生で食べて免疫力アップ! 煮ておけばお菓子に料理にアレンジ自在!
とにかく免疫力を上げたい、と願わずにいられない今日この頃…。身体を元気にしてくれる食材はたくさんありますが、今回は例年、風邪やインフルエンザにかからないために、私が作っている金柑を使ったレシピを紹介したいと思います。金柑はビタミンC、食物繊維など体にいい成分が実に豊富! 特に金柑に含まれるβ-クリプトキサンチンという成分は、体内の免疫細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させてくれるらしいんです。それにより、風邪やインフルエンザ、癌などの予防に効果が認められているそう。
▲丸ごと食べられる唯一の柑橘類と言われる金柑。冬の間から3月下旬頃が旬。
このβ-クリプトキサンチンは生で食べた方が体内で摂取されやすい(加熱すると効果が薄れるそう)という話なので、ちょっと話はこの連載のテーマであるスイーツからそれますが、、我が家では生でもよく食べます。皮の渋みが強いと感じる人におすすめなのが、マリネやサラダに加えること。
▲カブと金柑のマリネ。カブと刻んだ葉はそれぞれスライス、みじん切りにして塩もみに。金柑はスライスしておきます。水気を切ったカブと葉、金柑をそれぞれボールにいれて混ぜ合わせ、お酢と砂糖とオリーブオイル(2:1:1の割合)を加えて和えるだけ! 柚の風味が効いた浅漬け感覚で食べられるので、サラダや小鉢、箸安め感覚で作っています。その他、柑橘類やイチゴなど好きなフルーツにスライスした金柑を加え、ヨーグルトをかけたフルーツサラダも子供に食べやすくおすすめです。
それから、金柑のコンポートもたくさん作ります。金柑をよく洗ってから、下から上に細かい包丁目を入れて、楊枝などで中の種を出した後、被るくらいの水と砂糖を適量(およそ水と砂糖の対比は3:1)加えて、落としぶたをしてことこと煮ます。
崩れやすいので、形をキープしたい場合は、弱火でコトコトにて柔らかくなったら火を止めます。冷めていくときにゆっくり火が入っていくので、煮すぎに注意!
これをシロップと果実を一緒にグラスに入れて、お湯を注げば爽やかな甘さが魅力の金柑茶ができます。それから、刻んだり、スライスして焼き菓子に加えたり、蜂蜜がわりにヨーグルトにかけたり、豚をローストした際のソースに使ったり…と汎用性は抜群!
次回は金柑などの柑橘類のコンポートを使ったフルーツケーキを紹介する予定です。引き続き、しばらく自宅で過ごす時間が増えそうです。自宅でゆっくり過ごしながら、強い体作りに励みたいものですね。
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