・クレカを持つメリットとは?
・自分に合ったクレカの選び方
・クレカは複数を使い分ける?
・メインカードにおすすめのクレカならこれ!
・ポイントがたまりやすいクレカとは?
・女性におすすめのクレカ3選
・マイルをためたい人におすすめのクレカ
【目次】
クレカを持つメリットとは?
クレジットカードは、ネット通販や店舗など、さまざまな場所で利用できる決済手段です。クレカを持つことで得られるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?
クレカを利用せず、現金で支払いをする場合、ある程度の現金を持っておく必要があります。しかし、常にお財布の中身を気にして必要に応じてATMでお金を下ろす作業は、意外と手間がかかるものです。クレカならこのような手間をかけずにすみます。
現金の持ち合わせがないときに欲しいものが見つかっても、クレカがあればすぐに購入が可能です。クレカの利用代金は、毎月決められた日に銀行口座から引き落とされます。「残高不足で引き落としができない」といったことのないよう、銀行口座の残高には十分に注意しましょう。また、クレカは海外でも利用できます。海外旅行の際には、多額の現金を現地通貨に両替する手間が省けるのは便利です。
ポイントがたまってお得
クレカの多くは、利用金額に応じてポイントがたまるのが一般的です。ポイントのたまり方やたまったポイントの使い方は、クレカの種類によって異なります。商品や金券と引き換えたり、ポイントをお金に換算してショッピングに利用したりと、使い道はさまざまです。
家計管理が楽になる
家計管理が楽になるのも、クレカのメリットの一つです。クレカを利用すると利用明細が発行されます。昔は月に1回、紙の明細書が発行されていましたが、現在ではWEB明細が主流です。WEB明細では、クレカの利用状況をオンライン上で簡単に確認できます。利用するクレカをある程度まとめておけば、利用明細を家計簿代わりにすることも可能です。
自分に合ったクレカの選び方
クレカは多くのカード会社が提供しており、それぞれに特徴があります。数多くのクレカの中から自分に合ったものを選ぶには、どのような点をチェックすればよいのでしょうか?
ポイントの還元率を比較
クレカは、利用金額に応じてポイントが還元されます。ポイントの還元率はクレカの種類によって大きく異なるので、自分に合ったクレカを選ぶ際には、ポイントの還元率をしっかりと比較しましょう。また、同じクレカでも利用方法によってポイントの還元率が異なるケースがあります。特定の通販サイトや店舗で利用すると還元率がアップするクレカもあるため、自分がクレカをどのように利用するのかを考えた上で、最もお得になるクレカを選ぶのがおすすめです。
特典や付帯サービスをチェック
クレカを持っていることで、特典が得られるケースもあります。特定の店舗での買い物が割引になるクレカや、施設での優待が受けられるクレカなど、特典の内容もさまざまです。旅行保険が付帯しているクレカや、空港ラウンジ利用のサービスが受けられるクレカもあります。特典や付帯サービスをチェックするときは、自分がそれを活用できるかを考えるのがポイントです。
特典や付帯サービスが多くても自分があまり使わないものであれば、そのメリットを享受できません。特典や付帯サービスを比較して、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
セキュリティーがしっかりしているものを
クレカはキャッシュレス決済ができるため非常に便利ですが、不正利用されるリスクもあります。クレカを選ぶ際には、セキュリティーがしっかりしているものを選びましょう。近年は、スキミングなどによる不正利用を防止する目的で、クレカへのICチップの搭載が進められています。多くのカード会社が対応していますが、念のため「ICチップ搭載」と明記されているかをチェックしましょう。
また、クレカが利用された際にはメールが届いたりクレカに顔写真がついていたりと、カード会社によってさまざまなセキュリティー対策が取られています。各社の対策をしっかりと比較して選びましょう。
クレカは複数を使い分ける?
