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BEAUTY ベースメイク

2024.02.16

【ファンデーションの塗り方】プロ直伝!ファンデの種類や崩れないコツを紹介

 

ヘア&メイク 佐伯エミーさん流!崩れないきちんと夏肌のつくり方

1:下地はパール粒2個分を使う

手のひらに下地を出した写真

下地のトーンアップ効果でくすみや薄いシミなどを飛ばしてキメを整えておくため、使用量の目安はパール粒(約8mm)2個分。この量で全顔に塗ります。(量が多すぎるのも崩れる原因になるので要注意!)

2:下地を全顔に塗ったら濡れスポンジでフィットさせる

指で下地を塗っている写真

下地を指のはらにとり、顔の内側から外側に向けて塗り広げます。頰・額・あご・鼻や目まわりなどパパッとスピーディに広げたら、濡れスポンジでトントンしてフィットさせます。濡れスポンジは、水を含ませるとふくらむ厚手タイプを使い、水気をしっかり絞ってから使うのがポイントです。スポンジでスタンプするイメージで肌に垂直にあて、全顔をトントンします。とくに崩れやすいTゾーンや小鼻、頰の内側、あごは丁寧に行い、下地がはがれないよう力の入れ過ぎにも注意しましょう。

スポンジを顔に当てている写真

3:ファンデーションはパール粒1個分を濡れスポンジでつける

ファンデーションをスポンジでつけている写真

下地で肌のアラを飛ばしているので、ファンデーションはパール粒(約8mm)1個分でOK。手の甲にパール粒1個分をとったら、下地で使った濡れスポンジでファンデーションを半分程度とり、毛穴やシミの悩みが多い頰の内側からトントンつけ、外側へ向けなじませます。残りのファンデーションをスポンジにとり、反対側の頰も同様に。スポンジに残ったファンデーションで鼻、額、あごの順につけ、フェイスラインや髪の生え際はサッとなじませる程度にします。

4:眉の上にコンシーラーを薄く塗る

眉の上に指でコンシーラーを塗っている写真

マスク着用時に意外と崩れやすいのが眉間や眉の上。マスクから出る呼気があたって蒸れやすく、ファンデーションがとれてしまうときちんと感を損なってしまいます。そこでファンデーションを塗った後、眉の上にコンシーラーを薄く塗るのがベター。眉間の上部分も少し塗ります。コンシーラーはファンデーションよりも硬く、カバー力があるので蒸れても落ちにくいんです。米粒1つ分程度のごく少量を眉間と眉の上に薄く塗ってなじませます。

▼濃いシミやクマが気になるときはこちらのテクニックをプラス!

5:ルースパウダーをブラシでつけてフィックスさせる

ルースパウダーをブラシでつけている写真

ルースパウダーは肌をサラッとさせるだけでなく、先につけたファンデーションやコンシーラーをしっかり固定させる効果もありますので、ベースメイクの最後にぜひ使いましょう。夏は軽やかでツヤ感のある仕上がりがマッチするので、大きめのブラシでつけるのがおすすめ。ルースパウダーをケースごと逆さまにして底を2〜3回トントンとたたいて蓋に粉を出したら、蓋の中でブラシを何度もクルクルして粉をまんべんなく含ませます。崩れやすいT ゾーン、頰の内側、フェイスラインなどにパッパッと払うようにしてブラシを動かして塗布。頬骨の高い位置は、ツヤをキープするためごく軽くつける程度でOKです。

【冬】のベースメイクが崩れる意外な落とし穴とは?

冬、ベースメイクが崩れる大きな原因は「乾燥」です。乾燥による肌のゴワつき、乾燥から肌を守るために皮脂が過剰分泌されることが崩れを招きます。「それなら下地をたっぷりつければ防げる?」と思いがちですが、ヘア&メイク 佐伯エミーさんによるとそれは逆効果なのだそう。

「下地はファンデとの密着性を高めて保湿する効果もありますが、たくさん使えばいいわけでなく、むしろ下地をつけ過ぎると崩れやすくなります。ベースメイクは、下地、ファンデーション、コンシーラー、パウダーを薄膜で重ねるのが美しく崩れにくい肌に仕上げる近道です。ファンデーションだけで肌悩みを塗り隠そうとすることも崩れの原因になりますし、厚塗り感が出るので避けましょう。シミやクマはコンシーラー、毛穴の開きやくすみは下地、と適材適所でアイテムを駆使することが大切です。仕上げのルースパウダーはファンデーションを密着させるために必要ですが、こすれやすい部分や崩れやすい部分のみでOKです。

そして大切なことが、もうひとつ。なにかを塗ったらその都度、しっかり密着させることです。ちょっとしたことで崩れにくさが格段にアップして美肌をキープできるのでぜひ試してみてください」

メイクをしたモデル写真

ヘア&メイク 佐伯エミーさんが実践!崩れにくいベースづくりのやり方

1:下地を指のはらで薄く塗り広げる

下地を指で塗っている写真
「下地は多すぎても少なすぎても崩れの原因に。5mm程度のパール粒を指にとり、指のはら(第2関節くらいまで)に広げてから塗布します。こうすると薄膜でムラなく塗れます。頰の内側から外側へと塗りのばし、そのあとに額、鼻、あご、目元にも塗ります。最後に乾いたスポンジで顔全体をトントンするとなじみがよくなり、余分な油分がオフできます」(佐伯さん)

