そもそも「ナルシスト」とは?
自己愛が強い人を指す言葉
「ナルシスト」はフロイト心理学の「ナルシシズム」を由来とする言葉で、転じて一般的には「自己愛が強い人」のこと指します。自分自身の容姿や行動に陶酔するような人を、ナルシストと表すことが多いようです。「自分で自分を大事にしている」というようなポジティブ思考の人とは少し違い、どちらかというと、「自分は周囲よりも優れている」「人よりも上に立ちたい」などという自意識過剰なタイプを「ナルシスト」と表現することが多いのではないでしょうか。
【質問】周囲に「ナルシスト気質」と感じる人はいますか?
みなさんの周囲には、「ナルシスト」っぽいと感じる人はいますか?女性約100人にリサーチしてみました。
・いる…13.3%
・いない…86.7%
※アンケートは30~49歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名。
13.3%の人が「いる」と答えました。では、その理由は?みなさんの体験談もご紹介します。
【体験談】「ナルシスト気質」と感じた理由は?
・旦那が自分はよくできた人間だと思っている(30代・佐賀県)
・自分はモテるといつも自慢している(40代・北海道)
・鏡をずっと見て髪型を気にしている(40代・東京都)
あなたは大丈夫?ナルシストの特徴や心理
続いてはは、ナルシストの特徴や心理をみていきましょう。
目立ちたがる
ナルシストは、人から注目を浴びることに喜びを感じることが多くあります。「目立ちたい」という気持ちが強いので、その場を仕切ったり率先して意見したりすることも多々あるようです。注目を浴びることで優越感を感じられるため、人よりも高級なファッションや目立つ行動などをして、周囲の視線を集めようとする人が多い傾向に。
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プライドが高い
ナルシストはプライドが高い、という共通点もみられます。誰にも負けたくないという気持ちから、些細なことで優劣をつけたり、自分が上でないと安心できなかったり。しかし、そもそもプライドとは「自尊心」や「誇り」のこと。強い信念や向上心の上に成り立ちますが、ナルシストの人は「自分は特別な存在だ」と過大評価し、理想の自分を演出してしまう傾向にあります。
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見た目を気にする
ナルシストは、高級品やブランドものを好む傾向が。周りの目が気になるので、自分をおしゃれに見せたい、いい格好をしたい、という心理が優先されがち。そのため、自分が気に入っているかどうかは二の次で、見た目を強く気にする人が多いようです。
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