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おかゆダイエットのやり方とは?
おかゆダイエットとは「白米をおかゆに換える」ダイエット方法
おかゆダイエットとは一般的に、普段主食として食べている白米を「おかゆ」に置き換えて食事をするダイエット方法。おかゆだけを食べるというわけではなく、その他のおかずは通常通り食べてもOKです。
おかゆダイエットに期待できる効果
摂取カロリーを減らすことができる
白米のカロリーは200gでおよそ300kcalあると言われていますが、おかゆは同じ200gでおよそ140kcalなのだそう。おかゆは通常のごはんに比べると水分量が多く、同じ分量を食べてもその分カロリーや糖質量を減らすことができるのため、ダイエットにおすすめなのです。
炭水化物を抜いた「糖質オフ」ダイエットもたびたび話題になりますが、管理栄養士・健康運動指導士の小島美和子さんによれば、糖質は生きるために必須のエネルギー源なので、不足は絶対に避けたいと言います。
「確かに炭水化物を抜いて糖質を減らすと、一時的にはお腹がへこんで体重も落ちます。ただし、糖質は生きるのに必須のエネルギー源なので、不足すると筋肉を糖に変え、エネルギーとして使うことに。代謝が落ちて体脂肪が増えやすい体になり、リバウンドもしやすくなります」(小島さん)
炭水化物を抜いて野菜ばかり食べたり、食事自体抜いたりする人も多いですが、これでは筋肉量も代謝も落ちる一方だそう。その点おかゆダイエットは、完全に炭水化物を抜くのではなく、白米と同じくらいの量をいただきながらカロリーも減らせるというメリットがあるので、栄養不足の心配なく続けられるのではないでしょうか。
満足感や代謝アップが見込める
おかゆは水分量が多いので、白米の量が減ってもしっかりと食べたという「満足感」があります。また、おかゆを温かいうちに食べることで、体の中から温まり、冷え改善や代謝アップなどのダイエット効果も期待できると言われています。
逆に太る?おかゆダイエットの注意点
バランスの良いおかずも食べること
おかゆダイエットは、白米を置き換えて摂取カロリーや糖質を減らす、というダイエット方法なので、それ以外のおかずや食事も、通常のダイエット同様バランスの良いものを意識して食べる必要があります。
ダイエット王子の小山圭介先生によると、食事を意識することはダイエットでは避けられず、痩せるためには以下の7ヶ条が重要なのだそう。
1. 和食(お米や野菜、魚など日本人が昔から食べてきたもの)を見直す
2. (プライス的に)高いものを食べる
3. 添加物を控える
4. 脂質を抑える
5. 野菜の量を増やす
6. よく噛む
7. 食べる順番を考える
決して厳しいカロリー制限が必要なわけではなく、この7ヶ条もストイックに実施する必要はないと言います。
「できるところ、やってみたいと思えるところから始めるのが大事ですよ〜」(小山先生)
普段食べている分の白米は、おかゆに置き換えることで簡単にカロリーオフできますが、その他の部分でもバランスの良い食事を意識することができれば、ダイエット効果はグッと上がるのかもしれませんね。