水やりのタイミングが一目瞭然!〈底面給水タイプ〉
「すぐ枯らしてしまう」「水をあげるタイミングが分からない」という方には、底面給水のポットがおすすめ。インナーポットにセットされた給水ひもから適度な水分を吸い上げるので、水が少なすぎて枯れてしまったり、多すぎて根が腐ってしまったりする失敗がありません。水の減りがひと目でチェックできるのも◎。
夏シーズンに合わせて、赤やピンクがビビッドな「アンスリウム」もかわいいです。
▶︎機能とデザインを両立する底面給水ポット「sui sai-スイサイ-」
置き場所に困ったらハンギングで
底面給水のプランタータイプでも、ハンギング仕様のものを選べば、新しくグリーンの居場所をつくってあげることができます。ツル性の植物は、鉢を覆うようにどんどんツルを伸ばしていくので、目線に近い高さに吊るすことで、緑量をより豊かに感じることもできます。
写真のアイビーは初心者でも育てやすく、さまざまな楽しみ方ができる人気の観葉植物。ひとつ飾れば仕事中でも、自宅でくつろぐ時間でも、目に入るたびにリフレッシュできそうです。
直射日光を避けた明るい場所に置いて育てましょう。空気中の多湿を好むので、葉に霧吹きをこまめに与えてあげるとより元気に育ってくれます。
土を使わない!〈水耕栽培〉
「植物には土が必要」そんな固定概念を覆す、水耕栽培もおすすめです。水耕栽培なら、水やりのタイミングで困ることがなく、土を使わないので衛生面でも◎。
根っこが水に浸かっている状態を保って育てていればOKです。サボテンの場合は、根が1/4浸かる程度でサボテンの根本に水が当たらないよう注意してください。根本に水があたる状態が続くと腐る場合があります。
そして透明な器は、花や葉だけではなく根の姿も見えて、生長とともに根を伸ばしていく様子も見守れるので、土耕栽培とはひと味ちがったおもしろさを楽しめます。
底面給水・水耕栽培のポイント
この時期、日当たりの良い場所に置いておくと、暑さで水が温まり、お湯になってしまうことがあります。植物の根が傷む原因になるので、暑すぎないかチェックしましょう。
また植物が光合成することで、水中に藻が発生しやすくなるので、長期間同じ水のままにはしないように注意が必要です。藻が発生していたり、水が濁っている場合は、水の交換頻度を増やしてみましょう。清潔な水で育てると、植物も生き生きと育ちます。
初心者でも手軽にはじめられる、底面給水タイプのプランターや水耕栽培にチャレンジして、夏をお楽しみください!
撮影・記事/青山フラワーマーケット(パーク・コーポレーション)
青山フラワーマーケット
青山フラワーマーケット
「Living With Flowers Every Day」をコンセプトに花や緑に囲まれた心ゆたかなライフスタイルを提案しているフラワーショップ。パリのマルシェをイメージした店内には、産地にこだわった季節の花を取りそろえています。
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