【目次】
・「プチ断食」とは?
・プチ断食のやり方
・プチ断食(2泊3日)の体験レポート
「プチ断食」とは?
短い期間で断食すること
断食とは一定期間固形物を摂らず、消化機能を休ませ体をリセットさせることを言いますが、プチ断食とはその断食の期間を短い期間で行うことを言います。
例えば食べ過ぎてしまった翌日だけ朝食を抜いたり、ゆっくりできる週末だけ行ったり、または期間を長めにとっても断食するのは「3食中2食だけ」と決めて行ったりとさまざまです。
体のデトックスが最大の目的
プチ断食は、体重を減らすのが真の目的ではありません。
ダイエット王子・小山圭介先生によると、断食の最大の目的は「デトックス」だと言います。
「食事をしないということは、固形物を摂らない時間をつくること。内臓の消化吸収機能を休ませられるので、そのパワーを老廃物排出のために働かせることができるんですよ。そのおかげで、体内に溜まってる水分や毒素がしっかりと排出されやすい状態に。断食するとお通じがよくなったり、あとは肌もピカッときれいになります」(小山先生)
プチ断食のやり方
酵素ドリンクを飲んで昼まで断食する
▲大高酵素 スーパーオータカ
初心者さんは、酵素ドリンクを飲みながら昼まで断食をするプチ断食がおすすめ。
午前中は冷たいものや固形物を摂らず、ぬるい温度にした酵素ドリンクのみにし、胃を休めます。出汁や手づくり酵素ドリンクを活用してもOK!
コールドプレスジュースで1日〜3日間断食する
▲(写真右)Trueberry プチクレンズ 230cc×5本
体がだるい・重いと感じるときは、コールドプレスジュースを飲みながら1日から3日のプチ断食をするのもおすすめ。
お腹が空いていないのになんとなく食べてしまうという悪循環を改善し「お腹が空く」という感覚を取り戻すことができます。
「オーガニックの野菜と果物、ハーブのみでつくられるコールドプレスジュースは、いくつか種類があって、私がプチ断食をするときは初心者デトックスの『プチクレンズ』からはじまり、途中から深いデトックスを目ざす『ディーププログラム』に変えて3日間行います」(モデル 有村実樹さん)
1日だけ断食する
週末など無理せず断食ができる日を決めて、1日だけ断食する方法もおすすめです。
ルールは先述した方法と一緒で、断食中は固形物を食べずに水や酵素ドリンクなどの水分だけ摂取すること。
1日およそ1.5〜2リットル程度を摂るイメージで行うのが推奨されています。
プチ断食(2泊3日)の体験レポート
酵素ドリンクでプチ断食スタート
「最近すごい太った…どうしよう……」と危機感を抱いたライターNが、ダイエット王子小山圭介先生が主催するプチ断食合宿「小山式エンジョイダイエットプラン」に参加した際の体験レポートをご紹介!
「断食初挑戦、しかも趣味・食べ歩きの私。正直に言うと、はじめから途中リタイアを覚悟しての参加でした。だって、3日間何も食べずにいるなんて無理ですよ…。唯一の望みは“完全断食”ではなく“プチ断食”だったことくらいでしょうか?」(ライターN)
「今回は、断食と言っても“プチ断食”。固形物を食べるのはNGですが、お水と『Re Drink For Yogini』という酵素ドリンクの摂取が許されています。原液はこんな感じ。どんな味なのか、恐る恐る口にしてみると…。むむ、プルーンのような甘みのある味。いい意味で裏切られました! これは美味しい」(ライターN)
「原液のまま飲んでもOKだけど、ポピュラーなのはお水で割る飲み方。こうなると、もはや美味しいジュースです。甘いものへの欲望は満たされるし、ただお水を飲むよりお腹にしっかりたまる感覚も。美容や健康に効く野菜・果物・野草・キノコ・海藻が90種類以上も入っているらしく、断食による栄養不足の心配もなさそうです」(ライターN)
2日目には塩とスムージー
「これは、合宿2日目の朝に摂取を許されたもの。そう、ごま塩です」(ライターN)
小山先生曰く、人間は塩と水だけで2ヶ月間生きていけるそう。必ず3食食べなければいけないというのは思い込みで、プチ断食によって一度の食事量が適切だったどうかにも気づけると言います。
「確かに、すごくお腹が空いているわけではないのに『夜の7時になったから、何か食べなきゃ』とか『今日の夜、まだ何も食べてないなぁ…もう21時すぎてるけど、とりあえず何か食べなきゃ…』とかつい考えてしまうんですよね(ライターNは主に後者のパターン。いちばんダメなやつ…)。
言われてみれば、この状況で無理に食べ物を摂取する必要はないわけで。ただ、習慣的につい食べ物に手を伸ばしてしまっているだけのこと。だからでしょうか? 合宿中に少しお腹空いたな〜と思うことはあっても、決して耐えられない辛さではないんですよね」(ライターN)
また、ライターNさんはプチ断食を通し、ある大きな気づきを得たそう。
「それは食事の味付けの濃さ! 上の写真のごま塩をなめたとき『塩ってこんなに辛かったっけ!?』と驚いてしまったほどです」(ライターN)
小山先生も、断食することで味覚が敏感になると言います。
「普段の食事には、想像以上に調味料も添加物も使われていて、味付けがとにかく濃い。断食すると舌がニュートラルな状態になるので、断食明けはすごく味覚が敏感になります。薄味でも十分満足できるんだ! と思えるはずですよ。外食が多い人は特にそう感じられるんじゃないかな」(小山先生)
合宿2日目のお昼にはスムージーが出てきたそう。ライターNさんは、なんとこれ1杯でお腹が満たされたと言います。
「バイタミックスで作られた栄養満点のスムージー。これまでいろいろなお店のスムージーを飲んできたけれど、これが過去最高の美味しさでした。断食中だからこそ、素材の旨みや甘みを深く感じられた気がします。
そしてこの1杯でお腹いっぱいに! でも、いつもならこれにプラスしてパンケーキとかも食べているわけですよね。パンケーキがなくても満足できるじゃん…と無意識に食いしん坊になっていた自分に反省」(ライターN)
結果は…お通じも肌の調子も良くなった!
3日間のプチ断食を経て、ライターNさんにはどんな変化が訪れたのでしょうか?
「この合宿でプチ断食をしたら、本当にお通じの調子も肌の調子もよくなったし、そしてむくみがとれた! デトックス効果をまざまざと感じることができて、今後も定期的にプチ断食したいなと思わずにいられませんでした」(ライターN)
今回のプチ断食では、味覚の変化やデトックス効果などが感じられたようです。
これからダイエットを開始する方や、日々の食生活を一度しっかり見直したいという方は、まず初めにプチ断食を取り入れてみるといいかもしれませんね。