フォローリクエストとは?
アカウントの公開・非公開設定は、SNSのプライバシー管理の基本です。SNSの非公開アカウントを閲覧したいときは、フォローリクエストを申請しなければなりません。ここでは、フォローリクエストの意味や、アカウントの公開・非公開設定の方法について解説します。
SNSの非公開アカウントに申請すること
フォローリクエストとは、SNSの非公開アカウントに対して、投稿を閲覧するための許可を申請することです。
通常、SNSでは誰でも自由に他のユーザーをフォローできますが、非公開設定のアカウントの場合は異なります。アカウント所有者にフォローリクエストを送信し、承認を得てはじめて投稿内容を閲覧できる仕組みです。
フォローリクエストは、プライバシーを重視するユーザーとその投稿に興味を持つ人々とのバランスを取る重要な機能ともいえるでしょう。非公開アカウントの所有者は、リクエストを承認するか拒否するか選択できるため、自分の投稿を見せたい相手を管理できます。
【Instagram・X】アカウントの公開・非公開の設定方法
InstagramやX(旧Twitter)では、設定画面からアカウントの公開・非公開が簡単に切り替えられます。
Instagramの場合
1. プロフィール画面右上の三本線をタップする
2.「コンテンツの公開範囲」から「アカウントのプライバシー設定」へと進む
3.「非公開アカウント」の横にあるボタンを切り替える
Xの場合
1.アカウントメニューから「設定とプライバシー」を選び、「プライバシーと安全」に進む
2.「オーディエンスとタグ付け」 で 「ポストを非公開にする」のチェックボックスを切り替える
非公開設定にすると、新しくフォローしようとする人からフォローリクエストが送られるようになります。
フォローリクエストをする方法
InstagramやXをはじめとする主要なSNSプラットフォームでは、同様の手順でリクエストを送ることができます。ここでは、フォローしたい相手のアカウントを見つけ、実際にリクエストを送信するまでの流れを説明します。
フォローしたい人のプロフィール画面を開く
フォローリクエストを送るには、まず相手のプロフィール画面を開く必要があります。Instagramで検索機能を使って相手のアカウントを見つける場合は、画面左下の虫眼鏡マークをタップし、検索タブにアカウント名や名前を入力します。
アカウント候補が表示されたら、該当するものをタップして開きましょう。非公開アカウントは、別名「鍵付きアカウント(鍵垢)」と呼ばれています。プロフィール画面に鍵マークが表示されているアカウントは、フォロワーしか内容を閲覧できません。
プロフィール上の「フォローする」を押す
対象となるアカウントにアクセスしたら、プロフィール画面にあるフォローボタン(フォロー/フォローする)をタップします。
非公開アカウントの場合、このボタンをタップするとフォローリクエストが相手に送信され、ボタンの表示が「リクエスト済み」や「承認待ち」などに変わります。
相手が承認するとフォロー中の状態となり投稿を見られるようになりますが、拒否された場合は元のフォローボタンに戻る点に注意です。なお、誤って申請してしまった場合は、フォローリクエストの取り消し(解除)が可能です。
フォローリクエストの気になる疑問
フォローリクエストに関する疑問を抱える人も少なくないかもしれません。非公開アカウントを設定している側の視点で、フォローリクエストの確認方法や削除の可否、無視した場合の影響はあるのでしょうか。
フォローリクエストを確認するには?
相手からのフォローリクエストを確認する方法は、SNSによって異なります。Instagramの場合、ホーム画面右上のハートマークをタップすると、フォローリクエストの通知が表示されます。
Xでは、メニューにある「フォローリクエスト」のセクションで確認可能です。チェックボタンをタップして、相手のリクエストを承認しましょう。フォローリクエストがあると、「プッシュ通知」を受け取るようにする設定もあります。
フォローリクエストは拒否(削除)できる?
フォローリクエストを受け取った側には、「承認」「拒否」「保留」の選択肢があります。
Instagramの場合、フォローリクエストがあると「確認」と「削除」のボタンが表示されます。削除をタップすれば、フォローリクエストの一覧からリクエストが消える仕様です。Xの場合も、「承認」または「拒否」のいずれかを選択することができます。
一度拒否したフォローリクエストは、元に戻せません。アカウントを公開してよい相手かどうかをよく確認した上で操作をする必要があるといえるでしょう。
フォローリクエストを無視したらどうなる?
フォローリクエストを拒否すると、相手の画面が「フォローする」に戻るため、拒否したことが知られてしまうといえるでしょう。「拒否はしたくないが、アカウントも見られたくない」という場合は、フォローリクエストを無視するのも一つの方法かもしれません。
フォローリクエストを無視した場合、相手に直接通知は届かず、相手の画面では承認待ちの状態が続きます。SNSを快適に利用するために重要となってくるフォローリクエストの管理は、相手やシーンに応じて適切な選択をすることが大切です。
メイン・アイキャッチ画像:(c)AdobeStock
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