2:コンシーラーでクマをカバーする

スポンジを目の下に当てている写真
「クマのカバーには、オレンジ系コンシーラーを使います。コンシーラーで整えたあとにファンデーションを重ねるとオレンジがなじんで自然に見えます。カバーするときは、クマよりも少し広めにコンシーラーをブラシでのせ、コンシーラーと肌の境目を乾いたスポンジでトントンとなじませます。境目以外の部分までスポンジを使うとコンシーラーがとれてクマが見えてしまうのでNGです。シミ部分はファンデーションのあとに目立つところだけ塗ります」(佐伯さん)

3:ファンデーションを水ありスポンジで塗る

ファンデーションをスポンジで塗っている写真
「冬は保湿力のあるクリームファンデーションに切り替えるのがおすすめですが、手持ちのファンデーションで保湿力を高めたいときはスクワランオイルなどを1滴混ぜると潤いとツヤがアップします。塗布するときは、水に濡らして軽く絞ったスポンジを使います。密着力が上がり、薄膜で均一に塗ることができます。ファンデーションを手の甲にとったら(クリームファンデーションの場合、全顔で小豆ひと粒大が目安)、スポンジに半分くらいとり、頰の内側から外側へ向けてトントンしながら塗り広げます。頰全体を塗ったら残りのファンデーションをスポンジにとり、額や鼻、あご、目元なども塗ります。マスクを着用すると目周りに視線が集まりやすくなるので、こめかみまでキレイに整えましょう。顔全体を塗り終えたら、スポンジでもう一度全体を軽くトントンとなじませます」(佐伯さん)

4:ブラシを使い、ルースパウダーを部分的につける

ルースパウダーをブラシでつけている写真
「ルースパウダーをつけるときは、大きめのブラシを使うとつき過ぎを防げます。ルースパウダーの蓋などに粉を出し、ブラシをクルクルと動かして粉をブラシの中まで含ませたら手の甲で軽くトントンとなじませてから使います。つける部分は額やフェイスライン、鼻などの崩れやすい部分、マスクで擦れやすい部分のみです。ふわっと粉をまとうようにつけます」(佐伯さん)

5:メイクの上からハンドプレス

頬に手を当てている写真
「ルースパウダーまでつけたあと、肌全体を軽くハンドプレスすると肌、下地、ファンデーション、ルースパウダーがしっかり密着して崩れにくくなりますし、粉っぽさのない美しい仕上がりになります。ハンドプレスするときは肌と垂直になるように手のひらを軽くあてるだけでOK。グッと押したり、横に動かすとヨレてしまうので気をつけて」(佐伯さん)

【プロ直伝】肌悩みを全方位カバーするファンデの塗り方

1:ピンク系の下地を顔全体に伸ばす

下地を指で顔に伸ばしている写真

まずはベースメイクの肝、下地から。下地はピンク系をセレクトします。必ず一度手の甲に取ってから肌へのせるのがポイント。指の腹を使って頬の広い面から順に塗り、その後おでこ、あごへと伸ばしていきましょう。

頬に手のひらを当てている写真

塗り終えたら両手のひらでプレスして、肌にフィックスさせます。塗る作業以上に大事な工程なので、ここは省かないで!

2:クッションファンデーションを塗る

パフでファンデーションを塗っている写真

ファンデーションはクッションファンデをチョイス。下地同様、頬から塗っていきましょう。ここでも一度手の甲を経由してから肌へのせます。パフはタップさせるイメージで塗り、間違ってもすべらせないで。

折りたたんだパフでファンデーションを塗っている写真

次にパフを折って、目の際など細かい部分、色ムラが気になる箇所に重ね塗りしていきます。必要な箇所のみの重ね塗りで、カバーしつつ素肌感をキープします。

生え際にパフでファンデーションをつけている写真

さらに生え際にもファンデーションをなじませましょう。ここの処置が甘いと突然〝仮面感〟が出てしまいます。ファンデーションは追加せず、ほぼついていない状態のパフで〝際の際〟までしっかりなじませましょう。

3:仕上げにパウダーファンデーションをのせる

スポンジでパウダーファンデーションをのせている写真

仕上げはパウダーファンデーションを使います。こちらもスポンジに取った後、手の甲で量の調整を行ってから顔へ。まずはおでこからのせていきます。クッションファンデーションとは違い、力まずすべらせるのがポイントです。

スポンジでパウダーファンデーションをフェイスラインにのせている写真

おでこ、頬と広い面を塗り終えたら、死角になりやすいフェイスラインまで抜かりなく塗りましょう。ここに粉をのせることで、マスク紐の摩擦による崩れも防ぐことができます。

スポンジで小鼻や目の周りにパウダーファンデーションをつけている写真

小鼻や目の周りはスポンジをタップするようにしてなじませましょう。これによりもちがアップします。

完成!

メイクをしたモデル写真

程よくカバーされた薄膜美肌が完成!

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