クレカにはさまざまな種類があるため、自分に合ったクレカを絞り切れないケースがあります。実は、クレカは1枚に絞るよりも、複数を使い分けた方がよりお得に活用できるのです。複数のクレカを持つときの使い分けの仕方や、クレカを複数持つメリットについて紹介します。
メイン・サブカードの考え方
クレカを複数持つといっても毎回使うカードを変えていては、ポイントもたまりづらくなってしまいます。クレカを複数持つときには、「メインカード」と「サブカード」に分けて考えましょう。
メインカードとはその名のとおり、さまざまな場面でメインに利用するクレカのことです。メインカードには「多くの店舗で利用できる」「ポイント還元率が高い」「ブランド力がある」クレカを選ぶと、効率よくポイントがためられます。そしてサブカードには、自分がよく利用する店舗やサービスで特典が受けやすいクレカを選ぶのがおすすめです。よく行くお店で割引が受けられるクレカや、付帯保険が充実しているクレカなどを選びましょう。メインカードとは違う国際ブランドを選ぶのもポイントです。
クレカを複数持つメリット
クレカにはそれぞれ特徴があり、強みや弱みがあります。例えば、「メインカードはポイント還元率は高いけれど、日常的に買い物するスーパーの特典が受けられない」といったことがあるかもしれません。そんなときに、メインカードでは受けられない特典が付いたサブカードを持っておけば、お得に利用できます。
また、メインカードとサブカードで違う国際ブランドを選ぶことで、利用できる店舗が広がるのも大きなメリットです。日本では使い勝手のよいブランドでも海外では利用できないケースもあるため、ブランドを分けておくことで海外でも利用できる範囲が広がります。
メインカードにおすすめのクレカならこれ!
メインカードには、どんなクレカを選べばよいのでしょうか?メインカードにおすすめのクレカを紹介します。
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国際ブランドが頼もしい「アメリカン・エキスプレス・カード」
「アメリカン・エキスプレス・カード」は、国際ブランドの中でもステータス性があり、海外でも利用しやすいクレカです。空港ラウンジを同伴者1名まで無料で使えるサービスや、手荷物無料宅配サービスなどの特典があるので、旅行する機会が多い人には特におすすめできます。利用金額100円につき1ポイント付与されますが、ポイントをためることでさまざまな商品やサービスと交換できるほか、提携航空会社のマイルへの移行も可能です。
ゴールドカードでは、国内外の約200店舗のレストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分のコース料理が無料になるサービスが受けられます。海外旅行傷害保険の自動付帯や航空便遅延補償なども充実していて安心です。
コストを抑えるなら「ヤフーカード」
年会費が永年無料で、クレカにかかるコストを抑えられるのが「ヤフーカード」です。
利用金額100円につきTポイントが1ポイント付与されます。Tカードとしても利用できるため、Tポイント提携店ではダブルでポイントをためることが可能です。PayPay残高チャージに使用できる唯一のクレカであることも、電子マネーユーザーにとっては大きなポイントとなります。月額490円(税抜)で付けられるプラチナ補償は、ヤフーカードで支払った商品にトラブルが起きた場合、補償金が支払われるサービスです。盗難・破損・インターネットでのトラブルなど、18種類に対応しています。
キャッシュレス決済ならヤフーカード|PayPay残高チャージ対応
最高クラスのポイント還元率「リクルートカード」
数あるクレカの中でも、ポイント還元率が高いのが「リクルートカード」です。年会費が永年無料な上、1.2%という高いポイント還元率を誇ります。また、リクルート関連サービスでの特典が多いのも特徴です。ホットペッパーグルメを利用して、ネット予約・来店すると、予約人数×50ポイントがプレゼントされます。オンライン通販「ポンパレモール」では、全品3%以上、中には20%のポイント還元商品があり、お得にネットショッピングを楽しめます。その他、電子マネーチャージでもポイントが付与される場合があるのもうれしいポイントです。国際ブランドの種類によって対象となる電子マネーは異なりますが、月間30000円までの利用分がポイント付与の対象となります。
ポイントがたまりやすいクレカとは?
