経過観察期間中の異変と戸惑い。急遽受けた再検査
前回のお話▶︎【夫がコロナになりまして。】 夫の隔離終了と時間差でやってきた私の異変
再検査の結果、私と子どもは陰性
突然の嗅覚異常に戸惑い、急遽受けたPCR検査でしたが結果は私も子どもも2人とも陰性。私の嗅覚も次の日にはすっかり正常に戻り、本当に一時的な異変だったようです。かなり不安でしたが、一安心。あとは約1週間、残りの経過観察期間を過ごして何事もなければ通常通りの生活に戻れます。
私の風邪症状は改善し、子どもはまさかの発熱
夫がコロナ陽性になる数日前から風邪をひいていた私と子どもですが、経過観察期間だったので、当然小児科や内科の受診はできず、電話再診の形で薬を処方してもらい、3週間ほど薬を飲んでいました。電話再診のため詳しい診察は受けられず、とりあえず同じ薬で対応する形に。その後、私の風邪は治りましたが、子どもは鼻水と夜間の咳が残っていました。
ようやく迎えた経過観察期間の最終日、なんと子どもが発熱! 鼻水がずっと出ていたので、中耳炎になったのだろうという母の勘は結果的に的中していたのですが、経過観察期間中の発熱だったので、PCR検査で陰性が確認できなければ小児科を受診することができず何とももどかしい時間でした。
3回目のPCR検査も陰性。直接診察をしてもらえることに
検査翌日に陰性の確認が取れ、ようやく小児科で診察を受けることが可能に。耳の中を見てもらうとやはり中耳炎という診断。抗生物質を処方され、なんとか平熱に落ち着きました。普通に診察してもらえるありがたさを心から実感。そうして長かった経過観察期間がこれでようやく終了しました。
経過観察期間の発熱や異変も、一旦落ち着いて検査を
陽性者が10日間自宅療養したとすると、濃厚接触者の経過観察期間は、陽性者の発症日から数えて24日間。ただでさえ子どもは風邪をひきやすいので、この24日間発熱なしで過ごせたとしたらとてもラッキーだと思います。我が家のように、観察期間中に嗅覚異常があったり子どもが発熱したからといって必ずしもコロナ感染というわけではないので、まずは落ち着いて検査を受けることが重要です。
経過観察期間の終了は、保健所からの電話で通知されます。ちなみに、陽性患者や濃厚接触者には保健所から体調確認の電話が頻繁に来ました。患者が一向に減らない中、細やかな対応をしてくださった保健所職員の方には感謝の気持ちでいっぱいです。
<最後に>
いつか自分もと思っていたものの、いざ当事者になるとパニックになりがち。おおよそ脳内でシミュレーションはしていましたが、やはり真っ白になりました。かからないことが一番ですが、もしものときのために一家で話し合っておくことが大事だと思います。私の体験はほんの一例ですが、本記事を読んだ読者の方がもし当事者となったときに少しでも役立てばと思います。
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