クローゼットでのシャツの保管方法
家庭のクローゼットでシャツを収納する際は、スペースに余裕を持たせることが大事になります。シャツを畳んで保管する場合、重ねすぎてしまうと下にあるシャツに圧力がかかり、折りジワがついてしまいます。畳む場合は、3〜4枚程度の少なめに重ねるよう心がけましょう。
また、ハンガー収納が可能なスペースがあるなら、シャツをハンガーにかけて保管することが理想です。シャツのボタンをすべて閉める必要はありませんが、襟元や胸元のボタンを一つだけ留めておくだけで、シャツの型崩れやシワを防ぐことができます。
日常的に着用頻度の高いシャツはハンガーで、シーズンオフのシャツは丁寧に畳んで収納するなど、使用頻度によって収納方法を分けるとシワの防止につながりますよ。
【目次】 [hide]
シワがついてしまったときの簡単な対処法
時間がない朝や出先でシャツのシワに気づいた場合、アイロンが手元にないと困ってしまいます。そんな時でも慌てる必要はありません。家庭や外出先でも手軽に実践できる、効果的なシワ取りのコツを具体的にお伝えしていきましょう。
アイロンなしでもシワを取る! スチームと湿気を活用
アイロンがない状況でも、スチームを利用するだけでシャツのシワは簡単に伸ばせます。浴室の蒸気を使った方法が特に便利です。シャツをハンガーにかけ、熱いシャワーを数分間出して浴室を蒸気で満たします。その後、シャワーを止め、シャツを浴室内に約10分ほど吊るします。蒸気の力で繊維が柔らかくなり、自然とシワが伸びていきます。

(c) Adobe Stock
シワ取りスプレーの使い方とおすすめアイテム
シワ取りスプレーは、アイロンがなくても手軽にシワを取れる便利なアイテムです。シャツをハンガーに吊るした状態で、シワが目立つ部分にスプレーを20cmほど離して軽く吹きかけます。その直後に、生地を手で軽く伸ばし、整えるように引っ張ります。あとは数分間乾燥させるだけでシワが改善されます。
シワ取りスプレーはドラッグストアやスーパーで手軽に購入できますが、携帯用のミニサイズもあり、外出先やオフィスでの使用にも便利です。成分に消臭剤が含まれているタイプを選ぶと、気になる臭い対策にもなり一石二鳥です。急な会議や人と会う約束があっても、安心して身だしなみを整えることができます。
最後に
シャツのシワ対策は、選び方・洗濯・干し方・たたみ方のちょっとした工夫で大きく変わります。忙しい日々の中でも、手間をかけずにキレイを保つ方法を取り入れて、清潔感のある着こなしを楽しんでください。
TOP画像/(c) Adobe Stock
あわせて読みたい