クレカを利用するメリットの一つがポイント還元です。ポイントを効率よくためられる、おすすめのクレカを紹介します。
【クレジットカード】のポイント還元率が高いおすすめは?3種類を紹介 | Domani
通販は楽天派におすすめ「楽天カード」
通販で楽天市場をよく利用するなら「楽天カード」がイチオシです。楽天市場では通常1%の楽天スーパーポイントが付与されますが、決済に楽天カードを利用すると2%プラスされ、これだけで3%のポイントが付与されます。また、カードに楽天Edyの機能を付帯させることも可能です。楽天Edyへのチャージに楽天カードを利用すれば、200円につき1ポイント付与されます。
一般カードの年会費は永年無料、ゴールドカード・プレミアムカードは年会費がかかりますが比較的リーズナブルです。女性向けのクーポンが多数あるライフスタイル応援サービスや、女性向けの保険を充実させた「楽天PINKカード」など女性にうれしいソロ特典が揃っています。
楽天カード:お得なクレジットカード ポイントがザクザク!年会費無料
Amazon利用者には「オリコカード ザ ポイント」
Amazonをよく利用する人には「オリコカード ザ ポイント」がおすすめです。利用金額に応じて付与されるオリコポイントは、Amazonギフト券などに交換できます。通常のポイント還元率は1%で、入会後6カ月間のポイント還元率は2%です。5000ポイントまでの上限はありますが、この期間はポイントがたまりやすくなります。iDとQUICPayが搭載されているので、電子マネーユーザーにも使いやすいクレカです。
また、ゴールドカードの「オリコカード ザ ポイントプレミアム ゴールド」は、オリコモールの利用でさらに1%のポイントが加算されます。紛失・盗難保障はもちろん、海外旅行傷害保険の自動付帯やショッピングガードも付帯していて安心です。
Orico Card THE POINT(高還元率のオリコカード ザ ポイント)|クレジットカードのオリコ
誕生月はポイント3倍!「ライフカード」
「ライフカード」は、誕生月はポイントが3倍になるお得なクレカです。また、入会から1年間は常にポイントが1.5倍になるので、ポイントを効率よくためられます。ライフカードのポイントシステムの特徴は、利用金額に応じてポイント還元率が変わることです。通常は基本ポイント1倍(利用金額1000円につき1ポイント)ですが、年間50万円の利用で次年度のポイントが1.5倍、年間200万円以上の利用で次年度のポイントが2倍になります。
ポイントの有効期限が長いのもライフカードの特徴の一つです。クレカのポイントは有効期限が短いものもありますが、ライフカードは最長5年の期間があるので、ポイントをためやすく利用しやすいシステムです。
女性におすすめのクレカ3選
クレカの中には、女性を対象にしたものや、女性がお得に利用できるものもあります。数あるクレカの中から、女性におすすめのクレカを紹介しましょう。
カードデザイン重視の人に「JCB LINDA」
クレカのデザインはカード会社によって特徴がありますが、特にデザインを重視する女性におすすめしたいのが「JCB LINDA」です。写真家・映画監督である蜷川実花のファッションブランド「M/mika ninagawa」とコラボレーションしたデザインのクレカをはじめ、8種類のスタイリッシュなデザインを展開しています。
利用金額1000円に対して付与されるOki Dokiポイントは、1ポイントです。「LINDAボーナス制度」適用中は、クレカを利用すればするほどポイント還元率はアップします。貯まったポイントはさまざまな商品と交換できるほか、Amazonでのショッピングやマイルへの移行が可能です。また、JCB LINDAでは、選べる女性向け保険「お守リンダ」に加入できます。女性特定がんや、犯罪被害補償など自分に合ったプランを選びましょう。
付帯特典が手厚い「エポスカード」
「エポスカード」は、手厚い付帯特典が女性に人気のクレカです。利用金額200円につきポイントが付与されますが、支払い方法によって付与されるポイント数は異なります。支払い方法が「1回・2回・ボーナス払い」の場合は1ポイントで、支払い方法が「リボ払い・3回以上の分割払い」の場合は2ポイントです。
