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2025.03.11

パワーカップルの世帯年収はどれくらい? メリットと抱える課題について紹介

「パワーカップル」とは、夫婦ともに高収入を得ている共働き世帯を指す言葉です。パワーカップルの年収基準は、明確に定められているわけではありません。この記事では、「パワーカップル」の定義やメリット、課題について紹介します。

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「パワーカップル」という言葉を聞いたことがありますか? 近年、特定の条件を満たした夫婦やカップルに焦点を当てたこの言葉が注目を集めています。華やかなイメージが先行する一方で、実際には「パワーカップル」の定義について多くの疑問が寄せられています。

本記事では、パワーカップルの定義やメリット、課題について深く掘り下げ、あなたに役立つ情報をお届けします。

パワーカップルとは? 定義と基準

パワーカップルとは、どのような存在のことをいうのでしょうか? まずは定義や基準について見ていきましょう。

パワーカップル イメージ

(c) Adobe Stock

パワーカップルの定義とは?

パワーカップルとは、夫婦ともに高収入を得ている共働き世帯を指す言葉です。特に、世帯収入が一定以上あり、消費意欲が高く、住宅購入や投資、レジャーなどに積極的である層が該当します。また、共働きを前提としながらも、家事や育児の分担を工夫し、仕事と家庭の両立を図る姿勢が特徴です。

この言葉には明確な定義はなく、調査機関や企業によって基準は異なりますが、一般的には夫婦ともに安定した高収入を得ていることが前提とされています。加えて、パワーカップルは経済的な余裕を生かし、ライフスタイルの選択肢が広いことも特徴です。

世帯年収から見るパワーカップルの基準

パワーカップルの年収基準は、明確に定められているわけではありませんが、いくつかの研究機関が独自に基準を設けています。例えば、ニッセイ基礎研究所では「夫婦それぞれが年収700万円以上」、三菱総合研究所では「夫婦の合計年収が1,000万円以上」としています。

また、総務省の家計調査によると、共働き世帯の平均世帯収入は約830万円(2023年時点)とされており、パワーカップルはこの平均を大きく上回る水準にあることがわかります。

なぜ注目される? パワーカップルのメリットと現状

ここでは、パワーカップルのメリットや現状について詳しく見ていきましょう。

経済的な安定がもたらすメリット

パワーカップルの最大の強みは、経済的な安定です。夫婦ともに高収入であるため、将来の資産形成やライフプランの選択肢が広がります。例えば世帯年収が高いため、以下のようなメリットが得られるでしょう。

税負担が軽減される

夫婦それぞれが高収入を得ることで、累進課税の影響を分散でき、手取り収入が増える可能性があります。例えば、世帯年収1,400万円の夫婦の場合、どちらか一方が900万円以上稼ぐよりも、夫婦それぞれが700万円ずつ稼ぐ方が、所得税の負担が抑えられますよ。

住宅ローン控除の恩恵を受けやすい

パワーカップルは安定した収入を生かして、住宅購入の際に「ペアローン」を組むことが可能です。これにより、夫婦それぞれが住宅ローン控除を受けられるため、節税効果を最大限に生かせます。

自由なライフスタイルの選択が可能

収入に余裕があるため、教育費や趣味、旅行、投資などに積極的に資金を投じることができます。

チェック

(c) Adobe Stock

社会における割合と増加傾向

パワーカップルは全体の割合としてはまだ少数派ですが、着実に増加傾向にあります。ニッセイ基礎研究所の調査によると、2023年時点で夫婦ともに年収700万円以上のパワーカップルは40万世帯(総世帯の0.7%、共働き世帯の2.4%)とされています。この数は10年前の約2倍に増えており、今後も増加が見込まれています。

この背景には、以下の要因が考えられます。

仕事と家庭の両立環境が整備された

育児休業制度やテレワーク、フレックスタイム制などの導入により、出産・育児後もキャリアを継続しやすくなった。

男女の価値観の変化

1977年度以降に生まれた世代は、学校教育で家庭科が男女共修になり、男女雇用機会均等法施行後に社会に出た世代。こうした背景から、男女が対等に働くことが当たり前と考える意識が強い。

参考:ニッセイ基礎研究所「パワーカップル世帯の動向-2023年で40万世帯、10年で2倍へ増加、子育て世帯が6割」

実際のパワーカップルの生活スタイル

パワーカップルの生活スタイルは、多忙ながらも経済的に充実したものとなっています。特に、時間を有効活用するための消費に特徴があります。

時短アイテムやサービスの利用

忙しい日々をサポートするため、ロボット掃除機、洗濯乾燥機、食洗機などの時短家電をフル活用するほか、家事代行サービスを利用する家庭も増えています。

教育への投資

高収入であることから、子どもの教育に積極的に投資する傾向があります。特に、学習塾や英会話、プログラミング教室などの習い事市場では、パワーカップルが中心的な存在となっていたりしますよ。

住まいの選択

かつては「職住近接」を求め、都心の高級マンションを購入するケースが多かったものの、最近ではテレワークの普及により、広い居住空間を求めて郊外に移住する動きも見られます。

パワーカップルの課題とは? ネガティブな一面を探る

パワーカップルは高収入を得て経済的に安定している一方で、さまざまな課題を抱えてしまうこともあります。一般的な共働き世帯と比べて可処分所得が多いことから、周囲からの視線や社会的なプレッシャーを受けることも少なくありません。ここでは、パワーカップルが直面するネガティブな一面について掘り下げていきましょう。

ネガティブ イメージ

(c) Adobe Stock

長時間労働による家庭との両立の難しさ

多くのパワーカップルは管理職や専門職に就いている人が多く、仕事の責任が大きく、労働時間が長くなる傾向があります。そのため、夫婦の時間や家族との時間を確保するのが難しくなるケースが多いでしょう。特に子育て世帯では、仕事と育児の両立が大きな課題となり、家事や育児の分担を巡るトラブルが発生しやすい面もあります。

助成金・補助金の対象外になる

収入が多いことで、国や自治体の支援制度の対象から外れるケースが増えます。そのため、高収入であっても、子どもの教育費や住宅ローンなどの出費がかさみ、実質的な負担感が増すこともあるでしょう。

「社会貢献すべき」という風潮

高収入であるがゆえに、税負担が重くなるだけでなく、企業内外での社会貢献活動や地域活動などに参加するよう期待されるところもあります。特に、大企業に勤めるパワーカップルの場合、ボランティア活動や企業のCSR(企業の社会的責任)活動への関与が求められることもあり、負担に感じることもあるでしょう。

最後に

近年、仕事と家庭を両立するための環境整備が進み、パワーカップルは着実に増加しています。特に、男女ともに働くことが当たり前となった若い世代では、仕事も家庭も大切にしながらキャリアを積んでいく意識が強くなっていますね。しかし、経済的な成功だけがすべてではなく、夫婦間の協力やライフスタイルの選択、将来への備えがより重要になるでしょう。

これからの時代、パワーカップルというライフスタイルがどのように進化していくのか。仕事・家庭・社会とのバランスを考えながら、個々の価値観に合った生き方を選ぶことが求められていますね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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