自分のペースで物事を考えられる
「資料をまとめるときに。どうしてもいろんな人の意見を聞きすぎて、結局まとまらなかったり、考えすぎてすごく時間かかってしまいます。人の声をシャットダウンして、自分のペースで進められたら、サクサクいきそうだけど…」(アパレル)
このように考えると、一定の範囲で他人の声を「スルーする」ことも、自己を守る手段の一つと言えるでしょう。スルーする能力や無関心を貫く鈍感力を持つことで、予想以上にストレスなく、楽しく生活できる可能性があるのかもしれません。
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【目次】
人間関係をもっと楽にするために
無関心な人を「ゆとり世代だから」とか「年齢の差」などの一因で簡単にラベル付けしてしまうと、関係の溝をさらに深くする恐れがあります。そんなとき、無関心な相手に対してどのように正しく対応すれば良いのでしょうか。
相手の感情を拾いながらコミュニケーションを
心理カウンセラーの吉野麻衣子さんは、無関心な相手との関係構築について次のように提案しています。「もし自分が先輩として強く出ることで、相手から遠ざかってしまうのを恐れるのであれば、先輩・後輩の関係性を一旦置き去りにして、まるで〝近所の優しいお姉さん〟のような立場で、相手を見守るような気持ちで接することをおすすめします。
相手が『うれしい』や『イヤ』といった感情を表現する言葉を使い始めたら、それらの単語や言葉を拾って感じていることに共感を示すような反応を返すことで、後輩も少しずつ自分に関心を持ってくれるようになるでしょう」
写真/©Shutterstock.com
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