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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2024.06.02

ビジネスメールの返信マナーをあらためて確認! 書き方のポイントも【専門家監修】

ビジネスシーンで多いのが、メールのやり取りですよね。メールを返信する際、マナーを把握していないと、失礼にあたるかもしれません。本記事では、ビジネスシーンの返信マナーについて、基本的なことを中心に紹介します。

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ビジネスメールの返信【基本的なマナー】

仕事に関する事柄をメールで返信する際、「これってマナーは合っているのかな?」「相手に失礼に当たらないかな?」と心配になることはありませんか? 不安になることを避けるためにも、ビジネスメールの返信マナーをあらためて確認しましょう。まずは、基本的なマナーから紹介します。

メールを受け取ったら翌日までに返信する

ビジネスメールは、迅速に返信するのがマナーです。基本的には24時間以内の返信が望ましいでしょう。業務中であれば、その日中に返信するのがいいですね。

返信には、内容を確認したことと、メールをいただいたことに対するお礼を伝えるようにしてください。内容に対する回答に時間を要する場合は、いつごろ回答できるかの目安を連絡すると、相手は安心できるでしょう。

メールとパソコン

(c) Adobe Stock

「Re:」は消さずに返信する

返信をする際、自動で件名につく「Re:」。ビジネスメールでは、この「Re:」を消さずに返信するのが一般的です。「Re:」をつけると返信メールであることが一目で判別できるため、そのままにすることが多いのです。ただし、何度もやりとりが続いて、都度「Re:」が増える場合は、1〜3個ほど残して、あとは削除するといいですね。

件名は書き換えない

返信の場合、件名は変更せずそのまま使います。件名はメールの内容を表すため、変更すると相手がわからなくなってしまうからです。また、あとから検索するときに困るということも。メールのやりとりが続く場合も、可能な限りタイトルはそのままがいいですね。

定型文を必ず入れる

「お世話になっております」や「よろしくお願いいたします」といった言葉は必ず入れるようにしてください。社内の人なら「お疲れ様です」を使うといいですね。

本文のあとに、社名や部署名、メールアドレスや電話番号を入れた「署名」を入れるのも忘れないようにします。署名は、社外用と社内用をあらかじめつくっておくと便利です。

引用返信が効果的

1つのメールで複数の要件をやりとりする場合は、「引用返信」を利用します。相手の文章を部分的に引用することで、何についての回答なのかが明確になり、読みやすさが増すでしょう。文章の引用部分には、文の先頭に「>」をつけるのが一般的。そうすることで、どの箇所が引用にあたるのか、一目で判断することができます。

なお、「Cc」や「Bcc」で受け取ったメールについては、返信する必要はありません。

ビジネスメールの返信の書き方

ここからはビジネスメールの返信の書き方を見ていきましょう。まずは、基本となる返信メールの書き方を紹介します。

職場

(c) Adobe Stock

返信メールの構成と例文

ビジネスメールを構成するのは、以下の要素です。

・件名
・本文(宛名・挨拶・名乗り・要旨・詳細・結びの言葉)
・署名

件名は、上述の通りです。

本文の宛名については、(株)(有)などのように省略せず、「株式会社」「有限会社」と書くようにします。また社名や屋号、個人名の書き間違いがないよう、しっかりチェックしてください。

要旨では、ご連絡いただいたことに対してお礼を述べます。詳細は、メールの内容を確認したことを伝え、必要があれば質問や説明を書き加えましょう。結びに書くのは「今後ともよろしくお願いします」など。返信を求める場合は、その旨を明記するようにしてください。

最後に署名を入れたら、作成完了です。例文を紹介しますので、参考にしてください。

——————–

【件名】Re:◯◯プロジェクトの打ち合わせ日程についてのご連絡
【本文】
株式会社○○ 営業部営業課 ◯◯様

いつもたいへんお世話になっております。△△株式会社の△△です。

昨日はお打ち合わせの時間をいただき、誠にありがとうございました。
◯◯様からご提案いただいた内容につきましては、社内で協議し
次のお打ち合わせの際にご回答させていただければと存じます。
少しお時間をいただきますが、何卒ご容赦くださいませ。

なお、ご不明な点がございましたら、私までご連絡いただけますと幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

【署名】
△△株式会社
営業部第一営業課 △△
住所/電話番号/FAX/HPのURL /メールアドレス
——————–

間違えたら恥ずかしい! ビジネスメールでの言葉の使い方

ビジネスメールで間違えがちな言葉の使い方を見ていきましょう。特に外部に送るメールは注意したいですね。

「了解いたしました」は目上の人に使わない

「了解」は自分よりも立場の下の人に使うイメージを持つ人が多いので、目上の人に返信メールを送る際は避ける方がいいでしょう。目上の人に対しては「承知いたしました」「かしこまりました」などを用いるようにしてください。

【「了解いたしました」に代わる例文】

「承知しました」
「かしこまりました」
「承諾しました」

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