとめて作り置きしておくと便利。味付けには味噌・醤油・砂糖・酒・豆板醤を使います。辛いものが苦手な人や、子ども用なら豆板醤は控えて。お好みでみじん切りの玉ねぎやしいたけ、生姜を入れるのもおすすめです。電子レンジでも簡単に作れるので、暑い夏には助かる具材です。

冷やし中華のおすすめアレンジ

冷やし中華のアレンジは、他にもたくさんあります。特にカレー味やイタリアン風アレンジは簡単で、子どもも食べやすいのでおすすめです。カロリーが気になるときは、麺を変えてみるという手もあります。それぞれアレンジのポイントを見ていきましょう。

こんにゃく麺

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スパイシーなカレー味

醤油ベースの中華ダレにカレー粉練り胡麻を合わせると、スパイシーなカレー味のタレができます。胡麻ダレがあるなら、カレー粉を加えるだけでいいので、さらに簡単。カレー味にする場合は具材も工夫すると一層おいしくなります。肉はハムや鶏のささみの代わりに、ひき肉や薄切りの豚肉とピーマンを塩コショウで炒めたものを使います。錦糸卵は温泉卵や生卵にして、肉とからめて食べましょう。野菜もきゅうりではなく、レタスやキャベツの方が合います。いつもの冷やし中華よりもパンチの効いた、食べ応えのあるアレンジです。

おしゃれなイタリアン風冷やし中華

胡麻油をオリーブオイルに、酢をバルサミコ酢に変え、すりおろしたニンニクを入れるとイタリアン風のタレができます。肉系の具材には生ハムを使い、きゅうりの代わりにベビーリーフやバジルの葉を散らして最後に黒コショウを振れば、見た目もおしゃれに。モッツァレラチーズとトマトをのせて、「カプレーゼ」風にするのもおすすめです。冷製パスタに似ていますが、冷やし中華の麺の方がパスタよりもゆで時間が短く、より手軽に作れます。

低カロリーなこんにゃく麺

さっぱりした冷やし中華には、他の麺料理に比べてヘルシーなイメージがあります。しかし麺の原料は小麦粉で、糖質やカロリーが意外に高いので注意が必要です。ダイエット中の人や夜遅い時間に食べる人は、低カロリーな「こんにゃく麺」で代用するのがおすすめ。麺のカロリーを抑えられるので、からあげなどのボリュームのある具材をのせても罪悪感がありません。全部をこんにゃく麺にしてもよいですが、半分だけこんにゃく麺に置き換えることで、食感を損なわずおいしく食べられます。中華麺とそっくりな黄色いこんにゃく麺を使えば、見た目も満足です。

編集部おすすめ冷やし中華アレンジ

ちょっとしたひと手間で冷やし中華の印象が変わる、アレンジレシピをご紹介します。

豚しゃぶと夏野菜の冷やし中華

醤油ベースの中華ダレは、豚しゃぶとも好相性。しゃぶしゃぶ用の薄切り肉を1枚ずつ色が変わるまで茹で、ざるに広げて水気を切ります。茹でた豚肉は冷蔵庫で冷やすことも可能ですが、急激に冷やすと硬くなりやすいので、余裕をもって調理しておくと良いでしょう。合わせる具材はナス、オクラ、とうもろこしなど夏野菜を取り入れると見た目にも華やかです。食べやすい大きさに切ったら多めの油で揚げ焼きまたはほんのり焦げ目が付くぐらいまでフライパンで焼いてから麺の上に乗せるのがおすすめです。

梅肉のさっぱり冷やし中華

醤油ベースの中華ダレに梅肉を入れるだけで、さっぱり感がUPします。梅干しの種を取って包丁でたたいて、醤油ベースの中華ダレに混ぜ合わせておきましょう。具材は茹でた鶏ささみと千切りきゅうりでシンプルに。お好みで大葉や茗荷、白髪ネギなどの薬味を添えることで、より深みのある味わいに仕上がります。和風に振りたい時には、タレを中華ダレからめんつゆに代えて、具材に豆苗や大根おろし、しらすを入れても良いでしょう。また、梅干しは胡麻ダレの冷やし中華にも合うので、マンネリした時のために覚えておくと便利です。

蒸し鶏とセロリのねぎ塩冷やし中華

水に鶏ガラスープの素、胡麻油、塩少々と白ねぎのみじん切りをたっぷり入れてねぎ塩ダレに。具材は蒸し鶏と薄切りにしたセロリを乗せます。蒸し鶏は、お湯を沸かして鶏むね肉、料理酒、水、塩、しょうが、ねぎの青い部分を加えて、とろ火でじっくり火を通すとしっとり仕上がります。パンチを効かせたい時には、タレにおろしにんにくを入れたり、水抜きで作ったタレを絡めるのもおすすめです。最後にお好みでレモンを添えて。

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