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LIFESTYLE 雑学

2024.10.18

縁談とは?結婚・婿養子縁組・おみくじでの意味と使い方をご紹介

縁談を紹介してもらうときのマナー

結婚相手や婿養子を紹介してもらうときは、信頼できる第三者に適切な相手を紹介してもらいましょう。

良い相手を紹介してもらうためには、紹介者自身が信頼できる人物であることが不可欠です。信頼できる人物なら、「この人なら安心して紹介できる」と見極めた人だけを結婚相手や婿養子として紹介してくれるため、紹介してもらう側も安心して任せられます。

なお、縁談紹介のプロに紹介してもらうのも一つの方法ですが、信頼できる身近な人に声がけする方法も検討できます。例えば、尊敬する上司や親戚、研究室の教授などにも、声がけできるかもしれません。

条件の付け方

信頼できる人に紹介してもらう場合でも、すべてお任せするのは不安なものです。どのような相手が良いのか、いくつか条件を付けて依頼するほうが良いでしょう。例えば、次のような条件が挙げられます。

・誠実な人
・スポーツが好きな人
・経済的に安定している人

あまり具体的な条件を付けるのは、スマートではないと考えられます。例えば、「私は面食いなので、とにかく顔が良い人が良い」と思っていても、そのままストレートに表現するのは好ましくありません。「笑顔が素敵な人」や「明るい印象の人」のようにオブラートに包んで伝えるようにしましょう。

ただし、結婚や養子縁組を左右する重要な条件については、オブラートに包まず、ストレートに表現してください。例えば、次のような条件は、縁談を依頼する時点で明確にしておくことが必要です。

・親との同居
・家業の引き継ぎ
・借金の有無

また、持病などの身体的な事情があるときも、条件を付けておくようにしてください。例えば、「タバコを吸わない」「都市部で暮らさない」などの条件を挙げておきましょう。

正式に依頼するときのマナー

正式に縁談を依頼するときは、釣書(つりがき)と写真を渡します。釣書には次の内容を記載しておきましょう。

・氏名
・生年月日
・現住所
・学歴
・職歴
・賞罰

履歴書に記載する内容と同じですが、履歴書用紙ではなく便箋に記載してください。また、次の内容も含めておくと、縁談相手により正確に自分自身を理解してもらえます。

・健康状態
・収入
・趣味
・身長、体重
・家族構成

断るときのマナー

縁談を紹介してもらったときは、会いたいと思うときは1週間を目途に返事をしてください。また、会いたいと思えないときも、返事を引き延ばさずに1週間を目途に断りの連絡を入れます。

なお、断るときは「自分はお相手に釣り合わないため」「自分には過ぎたお相手であるため」のように、相手を立てた言い方をするようにしてください。納得できないような人を紹介された場合でも、「もっと良い人を紹介してください」「もっと条件の良い人はいないのですか」といった、上から目線の物言いは避けましょう。

お見合いに進むときのマナー

相手の釣書や写真を見て「会ってみたい」と思うときは、その旨を紹介者に伝えてください。相手も「会ってみたい」と考えている場合は、お見合いに進みます。お見合いは、スーツやワンピースなどの堅苦しすぎないフォーマルウェアが一般的です。

また、お見合いに進んだときは、紹介者に費用を支払うようにしましょう。好意で仲介している場合も、席料や食事代などの実費が必要です。相手と何度もやり取りすることでも、大切な時間を使ってもらっているため、実費以上のお金を支払うか、実費に心のこもったプレゼントを添えるようにしてください。

お見合いが終わった後、なるべく早めに紹介者に連絡し、交際に進むかどうかを伝えます。交際する・しないのいずれを選択する場合も、必ず相手に直接伝えるのではなく紹介者に伝えるようにしてください。

相手も交際に進みたいと考えている場合は、紹介者から相手の連絡先が伝えられることが一般的です。電話やメールなどで連絡をとり、次回のデートの約束をしてください。

交際に進むときのマナー

結婚するのかしないのか早めに結論を出す必要があります。慎重に考える時間も必要ですが、2~6ヶ月以内には結論を出すようにしてください。

紹介者を安心させるためにも、交際中はこまめに連絡するほうが良いでしょう。相手の良いところだけでなく、価値観が合わないところや気になる要素なども伝えておくと、「結婚しない」という結論に至ったときも断りやすくなります。

おみくじの「縁談」とは?見方を解説

おみくじには、吉凶や全体的な運勢とは別に、「旅行」や「願望」「探し物」などの項目別の運勢が記載されていることがあります。

おみくじ

(c)AdobeStock

「仕事」「商売」「事業」はいずれも仕事に関する運勢、「学業」「学問」「試験」はいずれも勉強や受験に関する運勢です。また、「争い事」「競争」「勝負」は喧嘩や裁判、スポーツ、コンペなどの勝負事を指します。

縁談・待ち人・恋愛の違い

おみくじの項目には、「縁談」や「結婚」「恋愛」などが記載されていることもあります。「縁談」や「結婚」は、いずれも結婚に関することです。「恋愛」は恋愛のみを指すため縁談とは切り離して考えますが、お見合いから恋愛に発展することもあるため、縁談を意識している方は「恋愛」もチェックしておきましょう。

また、「待ち人」は、自分が待ち望んでいる人や会いたいと思っている人のことです。縁談相手や結婚相手に限らず、仕事でパートナーとなる人や生涯の友人となる人、人生を左右する師となる人も含まれます。赤ちゃんを待ち望んでいる人なら、「待ち人」が赤ちゃんである可能性もあります。

一方、「走り人」とは、自分から去っていく人のことです。悪縁なら去っても良いですが、良縁が去る可能性もあるため、お見合い前に確認してみましょう。

ただし、おみくじはあくまでも自分を見つめ直すきっかけとなるものです。記載されていることが起こるのではなく、慎重に行動するときに役立つアドバイスとなります。ぜひ吉凶だけでなく、項目別のアドバイスも読み、行動する際のヒントにしてみてください。

吉凶の順

おみくじの吉凶の順は、神社によって異なります。一般的な順については、以下をご覧ください。

・大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶

神社によっては、以下の順を採用していることもあります。

・大吉→中吉→小吉→吉→末吉→凶

いずれも末吉が吉の中ではもっとも悪く、その下に凶があります。吉凶の順が気になるときは、おみくじを引いた神社で確認するようにしてください。

おみくじのマナー

おみくじは、お参り後に引き、引き直さないのがマナーとされています。まずは次の手順で参拝をしてから、おみくじを引きましょう。

1.衣服を整えてから鳥居をくぐり、軽く一礼してから境内に入る
2.手水舎で手水をとり、心身を清める
3.参道の中央は神が通る場所とされているため、中央を避けて神前に進む
4.軽く会釈をしてから、賽銭箱に賽銭を入れる
5.鈴を鳴らして二拝二拍手一拝で拝礼する
6.神前から下がるときも、中央を避けて歩く

「縁」を大切にしよう

「縁」は自分で見つけることもありますが、誰かがつないでくれることもあります。縁談だけでなく人と人のすべての縁は、人生を左右する大切なつながりでもあり、財産です。良縁を見つけたときは、縁をつないでくれたすべての人に感謝し、大切に育てていきましょう。

メイン・アイキャッチ画像:(c)Adobe Stock

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