年4回実施される会員限定セール「マルイとマルオの7日間」でエポスカードを利用すると、期間中何度でも10%オフが適用されるため、非常にお得です。居酒屋やアミューズメント施設など、約10000店舗で割引などの優待が受けられるのもエポスカードの大きな特徴といえます。一般カードは年会費が永年無料です。しかしながら、海外旅行傷害保険など充実したサービスが付帯しています。ゴールドカードは年会費がかかりますが、年間50万円以上利用すると、翌年以降は永年無料です。
毎日のお買い物に便利「イオンカード」
日々の買い物でイオンを利用することが多いなら、「イオンカード」がおすすめです。イオンやマックスバリュでは毎月20・30日にお客様感謝デーが開催され、イオンカードで決済すると、5%の割引が受けられます。
利用金額200円に対して付与されるポイントは1ポイントです。毎月10日の「ときめきWポイントデー」には、2倍のポイントが付与されます。また、イオングループの対象店舗では、常にポイントが2倍です。
イオンカードにはさまざまな種類があります。中でも特におすすめなのが「イオンカードセレクト」です。WAONへのオートチャージ設定をすると、200円ごとに1WAONポイントがつくので、ポイントをダブルでためられます。
イオンカード 暮らしのマネーサイト : イオンでおトクなクレジットカード・銀行・保険のご案内
マイルをためたい人におすすめのクレカ
旅行好きの場合、ポイントよりもマイルをためたい人が多いのではないでしょうか?効率よくマイルがたまる、おすすめのクレカを紹介します。
ポイントの有効期限なし「SPGアメリカン・エキスプレス・カード」
ポイントの有効期限がなく、ゆっくりためられるのが「SPGアメリカン・エキスプレス・カード」です。利用金額100円ごとに3ポイント、Marriott Bonvo参加ホテルでの利用で6ポイントがたまります。たまったポイントはマイルに移行できますが、1回の手続きで60000ポイントごとに15000ポイントのボーナスがつくため、マイルへの交換が非常にお得です。
ゴールドカードになると、さらに特典が充実します。最高1億円の旅行傷害保険や手荷物無料宅配サービス・空港ラウンジの利用(同伴者1名まで無料)など、旅行を快適にする付帯サービスが満載です。
Suica利用でマイルをためる「JALカードSuica」
「JALカードSuica」は、JALカードにSuica機能を持たせたもので、Suicaを利用してためたポイントをマイルに移行できます。逆に、JALの搭乗でためたマイルをポイントに移行し、Suicaに入金することも可能です。オートチャージの設定もできるため、Suicaにチャージする手間もかかりません。通常のJALカードと同じく、旅行傷害保険・空港店舗での割引など、旅行の際に活用できるサービスも付帯しています。
マイルが貯まるカードおすすめ3選|基本知識と注意点も押さえよう | Domani
陸マイラーに人気「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」
「ANA To Me CARD PASMO JCB」は東京メトロとANAが連携して発行する、陸マイラーに人気のクレカです。PASMO機能が搭載されており、東京メトロを利用するとメトロポイントがたまります。ショッピングなどの利用ではOki Dokiポイントがたまり、それぞれANAマイルに移行可能です。Oki Dokiポイントは自動でマイルに移行するコースと、好きなタイミングでマイルに移行できるコースのどちらかを選択できます。
ソラチカカードを使用して東京メトロの定期券を購入した場合、メトロポイントとOki Dokiポイントをダブルでためることが可能です。裏面に定期券を搭載できるため、カードが複数になるわずらわしさもありません。
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード):To Me CARDのラインナップ|東京メトロ To Me CARD
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